2007/12/31

バックライト切れ

昨晩、愛機ThinkPad X23を使用中に、ブツッという音がして、画面の輝度が劇的に下がった。
よくよく画面に目を凝らすと、わずかに表示が出ているのが分かる。
すぐに液晶のバックライトが切れたことに気付いたが、対策が思い浮かばない。
その後、恐る恐る電源を入れてみると、なぜか復活していた。
中古で購入して3年足らずだが、その間ほとんど休みなく使用していたので、寿命かもしれない。
とりあえず昨日、中古のX20が\6980で売られていたのを見かけていたので、パーツ取りに購入しようと朝イチで行ってみたが、すでに売れてしまっていた。

そこで再発に備えて、調べたことをいくつか。
1.バックライト切れは冷陰極管のタマ切れか、インバータの故障によって起こる。
2.まず冷陰極管を交換し、それで駄目ならインバータの修理か交換になる。
3.マニュアルにはそこまでの分解手順は載っていない。
4.冷陰極管は1本1000円以下で販売されているが、インバータが故障した場合はLenovoから部品を購入するのがいい。

バックライトがだめになる直前の、液晶が赤くなるという現象は見られなかったので、もしかすると冷陰極管の経年劣化ではないかもしれない。
ヤフオクとかで上半身だけ手に入れて、パネルごと交換するのが安全かもしれない。

2007/12/27

Skype間通信

最近、PCの接続環境が変わり、LANの外部からのアクセスはVPNを通したもの以外は全て排除するようになった。
おかげでSlingBoxのストリーミングも見ることが出来ない。
が、Skypeは使える。
特にVPNなんぞ意識していないのに使える。
SkypeはいわゆるP2Pだから、各PC間同士の通信を通信網に広げるやり方だが、外部とやりとり出来る理由にはならない。
これは一体どういうことなのか。

そこで調べてみると、@ITにこんな記事を発見した。
これによるとSkypeの通信は完全なP2Pではなく、スーパーノードに内部からアクセスさせることで、ファイヤーウォールを超えているようだ。

ちなみにリンクについてだが、@ITは特に許可等は要らない。
トップページを推奨するとだけ書かれている。
ITMediaに関しては、ITMediaの名前を明記すればいいようだ。

2007/12/26

著作権考

全くの素人なのだが、MIAUのメーリングリストを読んだり、ITMediaの記事を読んだりして、情報を収集している。
最近、文化庁の委員会ではダウンロードの違法化を認める方向でまとまったようだ。
ソースはITMediaだとこちらとかこちら
まだ直接は法制化にはつながらないが、大多数のユーザーがパブリックコメントで反対しているにもかかわらず違法化を認めるということになると、政府としても法制化しようとしているのだろう。
権利者団体の見方だというわけだ。

この辺の議論にはたくさん疑問があるのだが、一番疑問なのは、何で今のシステムを守らなくてはいけないのか、という点だ。
テレビ業界やら音楽産業やらが衰退することを懸念する声があるようだが、何で衰退してはいけないのか。
新しい技術が出てくると、それまでの技術が淘汰されるのは自然な流れだ。
液晶ディスプレイは今や完全にCRTを淘汰したと言っていいだろうが、それは液晶の技術の進歩によるものだ。
専門に作るメーカーは撤退を余儀なくされただろうが、これによる損失を国家が補填してはくれなかっただろう。
テレビ産業やら出版産業、音楽産業も同様であるべきだ。
新しい技術によって淘汰されるのなら、それは仕方が無いのだ。
既得権益を守ろうとするのはいいが、法律でやるのはいただけない。
国民全体から見て、それでプラスなのか。

BBCはネットでの配信を始めている。
Radioheadは自分たちのアルバムを、消費者が価格を決めるというスタイルでネットで配信した。
新しい技術によって、自分たちのあり方を模索する動きが出てきている。
そっちのほうが建設的だと思う。

2007/12/17

calのオプション

calでカレンダーを参照できることはすでに述べた。
calのオプションはmanで確認できる。
使用頻度が高そうなのは、-yと-3だ。
-yは12か月分、-3はその月と前後1ヶ月のカレンダーが出る。
さらに引数を取ることが出来て、年と月が指定できる。
例えば、2007年1月の前後3ヶ月のカレンダーを見たいときは、

$ cal -3 1 2007

と打てばいい。
引数は月年の順番になる。
この年の引数は1から9999まで取ることが出来る。

2007/12/11

カレンダー

今日が何月何日の何曜日かは、設定にもよるが、PCを見れば一目瞭然だ。
画面内にあるバーに時間や日付が出ていたりする。
しかしそれとは別に、来週の金曜日は何日か、とか25日って何曜日だっけというような、カレンダーを見たくなるときがある。

これには実際のカレンダーが近くにあれば、それを見ればいいし、Sunbirdでもいいし、グループウェアでもいいのだが、もっと簡単な方法を載せておく。
LinuxとかCygwinのコンソールで、

$ cal

と打てばいい。
するとその月のカレンダーが曜日込みで表示される。

2007/12/06

誰でも割

auの料金プラン、「誰でも割」で「年割」よりかなり安くなることを発見したが、「誰でも割」には制限がついていたことを知った。
2年間使用し続けることというのがその条件で、契約は2年ごとに自動更新されていく。

これを破棄するには、9500円を支払う必要がある。
ただ、いずれにしても月1000円安くなり、そうなると10ヶ月で破棄手数料分は浮くので、実質1年も使えば最終的には安くなる。
これは当然だが、ナンバーポータビリティに対抗する、囲い込みだろう。
しかし「誰でも割」は誰でも受けられるわけで、これが6年目の「年割」より安くなるというのには、いささか疑問を感じる。

コース変更は端末から暗証番号を打ち込めば、非常に手軽に出来ることも分かった。
とりあえず「年割」を「誰でも割」に変更しておいた。
今月中に最適なコースに変更する予定。

2007/12/05

au料金プランに関して

携帯を持つようになってから、これまでのところ、ずっとauだ。
auが家から近かったし、学割が大きかったし、実家がKDDIだったのでそのつながりもあった。
しかし携帯各社の料金プランは非常に分かりづらい。
明細を見ても、基本料金と割引がごちゃごちゃと書かれているだけで、どこからその数字が出てきているのかがさっぱり分からない。

そんなこんなですっかりプランを放置していたが、このたびauのau料金クリニックというのを発見した。
自分の携帯からプランを調べ、割引のコースを確認して入力してみる。
すると現在の、プランSSで家族割、年割、ダブル定額という組み合わせは、安くないことが分かった。
年割というのが致命的で、これを誰でも割に切り替えると1000円以上安くなる。
入力した一月あたりの通話時間は結構いい加減だったのだが、それでも何通りか試してみると、違いがはっきりと分かる。
もう6年目だというので年割をそのまま使っていて、それがもっとも安くなると勝手に勘違いしていた。

それと当たり前だが、通話時間が長くなればなるほど、基本料金の高いプランが安くなる。
自分の状況だと、10min/週だとそのままのSS、20min/週だとプランS、30min/週だとプランMが最安だ。
それとダブル定額ではなくて、ダブル定額ライトのほうが、自分の使用に適していることも判明した。
もう一度携帯プランをじっくり見直したほうがいいようだ。

2007/12/04

Sunbird

Sunbirdというのは、Mozillaが出している、カレンダーアプリだ。
Googleカレンダーとかと同じく、スケジュール管理のためのソフト。
もちろんフリーで、Win版、Mac版、Linux版と出ているが、残念ながらいまのところ、日本語版が出ていない。
ただソフトが英語版であっても、簡単に日本語の予定が書き込めるので、そんなに大きな問題にはならない。
TaskとEventを分けたり出来るのはいいし、Repeatにチェックを入れることで、毎週の予定等も簡単に設定可能だ。
カレンダーとして、基本的な機能は抑えている。
Linux版を使ってみたが、解凍すれば使えるのでインストールの手間も無い。
それとローカルで使うというのがいい。
日常的に外に出る人は、オンラインのアプリでないのは選択肢に入らないと思うが、逆にオフィスワーカにとっては、いちいちログインする手間が省けるのは非常に楽だと思う。

ただどうしても気になる点が2つ。
日をまたいでの予定がうまく記入できないのが1つ目。
例えば金曜の20:00から月曜の9:00までサーバがストップするとして、これを登録すると、土曜日の欄にも20:00という表記が出てしまう。
これは良くない。
本来毎日のRepeatでこうなるように実装すべきだ。
この表記だと土曜日は終日ストップしているという風に受け取れない。
視覚的に分かりやすくするには、帯状の表示だろう。

2つ目は開始時刻と終了時刻の2つを必ず記入しないといけないところ。
どっちかを記入すれば、残りを空欄にして記入できてほしいが、そうならない。
締め切り等、1つだけの時間を書き込みたいときは結構ある。

後は要望だが、予定登録の色を個別に変更可能にするか、あるいはアイコンとかを表示するようにして欲しい。
そうすることで異なった種類の予定、例えばサッカー日本代表戦と会議の予定が一目で区別できる。
あるいはその予定が仮なのか、本決定なのかも区別しやすい。
いちいちそのためにCalenderを作るのは非常に面倒だ。
これはGoogleカレンダーのときもそう思った。

2007/11/24

AVG Anti-Virus Free Edition

自宅で使っているFMVに入れているウイルス対策ソフトだけど、ハワイ帰国後AVGに切り替えた。
AVG Anti-Virus Free Editionは軽いし、自動アップデートするし、日本語化もされていて、しかもタダってのがいい。
これまでのところ、Antivir Personal Editionを使用していたが、手動アップデートが面倒で止めてしまった。
AVGは自動アップデートの際に、無線LANのアプリを止めたりしないし、ライセンスも特に期限で切ってこないし、広告の表示も無いし、日本語HPもある。
avastもライセンス更新あるし、フリーのウイルス対策ソフトの中ではAVGはかなりいいと思う。

2007/11/14

GV-MPEG2/PCIでスナップショットを取るには

前回のエントリ、GV-MPEG2/PCIでスナップショットが取れないの問題解決。
原因はオーバーレイ。
このオーバーレイというのは、いわゆる動画プレイヤーで使っている技術。
PCの表示の上に小さなウィンドウを出したりする場合、下の描画の上に描画をしないといけない。
このときにオーバーレイを使うようだ。
つまりMPEG Creatorを立ち上げると、それにオーバーレイが使われる。
が、このオーバーレイが使われている場合、GV-MPEG2/PCIでスナップショットを取り込めないということが起こる。
動画はOKなのだが、スナップショットに限ってそうなる。

これを解決するには、別の何かのソフトでオーバーレイを使ってしまえばいい。
例えばWindows Media Player。
ここで要注意なのは、Media Playerを立ち上げただけでは駄目だということ。
何か動画を再生しないとオーバーレイが使われないためだ。
2つ目以降のソフトにはオーバーレイが使われなくなるので、そこでMPEG Creatorを立ち上げればいい。

一度動画再生してしまうと、MPEG Creatorであっけなくスナップショットが取れた。
が、画質はいまいち。
動画の画質と比べて、かなり汚い。
動画を撮って、そのスナップショットを撮ったほうが断然きれいだ。
ということで、実用性は薄いが、ちゃんと撮れることがわかって良かった。

2007/11/11

GV-MPEG2/PCIでスナップショットが取れない

GV-MPEG2/PCIを導入したはいいのだが、なぜかスナップショットが取れない。
正確には取れても真っ黒で、何も写っていない。
動画として取り込むことは出来ている。
動画として取り込んだ後、GOM Playerとかでスナップショットにすればいいんだけど、面倒だし気持ち悪い。
何とかしたい。

2007/11/09

Jane Style

Janeから派生した2chの専ブラ、Jane Style。
今まで2chもFirefoxで見ていたが、最近導入してみた。
ちなみに2chに負担をかけないためには、専ブラのほうがいいようだ。
掲示板はdatファイルになっており、普通のブラウザだとそれをHTMLで読み込むときに負荷が発生する。
一方で専ブラはdatのまま読み込めるので、負荷が小さい。

Jane Styleだが、機能がたくさんあるようで、全部を把握しきれていないが、結構使いやすい。
それとインストールはzipを解凍すればいいというのもいいし、アップデートも簡単だ。

目に付いた不満点は2つ。
1つ目は検索機能がヘボいこと。
自分はスレッドのタイトルで検索することが多いので、板を検索する手間を省きたい。
それともう1つは、タブを消すためのボタンがそれぞれのタブに付いていないこと。
ここは昔のFirefoxでも不満な点だった。

2007/10/29

GV-MPEG2/PCI

このところ、ビデオキャプチャカードが気になっていた。
だからといって注目を集める、Monster XとかPV4が欲しいわけでもなく。
ハイビジョン画像をキャプチャしてもな。
ThinkPad X23だと間違いなくコマ落ちして、動画鑑賞どころじゃない。
ハイビジョンをキャプチャする目的っていうのは、いくつかあると思うわけだが、自分としては他のPCで見れないなら意味は薄い。
家のPCで見るなら、家のプラズマで見ればいいのだ。
録画保存してもあまり見ないし。
ということでGV-MPEG2/PCIを購入。
1980円也。
MPEG2でハードウェア圧縮する、キャプチャカードだそうで、若干の画質劣化がある。

こいつをFMVにインストールした。
スリムPCでLANとUSB2.0のカードでPCIが埋まっていたのだが、NICは無線LANをPCカードで刺しているので取り外し。
次いで上記のリンクからドライバを落としてくる。
さらにコントロールパネルでハードウェアの削除をしてNICを削除し、カード入れ替え。
この削除を忘れていて、何度か青画面を見る羽目になった。
GV-MPEG2/PCIはサイズが大きかったが、FMVに格納できた。
後はドライバを指定し、Readmeに従えばいい。

早速XBOXの画像を入力してみると、あっさりと表示された。
これでキャプチャができるようになった。
しかしこのカードで入力したままゲームをしてみると、タイムラグが発生した。
格闘とかスポーツ系だとそのままプレイするのは無理だと思えた。
ゆっくりしたゲームとかムービー、静止画のキャプチャに使うのがよさそうだ。

2007/10/24

Super RAIDENが壊れた

SEIKO製目覚まし時計「Super RAIDEN」はベルを2つ備える大型の目覚まし時計。
大学生の頃、朝は自分で起きると決めて購入、以来5年以上に渡って働いてくれた。
こいつのアラームはかなりの大音量で、家人はおろか隣家にも聞こえるという、すさまじいものだ。
さらに電子音ではなくベルなので、一発で飛び起きる。
周囲の人間に迷惑だという意識がそれを助ける。

このSuper RAIDEN、しばらく前からやや不調だったが、最近になってアラームが全く鳴らなくなってしまった。
このままでは朝起きるのに支障があるので、修理を決意。
ここを参考に分解してみた。
簡単に手順を書いてみる。

1.まず裏の時刻調整つまみを引っこ抜く。
2.裏面4箇所のネジを緩める。

これでOKだ。
が、上記のURLのように、スヌーズボタンが押されっぱなしだったわけではないことを確認。
コードのハンダが取れていたわけでもなければ、何もおかしな箇所が見当たらない。

素人がお手軽に直せるもんではないと判断し、メーカーサポートに連絡。
修理代3500円、返送代1000円の計4500円代引き払い。
もうSuper RAIDENは生産していないし、別に高いとも思わないので送付して修理することにした。

2007/10/22

pLaTeXで長い表を扱う

TeXで表を書くときはtableを使う。
が、長くなるとこれでは駄目になる。
表は文字として扱われるらしく、勝手にページがかわったりせずにどこまでも伸びていく。
具体的にどうなるかというと、ページの一番下まで伸びていき、そこで切れてしまう。
表をどこまでも幅広くすると、やがて紙面の右端を超えていくのと同じだ。
こういうのを回避して、表でページをまたぐにはlongtableを使えばいい。

\begin{longtable}
表の中身
\end{longtable}

ただしlongtableを使うにはあらかじめそれを宣言する必要がある。
\begin{document}の前に下記の1行を追加すればいい。

\usepackage{longtable}

2007/10/18

GIMPとgsとpLaTeX

pLaTeXで画像を扱うにはepsを使うのが一般的だが、eps形式というのはデフォルトでWindowsでは読めない。
そこでeps画像を作ったり、読んだりするためにGIMP 2をインストールした。
参考にしたのはここ
ちなみにIrfanViewでもプラグインがあると読めるようだ。

まず上記のページからGTK+2とGIMPの最新版を落としてくる。
が、これだけではepsは読めない。
TipsのGIMPでEPSやPDFを開くにあるように、Ghostscriptが必要だ。
これを落としてきてインストールする。

最後に環境変数を設定する。
gswin32.cをGIMPのフォルダにコピーするという方法もあるが、これだとGIMPでしかepsを扱えないままだ。
自分のモチベーションはpLaTeXでepsを使うということなので、これでは駄目。

設定する環境変数はPATH。
要はgsにパスを通してやればいいわけだ。
PATHにC:\gs\gs8.54\bin;C:\gs\gs8.54\libを追加し再起動したところ、dvipdfmxでepsを読み込んで、pdfを作ることができるようになった。

それとPythonでROOTを使うに関して。
CygwinだとCドライブを/cygdrive/c/と認識しているし、Cygwin内で環境変数を設定していたりする。
一方でWindowsとして設定している環境変数もちゃんとあって、それはCドライブは当たり前にC:となっている。
そしてROOTはCygwinから呼んでいるが、実際にはCygwinとは完全に独立になっている。
なのでWindowsで環境変数ROOTSYSも設定している。
そこらへんにうまくいかない理由があるようだ。

2007/10/17

PythonでROOTを使う

ROOTのコマンドはC++だし、マクロもC++で書くのだが、そういったものをPythonで書くことが可能だ。
PyROOTというもののようだが、何をもってPyROOTというのかは不明。
設定はここを参考にした。
やってみた環境はFC5+Python 2.4+ROOT 5.12。

まず単純に

export PYTHONPATH=$PYTHONPATH:$LD_LIBRARY_PATH

という1行を.bashrcに追加してみた。
ところがlibCore.soというのがない、というエラーが出てうまく行かない。
importの途中でエラーが出る。

この問題はすでにROOTのバグとして、ここに報告されている。
ついでに解決法も示されている。

libCore.soはPythonのモジュールでないので、sysでは読み込まない。
したがって、LD_LIBRARY_PATHに$ROOTSYS/libを加えればいい。
ちなみに$ROOTSYS/libにはROOT.pycがある。
具体的には以下の2行を.bashrcに追加すればいい。

export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:$ROOTSYS/lib
export PYTHONPATH=$PYTHONPATH:$LD_LIBRARY_PATH

なおWindowsのROOTとPythonは.bashrcを直しても効果がない。
importでエラーが出てしまう。
libPyROOTを読み込めない。
上と同じように直してみたが、さっぱりうまく行かない。
こちらはROOT.pyを変えればうまく行くようだ。

2007/10/16

Python備忘録その2

5.例外処理について
関数定義の後、tryっていうのを入れればいい。
あとはexceptでエラーの種類を書くようにする。
具体的に書くと、hogeっていう関数の中でsyntax errorの例外処理をする場合、次のようになる。
なおインデントを入れていないことに注意、念のため。

def hoge:
try:
(プログラム本体)
except SyntaxError:
print 'Syntax Error!'

6.OSモジュール
osモジュールというのがある。
便利なので紹介。
これを使うにはまずインポートしておく必要がある。
任意のディレクトリのすべてのファイルやディレクトリについて処理をしたり、OSのコマンドをそのまま使えたりする。
たとえばカレントディレクトリを舐めるには次のようにすればいい。

import os
for dirpath,dirnames,filenames in os.walk("./"):

これでdirpathにはディレクトリのパスが、dirnamesには存在するディレクトリが、filenamesには存在するファイル名が入るので、それぞれについて任意の処理が可能だ。
OSのコマンドを使うには、osモジュールのsystemを使う。
temp.datをhoge.datにしたい場合は以下。

import os
os.system('mv temp.dat hoge.dat')

ちなみにこのosモジュールの使い方は、備忘録その1の4.に記載した書式に順じている。

7.クラスの定義
クラスの定義は関数と同じ。
簡単。

class hoge:

2007/10/09

Python備忘録その1

Pythonを勉強中。
覚えたことを何点か。

1.関数の定義はdefを使う。
hogeという関数でaを引数に取るとすると、

def hoge(a):

となる。
:がつくと、その後はインデントを増やす必要がある。

2.引数の数が分からないときは、*を用いる。
上の例だと、

def hoge(*a):

になる。
*aには任意の数の引数がタプルとして入る。

3.任意の数のキーワード引数をとる場合、**を用いる。
上の例だと

def hoge(**a):

のようになる。
**aには引数とキーワードのペアが辞書として入る。

4.hoge.pyの使い方
Pythonでプログラムを書くとき、長いと対話式が面倒になってくる。
そういうときはhoge.pyに書いて、それをインポートすればいい。

>>>import hoge

これでOK。
この中のhoge2という関数を使いたければ、

>>>hoge.hoge2()

とか打てばいい。

2007/10/05

Linuxで7zipを解凍する

あまり使用される頻度は高くないが、7zipという圧縮形式がある。
この形式はrar形式と同様に、Windows起源なので、Linuxでは解凍できない。
ちなみに余談だが、Lhaplusでも7zipを解凍できない。
何とかしてほしい。

Linuxで7zipを解凍できるようにするには、p7zipというパッケージを取ってくればいい。
ソースとバイナリがこことかここで配布されている。
ここからbz2形式を落としてきて解凍。
ちなみにbz2形式の解凍の仕方は以下。

$ tar jxf p7zip_4.55_x86_linux_bin.tar.bz2

これでできたディレクトリに移動し、rootになってから、

# ./install.sh

とやればいいだけだ。
これでLinuxでも7zipが解凍できるようになる。

ちなみに解凍にはxオプションが必要になる。
例えばhoge.7zを解凍するなら、以下のようになる。

$ 7z x hoge.7z

ちなみにeというオプションでも解凍できるようだが、動作がちょっと違うようだ。
他にもオプションがあるかもしれないが、解凍だけならxだけ知っていればOK。

2007/10/01

pLaTeXの設定

HDD交換後、初めてpLaTeXで文書を作成したらエラーが出た。
I can't find the format file 'platex.fmt'!

そこでエラーメッセージで検索。
ここに行き当たった。
デスクトップを検索したら、platex.fmtなるファイルはいらっしゃる。
そこでcygwinを立ち上げて、環境変数を見る。
TEXMFが.bashrcで指定されていたのでそれを修正。
最近は指定しないようだ。
昔のcygwinで使っていた.bashrcを流用したので、こんなことになっている。
が、これを修正しても直らない。
さらにTEMPとTMPが存在しないディレクトリを指定していたので修正したところ、platex.fmtを発見するようになってくれた。

これで大丈夫かと思いきや、またもエラー。
I can't find the format file 'jsarticle.cls'!
同じようにデスクトップを検索したら、今度はjsarticle.clsは存在しなかった。
そこで最新版のjsarticle.clsをここから落としてくる。
自分の環境ではpLaTeX用のフォルダはC:\cygwin\usr\local\share\texmf\tex\platexなので、ここにjsというフォルダを作って、解凍した中身をコピー。

これでpLaTeXが使えるようになった。

2007/09/29

FMV C5/80Lベンチマーク

調子に乗って、FMVでもベンチマークをやってみた。
FMVのスペックは次のとおり。
ちなみにデフォルトではメモリは64MBだが、256MBx2=512MBにしてある。

CPU:Pentium-III 800MHz
Mem:512MB
HDD:ST330621A 30GB 5400RPM 1M

これでスーパーπの104万桁の数値が3:44。
遅い。
X23との差で一番効いているのは、HDDのバッファサイズだろうか。
こちらは思っていた以上に遅くてしょんぼり。

2007/09/27

X23ベンチマーク

スーパーπというベンチマークがある。
円周率を計算させるベンチマークだ。
CPU、メモリ、HDDの性能がキモらしい。
ここで配っていて、落としてきたのを解凍すれば、それですぐに使える。

ふと思い立ったので、ThinkPad X23でやってみた。
スペックは下記。

CPU:Mobile Pentium-III 866MHz
Mem:640MB
HDD:HTS541616J9AT00 160GB 5400RPM 8M

これで104万桁の計算が2:22。
他の人の記録とCPUを比べるとやや早いようだ。
おそらくHDDを新しくしたことが効いているのだろう。

2007/09/21

Lhaplusアップデート

Lhaplusにバッファオーバーフローの脆弱性が報告されている。
ARJ形式という、今回の件で初めて知った形式のファイルについて、解凍の際に問題があるようだ。
公式サイトで1.55にアップデートするためのアップデータが配布されている。

WinRARは振る舞いが気に入らないので、圧縮解凍は常にLhaplus。
常に解凍するソフトが脆弱性を抱えているのはまずいので、すぐにアップデート。

2007/09/20

PATHの設定

.bashrcの設定中、うっかりPATHの設定から"$PATH"の表記を取ってしまった。
さらにそれをそのまま読み込んでしまったので、もうありとあらゆるところにパスが通っていないという状態になった。
もとに戻そうにもemacsやviはおろか、lsやらmv、rmさえ使えない始末。
使えたのはexitとかcdくらい。
scpでリモートで.bashrcを送ろうとしても受け取らないし、出来たとしてもsourceで読み込むことが出来ない。

これを解決するには、exportを使う。
exportはbashに実装されているので、こうなってもexportは使えるのだ。

$ export PATH=/bin:/usr/bin

とか打つと、それでPATHの変数を変更できる。
これでlsやらmv、sourceが復活するので、.bashrcを元に戻し、読み込めばいい。

2007/09/19

CPU-Z

CPU-Zというのは結構有名な、システムのハードウェア情報を教えてくれるソフト。
CPU、マザーボード、メモリと機種名とかそんなのが表示される。
公式ページは英語で、CPU-Zも英語表示だが、日本語化パッチもある。

zip形式で配られているので、これを落としてきて解凍し、実行ファイルを走らせるだけでいい。
インストーラなどは無し。
非常に簡単だ。

ThinkPad X23でこれを使ってみたところ、メモリは640MBと認識されていたが、スロットは1つしか使っていないことになっていた。
スロット2はemptyだ。
オンボードはスロットではないということか。

ThinkPadのメモリ上限

X23のメモリの搭載可能な上限は640MBで、現在そこまで積んでいる。
Lenovoのページを見てもそのように記載されている。
このメモリの上限はどこから来るのか。

チップセットはi830MPというもので、搭載可能なメモリは1GBである。
BIOSはよく分からないのだが、640MBという中途半端なところで切る理由が無さそうだ。
そこで推察するに、この640MBの壁を作っているのは、オンボードメモリであろう。
オンボードに搭載されているメモリが128MBであり、これはスロットになっていないので、簡単に外すことができないようになっている。
これとPC133 SDRAMのメモリが512MBまでしかないので、128+512=640となる。

ここを見るとオンボードのメモリを取っちゃってる人もいるので、出来ないことではないかもしれないが、非常にリスクを伴う。
オンボードのメモリの交換を考えるなら、買い替えが現実的だ。

2007/09/13

EdMaxバージョンダウン

EdMax起動時のGet Edcom Infoのウィンドウがあんまりにも鬱陶しいので、何とかする方法を模索。
2chの掲示板を覗いてみると、新機能要らない人は皆、バージョンアップしないか、入れても元に戻しているようだ。

そこで自分も元に戻すことにした。
旧Ver.は今日の時点ではVectorにある。
実行ファイルを落としてきて、上書きの確認ではいを3回押すと終わりだ。
久々のバージョンアップは歓迎すべきニュースなので、今後は余計なウィンドウが出ないバージョン希望。

2007/09/12

EdMaxバージョンアップ

紙copi LiteのところでEdMaxについて触れたが、ふと公式ページを見たら、2年振りにフリー版がバージョンアップしていた。
そこで早速DLしてきて入れてみた。
落としてきて、実行ファイルを動かし、EdMaxのインストールされたフォルダを指定すると一瞬で終わる。

前と比べて変わったのはSSLに対応したことと、エドファイル便というのが利用可能になったこと、起動時にGet Edcom Infoというウィンドウが立ち上がるようになったことだ。
エドファイル便というのは、添付には大きすぎるようなファイルをアップしておける、アップローダ機能だ。
ファイルの大きさは100MB以下であることが条件で、5日間保管してくれる。
起動時に出るウィンドウは正直、かなり鬱陶しい。
題目どおり、EdMaxに関するInfoが載っている。
メーラにSSLは必要だと思うのだが、それ以外は機能としてはいらないので、旧Ver.を使うのもありかもしれない。
ウィンドウが出るのをどう思うかだ。

紙copi Lite

ちょっとしたメモとかを取ったりするのに便利だったソフト、紙copi Lite。
今のノートの前のHDDがクラッシュする前までは、入れて使っていた。
問題点としてはディレクトリの構造が1層までで、それ以上深くできないということぐらいか。

が、9/10のVer.1.966を最後に、無償版の開発とサポートを中止するようだ。
公式ページにはソースが古くなっていることが原因と書かれている。
なお有償版の紙copiはそのまま開発・サポートが継続される。
そして多言語版が新たに提供されることになる。

また1つ、フリーソフトがシェアウェアになってしまった。
GIFファイルを元に、グラフを数値化するソフト、DataThiefもIIIになり、有償になった。
ちなみに今のところ、個人的に心配なのはEdMax。
もうずっとフリー版がバージョンアップされていない。

2007/09/09

オーディオ用コンポーネント端子2

オーディオ用コンポーネント端子で触れた、SM-2RCAFと35MF-35MFを購入したので、コンポーネントのオーディオのオスがステレオミニジャックのメスに変換できるかどうか試してみた。

結論から言うと、何の問題もなく変換できた。
ミニジャックにスピーカーやイヤホンをつなぐことで、そのまま聞こえる。
送料込みだと1000円を超えるが、スピーカのないモニタでゲームをする際には役立ちそうな気がする。

2007/09/06

xterm

gnome-terminalがどうにもこうにも調子悪いので、ほかのターミナルを使うことにした。
が、FC5にはktermもatermも入っていない。
あるのはxtermだ。
そこでパネル上で右クリックし、xtermのアイコンを追加した。
カスタム・アプリケーションのランチャというのを選択し、コマンドを書き込めばいい。
アイコンはいいのがないが、その中から適当に選ぶ。

するとgnome-terminalだといまいちだったのが嘘だったように、安定動作するようになった。
まだ長期的に使用してみないとわからないが、今のところxtermはなかなかいい感じ。

2007/09/05

gnomeエラー

いつごろからか、何をしてからか忘れたのだが、gnomeがかなり不安定になってしまった。
Firefoxも調子悪いし、Xも時々落ちる。

gnomeは落ちる際に「アプリケーション"gnome-terminal"が強制終了しました。」というエラーメッセージを出す。
このとき別にフリーズしたりはしない。
ちなみにFirefoxはというと何の予兆もなく唐突に落ちてそれだけ。
Xは落ちた後、なにやら小難しいエラーが出ていて、エラーメッセージを調べたのだが、よくわからなかった。

最近になってgnomeの落ちる頻度が上がってきたような気がする。
問題だ。
sshでリモートログインしていたり、VMwareでWindowsを立ち上げたりしているのもあわせて落ちてしまうからだ。
検索しても類似の症例自体少なく、ことに自分のように使用中に落ちるという例は見かけなかった。
再インストールは嫌なので、何とか延命させたいが、このまま悪化するとそれもやむなしか。
考えたくないが。

Solid Edge 2D Drafting

Solid Edgeの開発元UGSが、Solid Edge 2D Draftingという名前の2次元CADをタダで配っている。
DLはここのページから。
Webのフォームに必要な事項を記入するとファイルを落とすことができる。
その後、記入したアドレスにライセンスファイルが添付されたメールが届く。
ただし送付されてくるメールはHTMLの上に、テキストベースではほぼ読めないので要注意。
Gmail等のHTMLが読めるメーラで開く必要がある。
添付ファイルを適当な場所に置き、DLしたインストーラを起動すればいいだけだ。

使用感は3DのSolid Edgeとほとんど変わらず、ボタンにも説明書きがあるので、非常にわかりやすい。
またdxfファイルやdwgファイルを読み込むことができ、編集後にそれらをdxfやdwgで吐くこともできるので、AutoCADとの互換性に問題はない。
おまけにタダというのがすばらしい。
3Dが売れればいいというスタンスなのだろうか。
それともいきなり有料化したりするのか。

ちなみに現在のライセンスファイルは今月、2007年9月末で期限が切れるようだ。
その後のことはUGSのページでアナウンスがあるそうだ。

2007/08/31

IE7のアラート

ウイルスではないのだが、出自の怪しいzipファイルをいじっていたら、IE7が警告してきた。
以後、左ダブルクリックか右クリで、必ずInternet Explorerの警告ウィンドウが出る。
メッセージは下記の通り。
「このページには、セキュリティの危険性がある可能性があります。続行しますか?」

マイドキュメントとNASのフォルダに対して出るようになったが、これが非常に鬱陶しい。
マイドキュメントは仕方なくリンクを手動で作り直したが、アイコンの整列をすると、一番後ろに来てしまうのが悲しい。

これを解消すべく、IE7の設定を見直す。
ツール>インターネットオプションのセキュリティタブ内に問題の箇所がありそうだ。
セキュリティレベルは、インターネット、ローカル イントラネット、信頼済みサイト、制限つきサイトの4項目について設定可能になっている。
ここからレベルのカスタマイズあたりを選び、どこかのチェックを外せばよさそうなのだが、どこをどうしてよいやらわけがわからない。
Webで調べたのだが、ちょっと調べただけでは正解が見つからない。

IE7やっぱだめだ。

2007/08/29

オーディオ用コンポーネント端子

XBOXをL226WAでやるようになってから、音声がやはり気になりだした。
L226WAにはスピーカーが搭載されていないので、コンポーネント端子はメスが画像分の3入力しかついていない。
一方、XBOX初回版に付属していたコンポーネント接続ケーブルは、画像出力3本と音声出力2本が一体になっていて、それがXBOX側で1つの端子になっている。
よって繋ぐときは画像のみだ。
ま、音が出なくてもいいのだが、出ないよりは出たほうがいい。
そこで出す方法があるのかどうか調べてみた。

まずスピーカーは必須だとして、そのほかにコンポーネントとステレオミニプラグの変換コネクタが要る。
XBOXの接続ケーブルはコンポーネントのオスで、それが最終的にはステレオミニプラグのメスになる必要があるからだ。
そこでまずコンポーネントのオーディオケーブルというのを調べたところ、一部をのぞいたコンポーネントはRCAという端子だということが判明。

RCAのオスをステレオミニプラグのオスにする変換コネクタは案外簡単に見つかる。
500円以下。
例えばSM-2RCAFとか。
このままではステレオミニプラグのオスのままなので、これをメスにしてやらないといけない。
そのためのコネクタもある。
例えば35MF-35MF
こいつらはAmazonにも在庫が合って、2つで600円以下だ。
何故か、直接RCAのオスをステレオミニプラグのメスにするコネクタは見つからなかった。

というわけで何やらうまくいきそうな気配だ。
そのうち何かのついでに注文して試してみよう。

2007/08/28

SlingPlayerの環境移行

SlingBoxのストリーミング画像を再生するアプリ、SlingPlayer。
SlingBoxがLAN内に無いので、直接設定ができない。
というわけで昔のフォルダから、それっぽいファイルを探した。

正解は\Sling Media\SlingPlayer以下のSBProfile.xml。
これをコピーすればいい。

Skype Tips

Skypeについていくつか。

まずSkypeのチャット履歴は\Documents snd Settings以下の\Application Data\Skype以下にある、\chatsyncフォルダに格納されている。
したがって移行したければ、ここを丸々コピーして持ってくればいい。
なお\chatsyncフォルダは、自分のログイン名のフォルダの下に入っている。

チャット履歴はローカルに保存されるが、コンタクトリストは向こうのサーバで管理している。
したがってどのPCから入っても、コンタクトリストはそのままだ。
ではあるPCでSkypeにログインした状態で、別のPCから同じアカウントにログインするとどうなるか。
結論から言うと、もとのPCのログイン状態は後からのログインに押し出され、後からのPCでログアウトすると、もとのPCがログイン状態に戻る。
結構頭のいい仕様だ。

POPFileの設定

日にかなりの数のスパムを受信するので、POPFileは非常に便利だ。
ベイズ理論によるメールの振り分けは、おおむね満足できる精度を持っている。

PCの復旧にあたり、メーラにEdMaxを導入し、POPFileも落としてきた。
POPFileの振り分けのルールの設定は、\Documents and Settings以下の\Application Data内にある、\POPFile\popfile.dbに書かれている。
古いほうのHDDからこれをコピーしてきて、新しいほうと置き換えればいい。
ちなみにEdMaxもフォルダごとコピーしてくればいいだけだ。
どちらも非常に簡単。

FLATRON Wide L226WA-BN

LG電子製の22インチワイドモニタFLATRON Wide L226WA-BNを購入。
ハワイ滞在中、お盆前にオンラインで購入しておいたものが、昨日帰国したら届いていた。
T-ZONEで送料込みで39500円。
クレジットカードも使えたし、在庫もあった。
最近、オンラインショップではどこを見ても入荷待ちになっていたり、そもそも扱うショップが減ってきたりしているので、品が市場から消える直前、値崩れしたタイミングで買えたのかも。

L226WAの特徴はなんといってもHDMI端子とコンポーネント端子を備えていること。
それとPIP機能か。
コンポーネントを使うとPS2とかXBOXとかをつなぐのが容易なので、ゲーム用としても使える。
PIPはPicture in Pictureの略で、外部機器の映像入力を小さなウィンドウでながら視聴できるそうな。

試みにコンポーネントにXBOXをつないでみたところ、やや流れたような映像になり、残像感もあったが、自分としては十分視聴に耐えると思えた。
音声がなんとかなると無敵だが、それはこの際仕方がないだろう。
久々に大きな買い物をしたが、かなり満足。

2007/08/26

platexとかdvipdfmxとか

時間を見つけてはThinkPadの環境の復元を図っている。
先だってはcygwinをインストールした。
cygwinはインストールにてこずることが多いのだが、今回は何も問題なし。

次にrootを入れた。
cygwin用は推奨しないとのことで、強く推奨されていたスタンドアローンで動くほうを落としてくる。
インストーラを動かすだけなので簡単だ。
はじめdllファイルが足りずに起動できないというエラーが出たが、さがして落としてきてSystem32フォルダに置いたら解決した。
cygwinのウィンドウから、rootと打てば起動できるので、ショートカットのアイコンは消してしまった。

さらにlatexを落としてきて入れる。
やり方はこちら
c:\cygwin\usr\localにインストーラと各種ファイルを落としてきて、ソースの位置を指定してインストーラを実行するだけだ。
これでplatexもdvipdfmxも使えるようになった。

2007/08/21

X23復活

HDDが日本から届いたので換装。
X23だと、HDDを固定しているのはねじ1本なので、まずそいつを外す。
次にプラスチックのカバーを外し、ねじ4本で止まっている枠を外す。
固定は手順をまったく逆に進めればいいだけ。
簡単。
HDDはCドライブに30GB割り当てることにし、それ以外をデータ領域として確保した。

が、そこからが面倒。
ドライバを入れる必要がある。
機種のサポートページに移動し、メニューからダウンロード・ファイルをクリック。
その中の必要そうなドライバを落としてくる。
LenovoはIBMから変わらずにドライバをすべて公開してくれているので、こういうとき非常に楽だ。
ちなみにXPのドライバは標準でほとんど使えていたが、モニタの表示がちょっと流れたりしていて変だったりしていた。
IBMTOOLSというフォルダのバックアップがあると、そちらからも戻せるようだ。

思った以上に元に戻せているので、満足度は高い。
今回のHDDが長持ちしてくれるといいのだが。

2007/08/06

ThinkPad HDDクラッシュ

ここ2週間ほどよたよた動いていた愛機ThinkPad X23のHDDがお亡くなりになった。
そもそもからしてあまり調子のよくないHDDで、SMARTの情報を見ていてもあまり芳しい状態には無かったのだが、ついに起動しなくなってしまった。
先だってデフラグをかけたのがほぼ致命傷で、そこで不良セクタが一気に20近く増えた。
トータルで不良セクタが70を超えていたので、帰国後一番に換装しようと思っていたのだが、その後も小刻みに不良セクタが増え続け、80を超えて死亡した。
セーフモードでの起動もだめで、もう完全にどうしようもない。
データ自体はバックアップがあるので、そう痛くもないが、愛着があるのでやはり凹む。

仕方なくHTS541616J9AT00を注文。
税込み送料込みで11959円也。
しかし120GBやら160GBのHDDがギガバイト単価で一番安くなっているとは。

2007/07/29

CORSIKAインストール

CORSIKAのインストールについては、

# ./corsika-install

と打てばいいことは前に述べたとおり。

まず始めに高エネルギーでのハドロン相互作用のモデルについて聞いてくる。
QGSJETとSIBYLLというのが、それぞれQCDから来るモデルのようだ。
他のはよく分からない。
どうもこの2つが一般的のようだ。
どれか1つを選択しないといけない。
デフォルトのまま、3のQGSJET 01Cを選択した。

次に聞かれるのは、低エネルギーでのハドロン相互作用のモデルについて。
これも1つ選択。
とりあえず何も考えず、デフォルトのGHEISHA。

3つ目の質問は日付とか時間の慣習。
どれか1つ。
どれを選んでいいのかよく分からないので、そのままデフォルトのnew date_and_time routine。

4番目は検出器の幾何的な配置について。
1は水平に並べられた検出器を意味し、2は水平ではない場合。
3は垂直に紐状の配置に対応している。
ここもデフォルトの1。

5番目はオプションの選択。
ここは複数回答可。
とはいえ、よく分からないので、oのFinish Selectionを選んで先に進んだ。

最後はcorsika6616という実行ファイルを作るかということと、これまでの設定をセーブするかを聞いてくる。
実行ファイルは作る、セーブはしないように設定して、これでインストール終了。

2007/07/26

CORSIKA入手まで

CORSIKA、正式名称COsmic Ray SImulations for KAscade。
宇宙線による空気シャワーのMCシミュレータ。
入手するにはE-mailアドレスと使用するPCのホスト名を開発先にメールすればいい。
くわしくはこちら

登録後、CORSIKAを動かすPCにログインし、

#ftp ftp-ik.fzk.de

と打てばいい。
後はユーザー名にanonymous、パスワードにE-mailアドレスを入れる。
さらに

ftp > cd pub/corsika/v660
ftp > mget *

として、後はいちいち落とすか聞いてくるときにyと押していると、全部落ちてくる。
終わったら

ftp > quit

で出ればいい。
これで自分のPCにCORSIKAのソースファイルが落ちてくる。
落ちてきたファイルは、

# tar -zxvf corsika-6616.tar.gz

などとすればいい。

さらに

# ./corsika-install

でインストールが始まる。
インストール中、オプションやら検出器やらについて聞いてくる。
項目が多く、理解していないので、ここらあたりはまたいつか。

2007/07/21

MaunaLoa山頂

MaunaLoa山頂に行ってみた。
MLOの脇の舗装されていない道を突き進むと山頂に着くようだ。

MLOからは約6マイルということで進んでみたはいいのだが、凄まじい悪路だった。
4WDの車でないと無理だし、かなり車高も要る。
アップダウンも激しく、とうとう途中で引き返した。
が、帰り道で車の腹が岩に乗っかって動かなくなってしまった。
やむなくジャッキアップしてクリアできたが危なかった。
その後、道を見失い、迷子になった。
ガソリンもあっという間に減っていくし、一時は遭難するのではという思いが頭をよぎった。

結局、MaunaLoaの山頂を極めることは出来ず。
次の機会があるならば、万全の準備をしていかねば。

2007/07/17

Gmail活用

Gmailの便利な使い方を知ったので記録。
Gmailでは、自分自身のGmailでのアカウントのメアドから以外に、他のメアドからメールを送信可能だ。
アカウントの設定から他のメールアドレスを追加すればいい。
Hawaiiにいると、うまく自分のメアドからメール送信したりできないので、これが非常に役立つ。

2007/07/16

X23瀕死

我が愛機、ThinkPad X23が瀕死の状態にある。
今朝立ち上がらず、そのときはセーフモードの起動さえ出来なかった。
無常にも、Windows2000の画面のあと、ブルースクリーンになって、再起動してしまう。
その後はWindows2000の画面でバーが最後まで伸びずに止まってしまった。
夜、再チャレンジしてみたところ、なんと起動に成功したのだが、次に立ち上がる保証は全く無いのが今の状況。

どこが悪いのかというと、おそらくはHDDだ。
昨日、デフラグをかけたのだが、その後、SMARTのCurrent Pending Sector Countの数値が29になっていることに気づいた。
HDD HealthではExtended Infoタブを見ると、この29の数字の意味がわかる。
不良セクタ数71。
HDD Healthでは不良セクタが100になったのをもって壊れたとするのだろう。
それにしてもデフラグで一気に20近くも不良セクタが増えてしまった。
デフラグ恐るべし。
バックアップは常に取っておくべきだと知ってはいるが、今回の件で身にしみた。

新しいThinkPadを買ったとしても、今のもサブ機として残したいので、HDDの換装が必要だ。
調べたところでは、思ったとおりに換装するのはかなり難しいようだが。

2007/07/01

デポジット

これまでハワイに滞在していた間に溜まった缶や瓶、ペットボトルをリサイクルセンターに持っていった。
今回行ったところは、Makaalaという通りに面したところにあるのだが、看板が破れていて、非常に分かりづらくなっている。
そこに缶とか瓶を持っていったのだが、特に洗浄等は必要ないようだった。
ただし分別だけはちゃんとしておく必要があって、缶と瓶とをいっしょにしておくと、分別してくれと言われる。
あとは相手に袋を渡せばよくて、そうすると重さを量り、その重さを紙に記入してくれる。
それらから合計額を算出し、その額にサインすると、デポジット返却を受けられる。
場所さえ分かれば非常に簡単だ。

ステートクォーター

アメリカのコインの話。
25セントをクォーターといって、これは非常によく使われている。
このクォーター、普通は表がワシントン、裏には鷲がデザインされている。

このクォーターの裏面に、鷲の代わりに、各州のモチーフがデザインされているのがステートクォーター。
ステートクォータープログラムというプログラムによって、1999年から2008年まで毎年5州分ずつ発行されることになっているらしい。
発行の順序は州の加盟順なので、ハワイが最後だ。
バリエーションが多く、なかなかかっこいいデザインなので、収集癖をくすぐる。
普通に流通しており、探さなくても手元に入ってるので、なんとなく集めだした。

現在、ネブラスカ、カンザス、ニュージャージー、ネバダ、ルイジアナ、ノースダコタ、コロラド、バージニア、マサチューセッツ、オレゴン、ニューハンプシャー、ロードアイランドの12州。
これで初めてロードアイランドという州を知った。

ちなみに1ドル硬貨というものもあるようだ。
歴代大統領をモデルにした硬貨が発行されているらしいのだが、いまだに見たことがない。
おそらく流通量が多くはないのだろう。

2007/06/26

Everex

日本ではマイナーだが、EverexというのはUSAだとそこそこの知名度を確保しているようだ。
DELLのように安いことがウリのメーカらしく、Wal★Martのオンラインページで、やたら安く売っている。
ノートPCの最安値は$478ということで、これは日本円に直すと約58000円だ。
かなり安い。
日本でもヤマダ電機が扱ったりしているらしい。

2007/06/18

USAの単位

USAでの一般的な単位は日本とはちょっと違っている。
速度はマイルを使うし、長さはフィートだし、重さはポンドだ。
こういう単位はなかなか馴染まないので、ざっくりと換算できるように対応を記述しておく。

1マイルはざっくり1.6km相当。
1フィートは30cm。
1ポンドは450グラム。
1オンスは30グラム。
1ガロンは4リットル。

このぐらい押さえておけばいいと思う。
なおオンスの略記はoz、ポンドはlbである。

2007/06/12

瓶とか缶とかのデポジット返却 in Hawaii

ハワイではほとんどの缶とか瓶、ペットボトル入りの飲み物で、デポジットを取られる。
額は、瓶とかの大きさによらず、5セントだ。
よく缶とかを見てみると、HI DEP 5¢とかいう表記がある。
この表記がある容器はデポジットの対象となるので、所定の場所に容器を持っていくと、返金を受けられる。
所定の場所、というのはリサイクルセンターのことで、Hiloだと11号沿いのWAL★MART近くのMakaalaという通りとか、Kilauea通りのとかにあるようだ。
デポジットの詳しい仕組みはこちらを参照。
ハワイ州のリサイクルセンターがどこにあるのかについては、こちら

Win版Safari

Windows版のSafari 3のベータ版がリリースされた。
そこで、Win2000では動作を保証されていないのだが、強引にThinkPadにインストールしてみることにした。
DLページには、IE7、Opera、Firefox 2を意識した、速度比較が出ていて、Safariは他と比べて、かなり早い動作をすると書かれている。
現時点で公開されているのは英語版だけ。

使ってみた感想はと言うと、FirefoxやIEと比べて、そこまで優れているとは思われなかった。
それに致命的な欠点がある。
日本語のページを見ようとすると、文字化けする点と、メニュー等が文字化けして使い物にならない点だ。
文字化けだけでなく、ブックマークしようとしたりすると、エラーを吐いて勝手に落ちる。
文字エンコーディングも、文字化けしているので、変更できない。
Xpでも同様に文字化けしているので、Win2000のせいでもないようだ。

今の段階ではWin版Safariは、日本語環境では使い物にならない。
が、Appleのことだから、すぐに対応するだろうと予想。

2007/05/29

クレセント錠の取り付け方

クレセント錠というのは窓枠によく付いているタイプの鍵だ。
取り付け方には手順があって、順にきちんとやっていく必要がある。

クレセント錠は2箇所でサッシに固定されているので、まず上側のネジを回し、取りはずす。
次にもともとついている錠を、下側のまだ固定されているネジを中心に回し、サッシと上側をずらす。
さらに上側ではずしたネジをもともと刺さっていたネジ穴に入れなおす。
ここでようやく下側のネジをはずし、始めについていた錠をはずす。
あとは上記の手順を逆にたどればいい。

何故、こんな面倒な手順を踏むのかというと、クレセント錠のついている部分のサッシの裏側に、ネジの切られた裏板が入っているからだ。
この裏板は、サッシ自体には固定されていないため、錠を固定しているネジを同時に取りはずすと、中で落ちてしまうのだ。
そうすると裏板を元の位置に戻すのは、かなり難しい作業になる。
不可能な場合もある。
常に裏板をどっちかのネジで固定しておくことにさえ注意すれば、交換自体はやさしい。
またネジで仮止めする際だが、ネジはまだネジ部分を残したまま、途中で止まる。

2007/05/25

削除できないファイル

愛機ThinkPad X23のバックアップを外付けHDDにするのに、これまでずっと上書きでしてきたので、配置を変えたファイルとか、リネームしたファイルとかの、必要ないファイルが大量にバックアップのほうに溜まっていた。
こういうのを一新するべく、一度全部消去して、それからバックアップを試みることにした。
ところが、削除できないファイルが2つ出てきた。
ともに文字化けしていて、作成日がおかしい。
1つは作成日が1970年で、もう1つは2042年。
1970年がファイルの形をしており、2042年はフォルダの形をしていた。
右クリックでプロパティを見ると容量はゼロ。
消そうとすると、読み取れませんと出る。

しかたなくGUIに頼るのをやめて、Cygwinを起動。
該当のドライブに移動し、rm -rfで消そうとしたが、No such file or directoryと出て、消せない。
しかたなくMS-DOSプロンプトを立ち上げ、同様にdelを試したが、まったく駄目だ。

どうもファイル自体は存在しないようだったので、バグで出来た、ゴミか何かだと推論し、ディスクのエラーチェックをかけてみた。
マイコンピュータからドライブを選び、右クリック。
プロパティ>ツール>チェックするでOK。
外付けだったので、再起動することなくチェックが始まった。
このディスクチェックにまるまる1日半を費やした。
ちなみに外付けHDDは160GBでUSB1.1で接続していた。

チェックが終了すると、2つの文字化けファイルは姿を消しており、そのファイルがあったフォルダが30キロくらいのバイナリファイルになっていた。
その2つのバイナリファイルを消そうとしたら、使用中だとのことで消せなかったが、一度HDDを外して再接続した後、Cygwinで消すことが出来た。

2007/05/17

lha

Linuxでlzh形式を解凍するにはlhaを使う。
毎度のごとく、yumでインストールした。

# yum install lha

でOK。
解凍するには、unrarと同じように-eオプションをつければいい。
unrarと違うのは、ハイフンをつけるところだ。

これでLinuxでもlzh形式を扱えるようになる。
圧縮のオプションは知らないが、そもそもlzhに圧縮すること自体、無いので困らない。

2007/05/13

「スリザーリンク2」

ここのところニコリのパズル、スリザーリンクにはまっている。
「スリザーリンク2」620円也。
先日は電車内でやっていて、うっかり電車を乗り過ごした。
今のところ、上記の本の6割くらい終わらせたが、だんだん難しくなってきた。

この本、解答に間違いを発見したので、報告。
P117の54の解答。
右下の「3」と「2」が並んだところ。
「2」の下に線があるが、これは間違い。
「2」の周りが3本になっている。
こうではなくさらに下に1段伸ばして横に結ぶのが正しい。

それにしても、言葉で説明するのは、なかなか難しい。

2007/05/12

Microsoft Update不具合について

PC側の問題かと思っていたが、MS側のUpdateに問題があったようだ。
UpdateでCPU使用率が高くなるという問題がXp等にあったようだが、その記事にWin2000でも過去の更新プログラムのインストールを要求されるという問題が発生していたことが併記されていた。
今はすでに対応されているようだ。
問題が解決したのはMDAC更新のおかげではなかった可能性が高い。

2007/05/11

ROOT for Windows

Windows用のROOTを入れた。
バイナリをROOTのページからDLしてくればいい。
tarで固めたファイルとインストーラ付きのファイルが用意されている。
なおcygwin用もあるが、gccのバージョンがまだ3.2.2だそうで、推奨されないとある。

tarのほうは設定が面倒そうなので回避することにして、インストーラ付きファイルを落としてきた。
これで右クリックからInstallを選択し、後は指示に従うだけだ。
インストールはCompleteを選択した。

インストールが終了すると、cygwinからもrootが使えるようになった。
調べたところ、環境変数をインストーラがちゃんと書き加えてくれていた。
アイコンがいまいちだが、どうせcygwinから使うので取ってしまった。

2007/05/10

Microsoft Update無限ループ

ThinkPad X23のWindows2000では自動更新の設定をONにしているので、毎月のパッチは手動更新を忘れていても、勝手に落としてきてくれる。
これらのパッチは自動ではインストールしないようにしていて、パッチを落としてくると、ツールバーの右下にそれを知らせる表示が出る。
これをインストールするのだが、今月は何度インストールしても、その流れが終わらない。
怪訝に思って調べてみると、KB832894というIE6関係のパッチが何度も適用されつづけていた。
以前、ThinkPadを購入したときにも似たような症状に悩まされた記憶があったのだが、すっかり忘れていたので、改めて調べた。

が、同一の事例が調べた範囲では見付からなかった。
KB832894というのは2004年の日付になっており、問題が報告されてはいたが、その後対処されていた。
報告された問題も今回の無限ループとは関係なかった。
もう少し調べると、832483というパッチで今回の無限ループと同じ症例を発見した。
そこではMDACのバージョンが問題だということだった。

MDACというのはMicrosoft Data Access Componentsというのの略で、そのバージョンはレジストリエディタで確認可能だ。
「ファイル名を指定して実行」からregeditと打ち込めば、レジストリエディタが起動する。
そのなかのHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\DataAccessを選択する。
そのFullInstallVerのバージョンがMDACのバージョンだ。

これが最新ではなかったので、最新のMDACをダウンロードしてインストールし、改めてパッチを適用した。
MDACのインストールを完了するには再起動が必要だったので、最後に再起動してやったら、Updateのループから抜け出すことが出来た。

2007/05/06

Slingboxその後

最終的にはテレビの入力に分配器を繋いで、Slingbox用に確保することで決着した。
テレビ入力 => 分配器 => テレビ & Slingbox
という感じになった。
このためディスカバリーとかスペースシャワーTV、MTVといった、ケーブルテレビの各チャンネルを視聴することは出来なくなった。
が、これと引き換えに自由にネットワーク越しにチャンネルを変えられるようになった。
どうせNHKと民放さえ見られれば十分だろうから、これでよしとすることにする。

Slingboxはネットワークの環境によって、動的にストリーミングの速度が変わることが特長のようだ。
また画像が途切れても音声は繋がっていることから、音声が優先になっていることがわかる。
CPU使用率は大体70%程度で安定していることから、これもその辺で安定するような設定になっていると思われる。
ただし気になったのはストリーミングしていると、映像がテレビと比較して徐々に遅れていくということだ。
やがては止まってしまった。
Slingboxの内蔵チューナーを使っていることと、CPUがSlingPlayerの必要条件(CPU > Pentium4 1GHz)を満たしていないことが原因かもしれない。

2007/05/03

テレビの分配器について

Slingboxを購入してから、自宅テレビの配線をいじっている。
今のところ、TCJ-851をSlingboxから制御する方法が見当たらず、IR制御のメドが立たない。
そこで分配器でテレビの入力を2つに分配する方法を試してみることにした。
電気店でこの方法に必要なものを購入してきた。

そこで知ったのだが、まず分配器以外に分波器というものがある。
さらに分配器にも、1端子電流通過型と全端子電流通過型の2つがある。
分配器というのは文字通り、入力を2つに分配するもので、今回購入したのはこれだ。
一方の分波器というのは、混合器で混ぜた、民放とは波長の違うUHFとかVHFとかの電波を元の2入力に戻すというものだ。
さらに1端子型というのはBSとかCSとかを1つの端子にしか出せないという特徴があり、全端子型だとBS・CSも全部の端子に同様に分配できる。
簡単に言うと、全端子型は完全なタコ足配線であり、1端子だと不完全なタコ足配線になるということだ。

2007/05/02

Slingbox

Slingboxを購入した。
これは簡単に言うとテレビサーバーで、ネットワークを介して、Slingboxを設置したところのテレビをどこからでも視聴できるようにするというものである。
海外からだろうとどこからだろうと、ネットに繋がってさえいればテレビが見られる。

クイックガイドには設置の仕方が3種類紹介されていた。
1.テレビの出力端子からSlingboxに繋ぐ方法。
2.テレビ端子の入力を一度Slingboxにつなぎ、そのSlingboxの出力をテレビに入れる方法。
3.テレビ端子の入力そのものを2入力に分配する方法。
文字にしてみると煩雑だが、要はSlingboxをテレビ端子とテレビの間のどこに設置するかという問題。
このうち、2.の方法を選択した。
テレビの出力端子はすでに埋まっており、テレビの入力端子からの入力を分配するには追加投資が要ったからだ。

設置から視聴までで、面倒だったのはケーブルを繋いだりするところで、ここが一番時間を食った。
それ以降は簡単だったが、ウイルスバスターの設定でセキュリティレベルを高に設定しているとうまく接続されないことに気づかず、やや手間取った。
自宅のLAN内とネットを介して別のLAN内から視聴できるかどうか試し、問題ないことを確認した。

ほとんど望んだとおりに出来たのだが、大きな問題が一点。
自宅のケーブルテレビのホームターミナルTCJ-851のIR制御が出来ない。
仕組みとしてはTCJ-851からの画像を転送しているだけなので、チャンネル切替とかON/OFFはこのTCJ-851を制御する必要がある。
このためにSlingboxにはIR制御を行うためのケーブルが付いている。
ところがこのIR制御がうまくいかない。
手動でTCJ-851を動かしてやると、期待通りに動作するのだが、PC側から遠隔操作できない。
IR制御のための光源の設置を疑って、何度も試したが、成功しなかった。
ここさえクリアできれば、どこでもテレビが実現するのだが。
対応していないのであれば、はやいとこアップデートとかで対応して欲しい。

2007/04/25

レアゲーム

タクティクスオウガというゲームのファンだ。
もう10年以上も昔のタイトルで、はじめはSFC用のソフトとして発売された。
これが好評を博し、その後PSとSSにも移植されている。
ちなみに自分はPS版の廉価版を所持しており、いまだにプレイしたりする。

このゲーム、民族紛争をテーマにしており、分かりやすい正義というものが定義できない、というところが秀逸だ。
システム回りもよく練りこまれている。
ゲーム機の進歩は日進月歩であるから、次々と新しいタイトルやハードが生まれてきているが、自分は浅学にしてこれを越えるゲームを知らない。

このゲームを何気なくAmazonで調べてみて驚いた。
SFC版とSS版はそれこそ二束三文で売られているのだが、PS版は元の販売価格を超える値段がつけられている。
もう数が少なく、それでいて根強いファンがいて、なおかつ現行のハードでも動く、というのがその理由のようだ。

こういう何度もプレス可能なCD-ROMのゲームでも、稀少品として価値を持ち始めるということは驚くべきことだと思う。
製作元も今はなく、再販のメドも無いので、今後さらに価値が上がっていくかもしれない。

2007/04/23

Clarksその後

土曜日にサポートにメールしておいたら、週明けの今日、即返事が返ってきた。

靴に使用されているポリウレタンが加水分解を起こし、剥離が起きているようだ。
ポリウレタンはやわらかい素材でありながら、耐磨耗性とかに優れているそうだが、加水分解でぼろぼろになる。
製造後5年くらいから、この手の破損の発生率が上がると記載されていた。
修理もムリだそうで、結局履いて1時間足らずでゴミ箱行きが決まった。

非常に残念だが、その反面、今回のClarksの対応には非常によい印象を持った。
市場価格を調べてみると、容易に手を出せる価格ではないが、機会があれば購入したいと思う。

2007/04/21

Clarksの靴

Clarksの靴を貰った。
5,6年前に購入したもので未使用だそうだ。
裏のゴムも硬く、靴全体もしっかりとした作りに見えた。
ところがこの靴を履いて外に出たところ、1時間もしないうちに壊れてしまった。
靴の裏からゴムの部分が剥がれている。

この靴は靴底が3層から出来ていて、全体の皮、軟性のゴム、硬性のゴムという風になっているのだが、このうち軟性のゴムの層がぼろぼろに崩れていた。
単に剥がれただけなら接着しなおせば良さそうだが、ゴムの層そのものが崩壊しているのでそれも出来ない。
おそらく劣悪な環境下で放置した結果、ゴムが駄目になってしまったのだろう。
直るのかどうか問い合わせてみたが、望み薄かもしれない。

2007/04/17

ImageMagick

ImageMagickというのは画像を表示したり、それらを処理したりするソフトだ。
これをFC5にインストールした。
rootになって、以下のように打てばいい。

# yum -y install ImageMagick*

いわゆる画像ビューワならGQviewでいいのだが、こいつの真価はconvertにある。
convertは画像ファイルの変換を行い、聞いたこともないような画像形式にも対応する。
実はconvertはもともと入っていたし、特にImageMagickを入れる必要もなかったのだが、何となく入れてみた。
ちなみに画像を表示するには、

# display

とすればいい。

IMEツールバー再表示

ThinkPad X23のWindows2000でIMEツールバーの表示が消えた。
何をしていてそうなったのかは失念した。
そのうち出てくるだろうと思って放置していたが、再起動しても元に戻らない。
特に支障がないので、その後そのままにしていたが、気が向いたので調べて直した。
直し方は以下。

まずコントロールパネルを開き、キーボードを選択。
入力ロケールというタブを選択し、「IMEの設定」を押す。
するとIMEツールバーの表示方法が選択できるので、そこで好みの表示を選択。
後はOKを押してやればいい。

2007/04/11

SSDについて

SONYのVAIOでSSDを選択可能な機種が出た。
SONYは一番嫌いなメーカーなので、これに関してはどうでもいいのだが、ついにSSD搭載のノートが出たか、という感慨はある。
HDDと違って物理的なクラッシュは起こりえないから、そういう意味での信頼性は高いし、ヘッドを動かす必要もないので、アクセスも高速だ。
まだ高いが、そのうちそれなりの容量のSSDでも、手が出る価格になるだろう。
いまや1GBのフラッシュメモリは2000円を切る価格で手に入るから、SSDもすぐに安くなるはずだ。

が、SSDに関して気になる点が1つ。
何回くらい書き換え可能なのだろうか、という点だ。
これまでちょこちょこと開発成功のニュースは読んだが、いまだに書き換え可能回数を明記しているのを見たことが無い。

仮に100000回書き換え可能だとして、1日100回のペースで書き換えるとすると、わずか1000日で壊れる計算だ。
3年持たないということになる。
これではHDDの平均的な寿命にも届かないだろう。
そんな寿命の短いデバイスは使いたくない。
ということで、SSDのメーカーは寿命を明記して欲しい。

2007/04/10

ネジの径

ネジの径は一般にM4などと表記される。
これはネジの径が4mmであることを意味している。
だがよく考えると、ネジの径はネジの山と谷で2つあることに気づく。
さらにボルトとナットでは山と谷の意味も違う。

結論からいうとおねじの山の径をもって、そのネジの径を定義する。
つまりネジなら山、ナットなら谷の径がそのネジの径になる。

2007/04/06

Amazonクレジットカード手続き完了

Amazonクレジットカードの手続き完了メールが来た。
これでこのカードを使って他のところでも買い物が出来るようになった。
2chとかで見ると、この完了のメールは書類郵送後、4~5営業日程度で送られてくるようだ。

1.Webで申し込み、承認を受ける。
2.カードが郵送されてくる。
3.書類を返送する。
4.手続き完了メールが来る。
5.暗証番号のハガキが郵送されてくる。

カード作成は1.から5.の流れなのだが、驚いたことに、承認を受けることが出来ても、その後書類を受理できないという旨の連絡が来ることがある、ということだ。
今日完了メールが来たのですっきりした。

2007/04/05

単数形と複数形

中学生の始めに、英語には単数形と複数形が、とかいうことは習う。
基本中の基本だ。
基本なのだがしかし、自分はなかなかちゃんと使い分けられない。

英語でプレゼンをしたのだが、まずトラペに両手の指で数え切れないほどの単複の間違いを発見された。
もうミスとかそういうレベルではなく、ちゃんと使えていないということに気づかされる。
書き言葉でさえそうなのだから、話し言葉だともうめちゃくちゃだ。
主語の次に動詞が来るのに、考えながら喋ってると、"These devices consists of ..."とか言ってしまう。
勢いで喋ってるようなところもあるから、すぐに間違いに気づくのだが、しばらくするとまたやっている。
おまけに単複同型の名詞を覚えていないものだから、もうこんな状態で話そうとするとめちゃくちゃだ。

なんでこんなことを書いているかというと、3/22の投稿「ハワイでタクシーを電話で呼ぶ」の英語内に間違いを発見したからだ。
そうっと直してしまうのもアリだったが、自分への戒めをこめて、書き残しておこう。

"Three people."=>"Three peoples."

peopleは可算名詞である。
電話したときも確か単数形を口走ったと記憶している。
ああ、マジメに英語を勉強しておくんだった。

2007/04/02

Amazonクレジットカード

Amazonクレジットカードを作った。
クレジットカードを3種類持っている状態でさらに新たにカードを作ってしまった。
とはいえ他の3枚は何となく成り行きで手にしたカードだから、自分からワザワザ作ったクレジットカードは今回が初とも言える。
Amazonカードの特長を下にまとめておく。

1.2000円分のキャッシュバック(Amazonでの購入時に適用)
2.年会費無料
3.Amazonでの購入時、2%分のAmazonクレジットカードポイント獲得
4.Amazon以外での購入時に、1%分のAmazonクレジットカードポイント獲得

1.と2.に関しては明快。
3.と4.のAmazonクレジットカードポイントだが、これは500ポイント貯まるごとにAmazonギフト券としてメールで届く。
注意すべきなのは、Amazonポイントとは異なるということだ。
AmazonポイントはAmazonでの購入時に、購入した品に設定されている割合に応じて付与され、これは1ポイント1円としてAmazonで使用出来る。
クレジットカードポイントのほうは一定額貯めないと使えない上に、還元率も小さく、ギフト券に変わってからの使用になる。
ちなみにこのギフト券には使用期限があるので要注意だ。

還元率2%というのは少ないようだが、クレジットカードのポイント還元率としては十分高い部類だ。
1%還元にしても少なくない。
自分はAmazonをよく利用するので、このカードは役に立ちそうだ。
唯一、海外旅行保険がついていないのが残念だが、それは他のカードで補えばいい。

2007/03/25

Suica定期券

Suicaのイオカードを2枚持っていて、邪魔だったので払い戻した。
この手の磁気カードを財布に複数枚入れておくと認識しないためだ。

このタイミングで自分の定期をSuicaに出来るか、聞いてみた。
自分はJR以外に私鉄を使っていて、これまでだとSuicaにするには定期を2枚に分ける必要があった。
今はPASMO発表のタイミングで、Suicaも私鉄に対応した。
ただし自分の定期には1つ問題があって、それは私鉄のほうで買った定期だということだ。
JRは区間に含むが、もともとJRが発行していない定期を、Suicaに変えられるのか。

結論から言うと、何の問題も無く変えられた。
これでついに定期がSuicaになった。
最近、Suicaのみの自動改札とか増えているので、タッチ&ゴーが出来るようになってよかった。

2007/03/24

AmazonのCDジャケから枠を取る方法

AmazonでCDの画像があるが、クリックしてみると画像の外側に枠がくっついている。
これを取ってしまう方法を最近知った。
どうも比較的有名な方法だったようだ。

1.まずジャケットをクリックして、別ウィンドウで立ち上げる。
2.次に画像のURLをコピーする。
3.ブラウザに直接入力し、URL中の_SS500という箇所を削除してアクセスする。

これで枠のついてない画像が手に入る。

2007/03/22

ハワイでタクシーを電話で呼ぶ

自分はマンツーで英語で喋っているとき、相手の発言の全部は理解していない。
経験的にはざっくりと平均して、相手が言っていることの60%程しか理解できていない、と思う。
自分の意志を英語で伝えようとすると、この数字はさらに急速に低下し、言いたいことの10%程しか伝わっていない、と思う。
が、そんな自分がよんどころない事情により、ハワイでタクシーを電話で呼ぶことと相成った。

そこで何を言うと大体伝わるのか、まず検索してみた。
次に文章を記述し、必要な情報が全部入っているのかを確認した。
書いてみた文章は以下。

Hello, can I have a cab please to Hilo Airport?
I need a cab at 5 thirty AM of Mar 19.
The address is 123 ABC St..

とりあえず、この文章に沿って電話してみた。
以下はその一部始終。
一部日本語なのは仕方の無いところ。

"Hello!"
"Hello!"
"Can I have a cab please to Hilo Airport?"
"OK. 何時?"
"I need a cab at 5 thirty AM."
"OK. アドレスは?"
"The address is 123 ABC St.."
”OK. How many people?”
"Three people."
"トランクの数は?"
"Two tranks."
"OK, see you tomorrow."
"OK. Thank you."

という感じ。
時間にして2分かからないくらい。
相手が何を言っているのか、耳からの情報のみで聞き分けられれば、そんなに難しくは無い。
ただし心理的な壁は高い気がする。

2007/03/10

LinuxでRARを解凍する

RAR形式はWinRARで圧縮された形式なので、Linuxでは扱えないものだと思っていた。
が、LinuxでもRARを解凍できるプログラムがある。
unrarだ。
これを使えば圧縮は出来ないものの、解凍は可能になる。

インストールは例のごとく、yumを使う。

# yum install unrar

で終わりだ。
解凍するには

# unrar e hoge.rar

などと打てばいい。
WindowsでもRARの解凍のみ可能なフリーソフトが結構あって、そこにはunrar.dllというのが使われている。
おそらくLinuxでもこれと同じものを使っているのだろう。
unrarの後のeはオプションで、ファイルのある場所に解凍する、という意味だ。
オプション等について、詳しくはこちら

2007/03/05

Avira AntiVir Personal Classicのライセンス更新

Avira AntiVir Personal Classicを使っていたのだが、2月の末でライセンスが切れてしまった。
一ヶ月以上前から警告が出ていたが、どう対処していいのか分からないので、無視していたところ、アップデートできなくなった。
サイトにアクセスしたところ、ライセンスファイルを発見したので、アップデートしようとしたが、当該のURLから落とせず。
仕方なく再インストールを決意して、インストール用の実行ファイルを落とそうとしたが、今度も駄目。
結局ミラーサイトからexe形式のインストーラを落としてきて、そこからインストールしなおして決着した。

ここらへんは前から疑問だったので調べてみたところ、「自動アップデートではライセンスファイルも更新されるが、マニュアルアップデートでは行われない」という事実が判明した。
なのでマニュアルアップデートしか行わないならば、時々手動でライセンスファイルを落としてくる必要がある。
くわしくはこちら

2007/03/03

ファイルのリネーム

ファイルのリネームは非常に面倒だ。
Windowsでは、カーソルを動かしてファイルに合わせ、F2を押してそのファイル名を変えるとかいうことをいちいちやらなくてはならない。
あるいは右クリックからだ。
その上、タスクマネージャを見ていると、CPUにも結構な負担がかかるようで、リネームしようとすると変なタイムラグが発生する。
これが単調作業のフラストレーションを助長する。
というわけで、1つ2つのファイルならいいのだが、リネームしなくてはならないファイルが20くらいあると、もうやる気が起きない。

しかし例えば1.jpgから20.jpgというファイルがあったとして、これらをファイル名順に並べると、1.jpg、11.jpg、12.jpg、という風になって、1の次に2が来ない。
こういった画像をビューワで見ようとすると、順番がめちゃくちゃになる。

これらを解決するには、例えば1.jpgを001.jpgという風に変えればいい。
すると001、002という風に並んで、期待通りの順番になる。
これをbashでやらせようとすると、例えば以下のようになる。

i=1
while [ $i -lt 21 ];do
mv image$i.jpg `printf "image%03d.jpg\n" $i`
i=`expr $i + 1`
done

bashでは使っている数字の型を指定できないので、printfを使う。

2007/03/01

bashで足し算

bashを使っているとき、Cと同じような感じでfor文を使いたくなることがある。
変数を定義して、それを1ずつとか2ずつとか増やしながらループを回したいのだが、bashには計算機能が無い。
これを解決するには、while文とexprを使えばいい。
例えば、

i=1
while [ $i -lt 21 ];do
touch $i.txt
i=`expr $i + 1`
done

とか打つと、iが1から20まで回り、1.txtから20.txtを作ってくれる。

2007/02/28

マウスパッド

マウスパッドを新調した。
購入したのは、elecom製MP-086BK
手首のところが盛り上がっていて疲れにくそうなものを探していた。
ビックカメラで980円。

手首をのせるリストレストは沈み込む感じで、感触としては良好。
だがエルゴノミクスな14°の恩恵はあまり感じられない。
まっすぐに配置しておいて、使う側が好きな角度に傾けて使ったらいいだけだと思う。
それとこのマウスパッドはパッドの部分がやや小さい。
使っている人の手のサイズにもよると思うし、マウス自体の大きさもあるのだろうが、自分にはちょっと小さいように感じられる。
パッドのついていないリストレスト単体を買うべきだったかも。
まあ慣れてくるだろう。

2007/02/20

VMware上のゲストOSにおけるUSB

VMware上のWindowsで使うソフトの関係で、USBが埋まりやすい。
今日、たまたま2つのUSBポートを使っている状態で、さらにUSBを刺してみたら、ホストのFC5では難なく認識するのに、ゲスト側は認識できなかった。
ポート0とポート1を使っているけど、さらに認識させたいなら、どっちかを切るようにというメッセージが出る。
どうもVMware由来のエラーのようで、メッセージウィンドウもWindowsの中ではなくFC5側に出たし、wmxファイルを少々直してもさっぱり効果が無い。
USB機器はたくさん使う可能性があるので、この辺何とかして欲しいもんだ。

VMware上のWin2kでSolid Edgeを使う

VMwareで使っているゲストOSのWindows2000にSolid Edgeを入れた。
Code Vを導入したときにはライセンス認証でもたついたが、今度は何の問題も無かった。
ちなみにSolid EdgeはマイクロソフトがWindows2000のサポートを打ち切った流れを受けて、Ver.19以降ではWindows2000にはインストールできなくなるらしい。
が、今回インストールしたVer.18はWindows2000にインストール可能であると、開発元のUGSが確認している。

メモリとして割り当てているのが512Mなので、多少動作がもたついたりするかと思ったが、滑らかに動いてくれて満足だ。
時々ラグが発生してしまうが、まあこれは仕方が無いだろう。

UGSでは2次元のSolid Edgeはフリーにして配っているみたいなので、お高い3Dには手が出なくても、導入自体の敷居は低い。
ここで必要な情報を入れるとライセンスが送られてくるようだ。
AutoCADとどっちが使いやすいのかはどっちに慣れているのかによるだろうが、開発元がしっかりしたCADソフトがフリーで手に入るというのは大きい。

2007/02/15

VMwareでのファイル共有2

FC5が凍ってしまったので、リモートログインしてジョブを殺した上で再起動した。
その一連の作業をしていて分かったことだが、iptables.shはゲストOSのネットワーク接続に役立っていないようだ。
iptables.shを走らせなくとも、VMware上のゲストOSからネットワークに繋ぐことが出来た。
先にVMware Playerのインストールで、ネットワークの認識をさせるのにいくつか手段を講じたと記したが、その1つであったiptables.shは必要なかったことになる。

ただし、このままだとホストのFC5の方からゲストのWindows2000が見えない。
場所>ネットワーク・サーバでたどっても、VMware上のゲストが認識できない。
これを解決するのがiptables.shで、だからいずれにしてもiptables.shは走らせる必要がある。
iptables.shを走らせると、場所>ネットワーク・サーバにVMware上のマシンが見えるようになる。

2007/02/13

ミラーリング?

少し前から気づいていたのだが、当Blogは2つあるようだ。
URLは以下のとおり。

http://www.t-chonan.blogspot.com
http://t-chonan.blogspot.com

昔、作ったときに貰ったURLは上だったように思う。
が、投稿画面の「ブログの表示」をクリックすると、下のURLに飛ぶ。
ちなみにGoogle検索をかけると、下のURLが表示される。

何でこんなことをしているのだろうか。
例えば、上が古いサービスで提供されていたもので、下の新サービスに移行させたいとする。
それならURL変更しました、という画面を1枚用意すれば、それでことは足りると思う。

クリボウのBlogger TipsからBloggerを用いている日本語ブログに行ってみて、同様のことが起こるかどうか確認してみた。
すると確認した全てのページで二重化されていることが確認できた。
さらに、Bloggerを使いこなし、自宅サーバを立ててそこでブログをやっているような人たちについても調べたが、調べた範囲では全く例外なく二重化されている。

ちなみにこのような二重化現象はYahoo!でも見られるので、一般的なものらしい。
が、wwwを抜くと元のページが表示されなくなるケースもある。

これはURLからwwwを省いていこうということなのか。
単なるサイトのミラーリングとは違うのだろうか。
よく分からない。

2007/02/07

クレジットカードあれこれ

今のところ、3枚のクレジットカードが財布の中に入っている。
みずほ銀行のキャッシュカード、NICOSカード、TSUTAYAカードだ。
このうちみずほとNICOSはVISAで、TSUTAYAはJCBである。
みずほとTSUTAYAは他の役割も兼ねていて、とくにTSUTAYAは年会費無料になるので作った。
みずほも年会費は無料で、有料なのはNICOSだけである。

で、カードを作ったはいいのだが、こいつらの特典を全て把握することはもう諦めている。
上記の3枚はいずれも、カードを作るときの目先の特典にしがみついてカードを作ってしまった結果の産物だ。
年会費無料とか、初年度無料とかであれば、ついつい目先の特典につられてしまう。
まあカードが増えすぎないようであればいいだろうという感じの認識だ。
こんな感じで、これまでカードの特典なんぞ無視して生きてきていたが、今回ちょっとしたことで海外旅行保険の有無について調べてみた。
するとNICOSとTSUTAYAカードに海外旅行保険がついていることが判明。
NICOSは2000万円まで、TSUTAYAが1000万円まで。

もう少し調べてみると、カードによって色々な特典があり、比較サイトがたくさんある。
クレジットカードの支払いの1%還元のカードとか、無料で海外旅行保険がついているカード、携帯の支払いでマイルが貯まるカードなど様々だ。
今後はちゃんと調べてから、自分に合ったクレジットカードを作るべきかもしれない。

2007/02/06

VMwareでのファイル共有

いちいちSambaを入れる必要があるのかと思っていたが、どうもVMwareについているみたいだ。
ホスト側OSのFC5で、場所>ネットワーク・サーバをクリックすると、Windowsネットワークが見える。
この中にworkgroupがあり、その下にVMware上のゲストOSのPCがぶら下がっている。
これをダブルクリックしてやると、Cドライブ以下の共有設定になっているフォルダが見える。
このためゲストOSではCドライブ以下に何らかの共有フォルダを作る必要がある。
右クリックからすぐに共有設定に出来るので非常に簡単だ。
現在、アクセス権を変更できていなくて、ユーザ名とパスワードを聞いてくるが、一度入ってしまえば、ドラッグ&ドロップとかも出来る。
Linux側からフォルダを作ったり消したりもできるし、Windows側からも同じように出来る。

VMwareでCode Vを使う

VMware上でCode Vをインストールしてみた。
Code Vにはキーが2種類あって、パラレルに繋げるタイプかUSBのトークンかどちらかだ。
USBの場合、さらにライセンスファイルが必要になる。

インストール自体はキーは要らず、問題なく済む。
キーもUSBの設定が正しいと、USBのトークンは問題なく認識される。
ライセンスファイルはCODEV960(Ver. 9.60の場合)という所に置けばいい。
これで問題なく動くはずだったのだが、なんとエラーを吐いてうまく立ち上がらない。

エラー番号:26
時刻不正エラーです。システムクロックによる問題が発生しています。ORAカスタマーサービスまでご連絡ください。

と表示されて、そのままCode Vが落ちてしまう。

何度試してもうまく行かないので、日本の代理店に相談してみた。
そこで分かったのは、エラー26というのは、Code V内の時間とOSの時刻との不整合を意味するエラーだということだ。
Code Vには最後に起動した時刻、というのが記録されているらしく、起動する際にこれとOSの時刻とのマッチングをとっている。
つまりこの最後に起動した時刻、というのを修正してやればいいことになる。
具体的にはトラブルシューティング情報に書いてあるように、開発元のパッチをあてればいい。
代理店の人がすぐに連絡を取ってくれて、無事にパッチを入手でき、起動もうまく行った。

2007/02/05

VMware Playerのインストール

いつも使っているFC5にVMware Playerをインストールした。
Windowsのソフトを使う必要が発生したものの、そのソフトが結構パワフルなスペックを要求したため、候補となるWindows機がなかったという理由による。
参考にしたのはここ

まずはVMwareのページから落としてくる。
ホストOSがFC5、ゲストOSがWindows2000であるから、当然Linux版だ。
rpmとtarがあるが、今回はrpmをチョイス。

落としてきたファイルのあるディレクトリに移動して、

# rpm -ivh VMware-player-1.0.3-34682.i386.rpm

で、rpm版をインストール。
次に設定を行うため、

# /usr/bin/vmware-config.pl

を実行。
ここでカーネルのソースがないとエラーを吐いた。
そこでrootになって、

# yum install kernel-devel

と打って、カーネルのソースを入れ、改めて設定を行った。

デフォルトだとカーネルのソースの場所は/usr/src/linux/includeになっているが、自分の環境では/usr/src/kernels/2.6.18-1.2257.fc5-i686/include/だった。
それと自分の所ではネットワークカードが2枚刺さっていて、それのどっちを使うかを選んだ。
あとは全てデフォルトのままEnter。
ネットワークもNATでデフォルト。
すると

Enjoy,

ーーthe VMware team

と出て終わり。

次にHDD上にWindows2000用のイメージを作る。
これにはQEMUというソフトを使う。
これ自体でVMware Playerと同じようなことが出来るのだが、うまくWindowsのインストールが進まなかったので諦めた。
QEMUはyumで持ってこれる。

# yum install qemu

でOKだ。
ちなみにQEMUをソースからコンパイルしようとすると、gcc32とかSDLが必要だとか言われるので面倒なことになる。

まずQEMUを利用して、Win2000用のイメージを作る。

# qemu-img create -f vmdk win2000.vmdk 8G

この8Gというのは8ギガという意味で、win2000.vmdkの容量を意味する。
次に設定ファイルのwin2000.vmxを書く。
ほとんどここのままなのだが、ネットワークはNAT。
またUSBを認識させるため、

usb.present = "true"
usb.generic.autoconnect = "true"

という行を追加した。

これで

# vmplayer

でVMware Playerを立ち上げ、win2000.vmxを選択する。
この段階ではOSとかは一切入っていないので、インストール。
Windows2000のインストールCDを持ってきて入れる。

この後、問題が発生。
Windows2000にはDHCPでIPを振っているが、ネットワークに繋がらなかった。
これを解決するためにDNSを設定したり、iptables.shを書いて動かしたりしてみた。
さらに/etc/sysctl.confのControls IP packet forwardingのところの

net.ipv.ip_forward = 0

を0から1に変更してみた。
これを

# sysctl -p

で読み込む。
結局、何が効いたのか分からないが、無事ネットワークを認識。
Windows Updateも全て終了し、USBメモリでファイルを移動させることも出来た。

が、このままでは解像度が640x480で固定で、かつ色も16色という縛りがある。
デバイスマネージャーで見ると、ディスプレイのドライバがちゃんと入っていないことが原因のようだ。
そこでここからVMware Serverを落としてくる。
これはVMware Toolsを追加インストールするためだ。
Download VMware Server (for Linux Systems)というところのバイナリのtarを落としてきて解凍すると、lib/isoimages/windows.isoというのがあるので、これをwin2000.vmxと同じフォルダに持ってくる。
そしてwin2000.vmxのCD-ROMドライブ以下のfileNameをauto-detectからwindows.isoに、deviceTypeをatapi-cdromからcdrom-imageに書き換えて、VMware Playerを立ち上げる。
インストールが終了して再起動すると、画面の解像度と色を改変できるようになる。
デバイスマネージャーを見るとVMware SVGA IIというのが入っている。
さらにいちいちホストOSとゲストOSでカーソルを切り替える操作をしなくてよくなったり、動作のもっさり感がなくなったりと、使い勝手が格段に向上する。

これで普通のWindowsとほぼ変わらない動作になる。
Sambaとかでファイル共有もしたいけど、それはまだ先のお話。

2007/01/31

rdesktopのバグ

rdesktopでWindows Xpにリモートログインしていると、FC5のXが不安定になるようだ。
時々フリーズに近いような状態になる。
この状態ではキーボードは使えるのだが、そしてマウスもポインタを動かすことは出来るのだが、クリックすることが出来なくなる。
Ctrl-Alt-Deleteもきかない。
が、FC5にsshで入ってみても、CPUもメモリも別段普段と変わっていない。
rdesktopを殺してみてももとに戻らない。
これまでのRedHat 8とrdesktop 1.2.0の組み合わせではこういうことは起こらなかったので、rdesktop 1.4のバグなのだろう。
あるいはFC5との相性か。

これまではrdesktopがおかしくなると、そのたびにsshで入って再起動していた。
これを再起動することなく、すぐに解決するには、ssh経由でgnomeを殺してやればいい。
gnomeを殺すには以下のようにする。

# ps aux | grep gnome-session
# kill (gnome-sessionのプロセス番号)

これでXが落ちるので、

# startx

として、Xを立ち上げなおせばいい。

2007/01/29

プラグインあれこれ

FC5のFirefoxに各種プラグインを入れてみた。
今までAdobe Readerのプラグインを入れていなかったせいで、リンクからPDFファイルを開こうとすると、いちいちAdobe Readerが立ち上がっていた。
ブラウザの中でAdobe Readerを立ち上げるようにするには、Adobe Readerのプラグインを入れればいい。

Adobe Readerのプラグインは/usr/local/Adobe/Acrobat7.0/Browser/intellinux/内のnppdf.soというファイルだ。
ちなみにこれは自分のFC5の環境での話なので、フォルダの場所は適宜調整する。
次に/usr/local/firefox/plugins/にnppdf.soへのシンボリックリンクを作る。
これで終わりだ。
ブラウザを立ち上げて、URLにabout:pluginsと打ち込むと、プラグインの情報が見れる。
ここにAdobe Readerのプラグインが追加されていることを確認する。

次に動画ビューワーmplayerのプラグインを入れてみる。
mplayerのプラグインは元から入っているわけではないので、落としてくる。
mplayerのプラグインのページから取ってくればいい。
バイナリを取ってくればいいのだが、最新のはFC6用だったので、ファイル名のFC6をFC5に入れ替え、より低いバージョンのプラグインを探した。
落としてきたmplayerplug-in-3.31-fc5.i386.rpmを解凍し、インストールする。

# rpm -ivh mplayerplug-in-3.31-fc5.i386.rpm

これでプラグインがインストールされる。
ただしプラグインのファイルは/usr/lib/mozilla/pluginsの中に入る。
これはmozillaがFC5のデフォルトのブラウザなので、そういう仕様になっているのだろう。
こいつらをFirefoxで使うには、Adobe Readerと同様に、シンボリックリンクを作ればいい。
.so形式のファイルは5種類あって、名前から分かるようにそれぞれ、DivX、QuickTime、RealPlayer、Windows Media Player、その他mplayer(mpegやoggなど)に対応している。
シンボリックリンクを作ってから、about:pluginsでインストールされていることを確認する。

これでWebからPDFを立ち上げても鬱陶しくなくなった。
動画はよく考えると使用頻度がほぼゼロの気がしてきたが、まあついでということでこれはこれでいいだろう。

2007/01/25

ROOTのインストール

前に一度試みて失敗していたROOTのインストールを試みた。
前はソースからコンパイルしようとして失敗したので、今度はバイナリを直接もってくることにした。
ROOTのページ のDownload Binariesというリンクからたどればいい。
Linuxのところに、FC5のgcc4.1でコンパイルしたバージョン5.12があったので、それを落としてくる。
このファイルを展開し、適当な場所に置いた。
さらに.bashrcに

export ROOTSYS=/(置いた場所)/root
export PATH=$PATH:$ROOTSYS/bin
export MANPATH=$MANPATH:$ROOTSYS/man

という3行を追加し、

# source .bashrc

として読み込めば終わりだ。
この辺のことはREADMEに書かれているとおりにやればいい。
これで問題なくROOTが使えるようになった。

2007/01/22

mplayerとかxineとか

FC5で何とかDivXとかの動画を見る環境を実現したかった。
ということでちょこちょこと調べると、まずmplayerが候補として上がってきた。
なのでyumからインストールしようとしてみたが、

# yum install mplayer*

と打ってもうまく行かなかった。
当該のファイルが存在しませんよ、という文が出て止まる。
yumの接続先のサーバーを変更してみたのだが、結局うまく行かずにいた。
そこでmplayerはあきらめることにして、次の候補を探したところ、xineというのが出てきた。xineでもmplayerのときと同じように、

# yum install xine*

と打ってみたが、mplayerのときと同じ結果になった。

これはFedora Core 5のリポジトリにはxineもmplayerもないということを意味している。
したがってxineとかmplayerのあるリポジトリを付け加えればいいのだ。
今回はfreshrpmsをリポジトリとして追加することにする。

# rpm -ihv http://ayo.freshrpms.net/fedora/linux/5/i386/RPMS.freshrpms/freshrpms-release-1.1-1.fc.noarch.rpm

警告やら何やらが表示されるが、問題なく追加される。
これで当初のようにyumでインストール可能になった。

なおxineはxineと打つことで起動できるが、mplayerはそのままではダメだ。
mplayerを起動するには、gmplayerと打てばいい。

2007/01/20

ROOTとrdesktop

FC5でROOTのインストールを試みた。
最新のソースを落としてきて解凍し、

# ./configure

と打ってみたが、libX11が無いというエラーが出た。
yumでinstallを試みるも、すでに入っているようだ。
再度エラーを熟読し、

# yum install libX11-devel

と打ったところ、必要なファイルがインストールできた。
そこで改めて

# ./configure

と打ったところ、今度はlibXpmというのが無いというエラーが出た。
調べてみると、libXpmは/usr/lib/以下にあったので、/lib/libXpmというシンボリックリンクを作ると解決する。
これで./configureは通るようになるのだが、その後のmakeがうまく通らない。
結局、libXpm周辺で引っかかっている。

ここら辺でROOTを一旦諦めて、rdesktopを入れることにした。
rdesktopはyumからインストールできる。
これまでバージョン1.2を使っていたので、色が指定できなかったが、1.4では指定できる。
-aオプションで指定すればいい。
つまり

# rdesktop -g 1280x960 -a 24 (IP)

と打てば、色と解像度を指定できる。

2007/01/19

NFSのマウント

NFSのマウントをするには、/etc/fstabを編集すればよい。
/etc/fstabの最後の行に以下の行を付け足す。

hostname:/hoge /hoge nfs hart,intr,rw,user

これであるPC(ホスト名で指定、IPでも可)の/hogeというディレクトリを、/hoge(あらかじめ作っておく)にマウントする。
これでrootになって、

# mount -a /hoge

と打つ。
ただし気をつけなくてはならないのは、/etc/fstabは必ず最後に改行が入っていないといけないという点。
これでログイン時にマウントもしてくれるはず。

2007/01/18

Fedora Core 5のフォント変更

ここを参考にIPAフォントを入れて、ついでにM+フォントも入れて、フォントを一新した。
さざなみフォントが汚いので、いろいろと見づらかったのだが、一気に改善した。

やっていることは、IPAフォントとそれに付随して公開されているシェルを落としてきて、シェルを実行し、さざなみフォントをリネームした後、さざなみフォントの名前でシンボリックリンクを作るだけだ。
次にM+を落としてきて、fontforgeを実行し、できたフォントを格納する。
この後で/etc/fonts/fonts.confと/etc/fonts/conf.d/50-no-hint-fonts.confを書き換えて、さざなみフォントからIPAに変更すればいい。
IPAやM+は今回初めて知ったが、なかなかに見やすく、いいフォントだと思う。

Fedora Core 5の設定

デフォルトのままでインストールすると、最初にPCを立ち上げたときにXも同時に立ち上がってしまう。
これを回避するには、/etc/inittabのid:の後ろに書かれたランレベルを5から3に修正すればいい。

次に左CtrlとCapsを入れ替えた。
自分は実はタッチタイプも満足に出来ないのだが、それでもショートカットを多用するので、慣れている配置にしたい。
とりあえずRedHat 8でうまく行っていた、.Xmodmapというファイルを用意した。
中身は下記の通り。

remove Lock = Caps_Lock
remove Control = Control_L
keysym Control_L = Caps_Lock
keysym Caps_Lock = Control_L
add Lock = Caps_Lock
add Control = Control_L

しかしこれではうまく行かなかった。
次に/lib/kdb/keymaps/i386/qwerty内のjp106.map.gzを解凍して、下記のように修正してみた。

(前) keycode 58 = Caps_Lock
(後) keycode 58 = Control

これだとXが立ち上がっていないときはうまくいくのだが、Xが立ち上がると駄目になる。
そこで、どうせGUIで何とかなるように作っているだろうと当たりをつけて、適当に調べたら解決した。

デスクトップ>設定>キーボードのレイアウトのオプションからCtrl key positionを選び、その中のCtrl key at left of 'A'を選択する。
これでAの左がCtrlになる。

2007/01/16

Fedora Core 5でFirefox 2.0を使う

無事にsshでのバックアップが終わったので、Fedora Core 5をクリーンインストールした。
今までRedHat 8を使っていたので、半角/全角キーで日本語入力になるとか、yumで一気にアップデートできるとか、そういう進歩を発見しては喜んでいる。
しかしRedHatのころと比べると、一段とWindowsっぽくなった。
たぶん敷居を下げて、ユーザーを獲得しようとしているのだろう。
Fedora Core 6がすでに出ているにも関わらず、5にしたのは、単にディスクが手元にあったからだ。
Scientific Linuxも候補だったのだが、ディスクを焼くのに失敗し、そこからさらに頑張るモチベーションに欠けていた。

さてFedora Core 5だが、Firefoxが1.5のままだ。
とにかくこれを2.0にしたかったので、ここから落としてきた。
tarなのでrpm管理から外れるのが気になるが、まあ仕方ない。
これを展開するとすでに実行形式になっている。
そこで/usr/bin/firefoxをfirefox_oldに置き換える。
次に展開したファイルを適当なところに置き、/usr/bin/firefoxという名前のシンボリックリンクを作る。

これで問題ないはずだが、エラーを吐いてうまくいかない。
libstdc++.so.5が無いというメッセージが出る。
これを解決するには次のように打てばいい。

# yum install libstdc++.so.5

これで必要なファイルが入って、Firefox 2.0が使用可能になる。

2007/01/11

sshを使ったバックアップ

sshを使ってあるPCの/home以下を別のPCにバックアップしようと思い立った。
使っているPCのOSがRedHat8で、サポートは切れているわ、yumも使えないわであまりメリットがない。
おまけに頻繁にXが落ちるようになってしまった。
そこで新しいディストリビューションに乗り換えようということで、これまでのバックアップを取ることに相成ったわけだ。

が、GB超のデータを一気に送るのにどうしたもんだろうかと悩んでいた。
scpとかだとファイルがばらけて鬱陶しいし、何より信じられないほど手間がかかりそうだ。
そこでtarを使うことにした。
tarで固めつつ、その出力先を相手のPCに指定してやることで、固めながら送ることが出来る。
1行コマンドを打つだけで済むので簡単だ。
/home以下を相手先のPCに移すには次のようにする。

# tar zcvf - /home | ssh chonan@hostname "cat > hoge.tgz"
(例)# tar zcvf - /home | ssh chonan@chonanpc "cat > /home/chonan/chonan-homes.tgz"

このように打つと、tarの固める先を他のPCに指定できる。

2007/01/10

CodeVからOpTaliX-LTへのインポート

CodeVもOpTaliXもレンズとか鏡とかを使った、光学系を設計するソフトだ。
CodeVというのはアメリカ製の業界最高峰のソフトで、使用料月額25万円。
強力な最適化機能を持っていて、組みレンズなどの設計に威力を発揮する。
ちなみに教育機関だと年の使用料が5万円と破格で、実に1/60の使用料になる。
ただしアカデミック版だとサポートは受けられない。

OpTaliXはドイツ製でPro版が1200.00ユーロ、LT版が40.00ユーロで、こっちは買いきりである。
LT版はPro版の機能制限版で、設計などの最適化が出来なかったり、光線の波動光学的な取り扱いが出来なかったりするが、価格としては1/30という破格の値段がついている。
なおCodeVとOpTaliXはコマンドが似通っており、OpTaliXの日本の代理店が非常に詳しいマニュアルを用意してくれているので、このマニュアルは非常に参考になる。

普段CodeVを使っているが、当然私物ではないので、自分のPCには入っていない。
自分が持っているPCに入っているのはOpTaliX-LTであるが、設計をしないならばこっちで十分だ。
ただし似通っているといっても、CodeVとOpTaliXは別物であるので、ファイル形式も異なる。
CodeVのファイル形式は.seqと.lenという形式で、前者がアスキー、後者がバイナリである。
最適化プログラムを.seqのアスキーで書いて、設計するレンズを.lenのバイナリで扱うと作業がスムーズなので、普段レンズはバイナリファイルにしているが、バイナリだとOpTaliXでインポートできない。
OpTaliXでインポート可能なのはアスキーのみである。

セーブするコマンドはバイナリだとSAV、アスキーだとWRLで、その後にファイル名を指定すればいい。
インポートしたデータについてOpTaliXで描画する際に、光線のみが描画され、レンズが描画されないことがあるが、このときはメニューバーの"MHT"というボタンを押せばいい。
これで普通に描画されるようになる。
OpTaliXでは描画したレンズの図をボタン1つでPNGやEPSに出来るのがいい。
CodeVでも画像を出力できるはずなのだが、WMFのみでGIFやPNGが見つからなかった。

余談だがCodeVの欠点の1つとして、CADデータにエクスポートしたとき、単位が勝手にフィートとインチに直されて出力されるというのがある。
つまり間隔3mmだと0.118...インチとして出力される。
これをCADに取り込んで再びmmで表示させようとすると、有効数字で丸められて、3mmに戻らない。
これは非常にいただけない仕様で、設計に移すときに混乱を来たす。
一方OpTaliX-LTでもCADにうまくエクスポートできない(押しても反応しない)が、機能制限項目でもなさそうなので、こちらもバグを抱えているのかもしれない。
エクスポート時にmmで出力してくれるなら、CADデータへのエクスポートにOpTaliX-LTが使えるかもしれない。

2007/01/09

サイクリング

近頃運動不足がたたって、体重と体脂肪率が右肩上がりになっている。
そして正月休暇がそれに拍車をかけている。
何か運動をすべきだと思っていたところ、最近になって弟が自転車に凝り始めた。
クロスバイクという、ロードレーサーとマウンテンバイクの中間のような自転車を買い込んで、乗り回している。
ということで弟とサイクリングに出かけてみた。

自宅近くは坂が多いので、運動不足もあってすぐに息があがる。
それにクロスバイクが速い。
自分の自転車はママチャリではないが、別に変速ギアもついていない普通の自転車なので、ついていくのに四苦八苦だ。
クロスバイクはあまり気にしなくてもすぐにスピードが出てしまうらしく、30分もついていくとすっかりバテた。

そこで弟と自転車を交換し、クロスバイクに乗ることにする。
サドルが硬く、自然と前傾姿勢になる。
ダイレクトに力が伝わる感じがして心地よい。
ちょっとこぐとすぐに30km/hぐらいは出てしまう。
調子に乗って、下り坂で思い切りこいでみたら、最高速49.4km/hを記録した。
赤信号に邪魔されたが、距離さえあれば50km/hを超えることも出来そうだ。
自転車に適用されるべき速度制限というのは特に聞いたことがないが、おそらく60km/hだろう。
が、原チャリと同じ30km/hかもしれないと思って調べてみたら、やはり自転車は自動車と同じだった。

ともかくクロスバイクというのはなかなかいいものだ。
やはり高い自転車というのは、それだけの価値があるもんだと実感した。
自分の自転車は大分古くなっていて、すっかり歪んだりしているので、今度壊れたらクロスバイクを買ってみるのもいいかもしれない。