2007/05/29

クレセント錠の取り付け方

クレセント錠というのは窓枠によく付いているタイプの鍵だ。
取り付け方には手順があって、順にきちんとやっていく必要がある。

クレセント錠は2箇所でサッシに固定されているので、まず上側のネジを回し、取りはずす。
次にもともとついている錠を、下側のまだ固定されているネジを中心に回し、サッシと上側をずらす。
さらに上側ではずしたネジをもともと刺さっていたネジ穴に入れなおす。
ここでようやく下側のネジをはずし、始めについていた錠をはずす。
あとは上記の手順を逆にたどればいい。

何故、こんな面倒な手順を踏むのかというと、クレセント錠のついている部分のサッシの裏側に、ネジの切られた裏板が入っているからだ。
この裏板は、サッシ自体には固定されていないため、錠を固定しているネジを同時に取りはずすと、中で落ちてしまうのだ。
そうすると裏板を元の位置に戻すのは、かなり難しい作業になる。
不可能な場合もある。
常に裏板をどっちかのネジで固定しておくことにさえ注意すれば、交換自体はやさしい。
またネジで仮止めする際だが、ネジはまだネジ部分を残したまま、途中で止まる。

2007/05/25

削除できないファイル

愛機ThinkPad X23のバックアップを外付けHDDにするのに、これまでずっと上書きでしてきたので、配置を変えたファイルとか、リネームしたファイルとかの、必要ないファイルが大量にバックアップのほうに溜まっていた。
こういうのを一新するべく、一度全部消去して、それからバックアップを試みることにした。
ところが、削除できないファイルが2つ出てきた。
ともに文字化けしていて、作成日がおかしい。
1つは作成日が1970年で、もう1つは2042年。
1970年がファイルの形をしており、2042年はフォルダの形をしていた。
右クリックでプロパティを見ると容量はゼロ。
消そうとすると、読み取れませんと出る。

しかたなくGUIに頼るのをやめて、Cygwinを起動。
該当のドライブに移動し、rm -rfで消そうとしたが、No such file or directoryと出て、消せない。
しかたなくMS-DOSプロンプトを立ち上げ、同様にdelを試したが、まったく駄目だ。

どうもファイル自体は存在しないようだったので、バグで出来た、ゴミか何かだと推論し、ディスクのエラーチェックをかけてみた。
マイコンピュータからドライブを選び、右クリック。
プロパティ>ツール>チェックするでOK。
外付けだったので、再起動することなくチェックが始まった。
このディスクチェックにまるまる1日半を費やした。
ちなみに外付けHDDは160GBでUSB1.1で接続していた。

チェックが終了すると、2つの文字化けファイルは姿を消しており、そのファイルがあったフォルダが30キロくらいのバイナリファイルになっていた。
その2つのバイナリファイルを消そうとしたら、使用中だとのことで消せなかったが、一度HDDを外して再接続した後、Cygwinで消すことが出来た。

2007/05/17

lha

Linuxでlzh形式を解凍するにはlhaを使う。
毎度のごとく、yumでインストールした。

# yum install lha

でOK。
解凍するには、unrarと同じように-eオプションをつければいい。
unrarと違うのは、ハイフンをつけるところだ。

これでLinuxでもlzh形式を扱えるようになる。
圧縮のオプションは知らないが、そもそもlzhに圧縮すること自体、無いので困らない。

2007/05/13

「スリザーリンク2」

ここのところニコリのパズル、スリザーリンクにはまっている。
「スリザーリンク2」620円也。
先日は電車内でやっていて、うっかり電車を乗り過ごした。
今のところ、上記の本の6割くらい終わらせたが、だんだん難しくなってきた。

この本、解答に間違いを発見したので、報告。
P117の54の解答。
右下の「3」と「2」が並んだところ。
「2」の下に線があるが、これは間違い。
「2」の周りが3本になっている。
こうではなくさらに下に1段伸ばして横に結ぶのが正しい。

それにしても、言葉で説明するのは、なかなか難しい。

2007/05/12

Microsoft Update不具合について

PC側の問題かと思っていたが、MS側のUpdateに問題があったようだ。
UpdateでCPU使用率が高くなるという問題がXp等にあったようだが、その記事にWin2000でも過去の更新プログラムのインストールを要求されるという問題が発生していたことが併記されていた。
今はすでに対応されているようだ。
問題が解決したのはMDAC更新のおかげではなかった可能性が高い。

2007/05/11

ROOT for Windows

Windows用のROOTを入れた。
バイナリをROOTのページからDLしてくればいい。
tarで固めたファイルとインストーラ付きのファイルが用意されている。
なおcygwin用もあるが、gccのバージョンがまだ3.2.2だそうで、推奨されないとある。

tarのほうは設定が面倒そうなので回避することにして、インストーラ付きファイルを落としてきた。
これで右クリックからInstallを選択し、後は指示に従うだけだ。
インストールはCompleteを選択した。

インストールが終了すると、cygwinからもrootが使えるようになった。
調べたところ、環境変数をインストーラがちゃんと書き加えてくれていた。
アイコンがいまいちだが、どうせcygwinから使うので取ってしまった。

2007/05/10

Microsoft Update無限ループ

ThinkPad X23のWindows2000では自動更新の設定をONにしているので、毎月のパッチは手動更新を忘れていても、勝手に落としてきてくれる。
これらのパッチは自動ではインストールしないようにしていて、パッチを落としてくると、ツールバーの右下にそれを知らせる表示が出る。
これをインストールするのだが、今月は何度インストールしても、その流れが終わらない。
怪訝に思って調べてみると、KB832894というIE6関係のパッチが何度も適用されつづけていた。
以前、ThinkPadを購入したときにも似たような症状に悩まされた記憶があったのだが、すっかり忘れていたので、改めて調べた。

が、同一の事例が調べた範囲では見付からなかった。
KB832894というのは2004年の日付になっており、問題が報告されてはいたが、その後対処されていた。
報告された問題も今回の無限ループとは関係なかった。
もう少し調べると、832483というパッチで今回の無限ループと同じ症例を発見した。
そこではMDACのバージョンが問題だということだった。

MDACというのはMicrosoft Data Access Componentsというのの略で、そのバージョンはレジストリエディタで確認可能だ。
「ファイル名を指定して実行」からregeditと打ち込めば、レジストリエディタが起動する。
そのなかのHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\DataAccessを選択する。
そのFullInstallVerのバージョンがMDACのバージョンだ。

これが最新ではなかったので、最新のMDACをダウンロードしてインストールし、改めてパッチを適用した。
MDACのインストールを完了するには再起動が必要だったので、最後に再起動してやったら、Updateのループから抜け出すことが出来た。

2007/05/06

Slingboxその後

最終的にはテレビの入力に分配器を繋いで、Slingbox用に確保することで決着した。
テレビ入力 => 分配器 => テレビ & Slingbox
という感じになった。
このためディスカバリーとかスペースシャワーTV、MTVといった、ケーブルテレビの各チャンネルを視聴することは出来なくなった。
が、これと引き換えに自由にネットワーク越しにチャンネルを変えられるようになった。
どうせNHKと民放さえ見られれば十分だろうから、これでよしとすることにする。

Slingboxはネットワークの環境によって、動的にストリーミングの速度が変わることが特長のようだ。
また画像が途切れても音声は繋がっていることから、音声が優先になっていることがわかる。
CPU使用率は大体70%程度で安定していることから、これもその辺で安定するような設定になっていると思われる。
ただし気になったのはストリーミングしていると、映像がテレビと比較して徐々に遅れていくということだ。
やがては止まってしまった。
Slingboxの内蔵チューナーを使っていることと、CPUがSlingPlayerの必要条件(CPU > Pentium4 1GHz)を満たしていないことが原因かもしれない。

2007/05/03

テレビの分配器について

Slingboxを購入してから、自宅テレビの配線をいじっている。
今のところ、TCJ-851をSlingboxから制御する方法が見当たらず、IR制御のメドが立たない。
そこで分配器でテレビの入力を2つに分配する方法を試してみることにした。
電気店でこの方法に必要なものを購入してきた。

そこで知ったのだが、まず分配器以外に分波器というものがある。
さらに分配器にも、1端子電流通過型と全端子電流通過型の2つがある。
分配器というのは文字通り、入力を2つに分配するもので、今回購入したのはこれだ。
一方の分波器というのは、混合器で混ぜた、民放とは波長の違うUHFとかVHFとかの電波を元の2入力に戻すというものだ。
さらに1端子型というのはBSとかCSとかを1つの端子にしか出せないという特徴があり、全端子型だとBS・CSも全部の端子に同様に分配できる。
簡単に言うと、全端子型は完全なタコ足配線であり、1端子だと不完全なタコ足配線になるということだ。

2007/05/02

Slingbox

Slingboxを購入した。
これは簡単に言うとテレビサーバーで、ネットワークを介して、Slingboxを設置したところのテレビをどこからでも視聴できるようにするというものである。
海外からだろうとどこからだろうと、ネットに繋がってさえいればテレビが見られる。

クイックガイドには設置の仕方が3種類紹介されていた。
1.テレビの出力端子からSlingboxに繋ぐ方法。
2.テレビ端子の入力を一度Slingboxにつなぎ、そのSlingboxの出力をテレビに入れる方法。
3.テレビ端子の入力そのものを2入力に分配する方法。
文字にしてみると煩雑だが、要はSlingboxをテレビ端子とテレビの間のどこに設置するかという問題。
このうち、2.の方法を選択した。
テレビの出力端子はすでに埋まっており、テレビの入力端子からの入力を分配するには追加投資が要ったからだ。

設置から視聴までで、面倒だったのはケーブルを繋いだりするところで、ここが一番時間を食った。
それ以降は簡単だったが、ウイルスバスターの設定でセキュリティレベルを高に設定しているとうまく接続されないことに気づかず、やや手間取った。
自宅のLAN内とネットを介して別のLAN内から視聴できるかどうか試し、問題ないことを確認した。

ほとんど望んだとおりに出来たのだが、大きな問題が一点。
自宅のケーブルテレビのホームターミナルTCJ-851のIR制御が出来ない。
仕組みとしてはTCJ-851からの画像を転送しているだけなので、チャンネル切替とかON/OFFはこのTCJ-851を制御する必要がある。
このためにSlingboxにはIR制御を行うためのケーブルが付いている。
ところがこのIR制御がうまくいかない。
手動でTCJ-851を動かしてやると、期待通りに動作するのだが、PC側から遠隔操作できない。
IR制御のための光源の設置を疑って、何度も試したが、成功しなかった。
ここさえクリアできれば、どこでもテレビが実現するのだが。
対応していないのであれば、はやいとこアップデートとかで対応して欲しい。