2008/06/28

タンジェントの逆関数

Cのタンジェントの逆関数atan(double)は-π/2からπ/2の値を返す。
しかしタンジェントは180度周期なので、360°で考えるときには、このままでは駄目だ。
そのため0°から360°の範囲で考えなくてはいけないときには、別途cosとかsinを見る必要がある。
atan2(double, double)はその点、-πからπまでの値を返してくれる。
どうせcosとsinが分かっていて、角度を知りたいときがほとんどなので、atanよりもatan2の方が使い易い。

ちなみに三角関数の逆関数が返す値の範囲をいつも忘れるのでメモ。
acosは-π/2からπ/2。
asinは0からπ。

それと角度を計算する時は単位に気を付ける。
大体、妙な動作をするときは決まって、度のまま三角関数を計算しようとしてしまっている。

2008/06/23

VMplayerのアップデート

yumでさまざまなアプリをアップデートしたせいで、カーネルもアップデートされてしまった。
そのせいでVMplayerが使えなくなってしまった。
これはかなり痛い。
/usr/bin/vmware-config.plを実行してみたが、途中でエラーを吐いて止まってしまう。

仕方が無くVMplayerをアップデートすることにした。
バージョンアップされていたので、アップデートしたら使えるのではないかと期待。
前と同じrpm版を落としてくる。

# rpm -Uvh VMware-player-2.0.4-93057.i386.rpm

でアップデート。
次いで、

# /usr/bin/vmware-config.pl

で設定。
デフォルトのまま、Enterを押していると、今度はOKだった。
これで今までのWindowsのイメージファイルが使えるようになった。

2008/06/20

ヒートシンクお掃除

FC5を入れているPCのCPUがやたら熱くなっていた。
そこでケースについていた壊れたファンを交換してみた。
これで冷えるだろうと思いきや、全く効果が無かった。
最近は常時60度前後で、何か重い処理をするとすぐに70度とかになる。
ヒートシンクに直接風を当てても冷えないということなので、ヒートシンクからの放熱に問題があると思われた。

そこでヒートシンクの上についている、CPUファンを取り外してみた。
するとファンとヒートシンクの間に綿埃が層になって挟まっていた。
さらにヒートシンクの薄い金属板の間にも埃が挟まっていた。

埃を圧縮空気で吹き飛ばし、PCの電源をオンにすると、驚くほど温度が下がっていた。
常時60度前後だったのが、45度前後になった。
これで問題なく今年の夏を越せる。

Firefox 3 続き

いくつかのPCで試したけど、Gmailから抜けるとき、おかしくなるのはThinkPad X23だけだと判明。
しかも必ずというわけでもなくて、問題なく抜けられることもある。
訳が分からない。
マウスジェスチャに関しては、All-in-One Gesturesのインストーラを書き換えると使えるらしい。
すぐに対応してくれても良さそうなものだ。

Linux版もFedora Core 5に入れようとしたけど、あえなく失敗。
GTK+のバージョンが2.10以降じゃないと使えないが、Fedora Core 5は2.8なので、GTK+をアップグレードしてくれと言われてしまう。
そもそもFC5にはもともとFirefox 2さえ入ってなかったし、ディストリ的にもう時代遅れだということか。

GTK+のアップグレードは面倒で試していない。
yumで簡単に出来るようなものでもなさそうなので、今のところFC5だけはFirefox 2で行く予定。

# yum update

ではうまく行かなかった。

余談だが、これでアップデートすると、Firefoxが2から1に戻されてしまった。
/usr/bin以下のFirefoxの実行ファイルを消して、Firefox 2の実行ファイルにリンクを貼っていたからだ。
なので後から直してやらないといけない。
yumは便利だけど、メジャーアップデートとかがあると面倒臭い。

2008/06/18

Firefox 3

本日(6/18)午前2:00から正式版がリリースされた。
Firefoxのサイトはつながりづらくなっているが、早速DLしてみた。
Windowsだとexe形式で落ちてくる。
落としてきたファイルを実行するだけで、非常に簡単にFirefox 2から移行できた。

インターフェースは多少変わったが、特に大きな変更はないという印象。
設定は引き継がれるし、ブックマークもそのまま。
気になったのは、これまでのアドオンが一部使えなくなったということ。
Skypeはそのまま使えたが、SageとAll-in-One Gesturesが使えない旨の警告が出た。
SageはFirefox 3に対応した1.4が出ていたので、それを使えば問題なかったが、All-in-One Gesturesは使えなくなってしまった。
マウスジェスチャが使えないと非常に不便だ。

速度はややスピードアップしたかなという感想。
GmailとかGoogle Docs & Spreadsheetsとかがサクサク動くことを期待していたのだが、やっぱりそこまでは速くならなかった。
X23のハード的な問題も絡んでいるのかもしれない。
食べログ.comとか、YouTubeの表示は結構速くなった。

1つだけ気になる点は、Gmailからのログアウト時の挙動。
Gmailからログアウトしようとすると、突然CPU使用率が100%になり、メモリの使用量が際限なく上がっていく、ということが起こった。
この現象は再現性があった。
これはGoogleからのログアウトでは起こらなかった。

大騒ぎすることもないが、今回のバージョンアップで全体的に使いやすくなったと感じた。
後はマウスジェスチャとGmailの問題が何とかなってくれればいいのだが。

2008/06/11

USBメモリを洗濯した

最近、USBメモリを買い換えた。
これまでは1GBのTS1GJF150というのを使っていたが、少し容量が少ないと感じることが増えたためだ。
そこで同じくTranscendのTS4GJFV30というのにした。
こちらは4GB。
Amazonで2580円也。

このTS4GJFV30をうっかり洗濯してしまった。
たまたま中には何のデータも入っていなかったのだが、データ以上にハード死亡は痛い。
ところが駄目元でPCに突き刺してみたら、何と認識した。
今のところ、データのコピー等にも問題無し。
嬉しい誤算。

2008/06/01

Solid Edge 2D Draftingでdxfファイルを扱う

Solid Edgeを使っていて、dxfファイルを開きたくなるときがある。
ところがこのとき問題がおきる。
デフォルトがインチになっていて、mmで書かれた図が拡大されて取り込まれてしまうのだ。
開発元がアメリカだからなのだろうが、こういった仕様は何とかして欲しい。
世界的にはmmだろう。
設定をいじってもうまく読めないので、配布元に連絡してみた。
そこで判明したやり方は以下のとおり。

1.まず[ファイルを開く]を用いて、dxfファイルをクリックする。
2.ダイアログボックスの[オプション]をクリックする。
3.[AutoCADからSolid Edgeへの変換ウィザードーステップ8の1]というウィンドウで[次へ]をクリックする。
4.[AutoCADからSolid Edgeへの変換ウィザードーステップ8の2]で単位をmmとし、[次へ]をクリックする。
5.[AutoCADからSolid Edgeへの変換ウィザードーステップ8の4-7]で[次へ]をクリックする。
6.[AutoCADからSolid Edgeへの変換ウィザードーステップ8の8]で[新規構成ファイルを作成する]を選択し、[コピー先]をクリックする。
7.[名前をつけて保存]で適当なファイル名をつけて、[保存]をクリックする。
8.[AutoCADからSolid Edgeへの変換ウィザードーステップ8の8]で[完了]をクリックする。

これで開けばいい。
7.で決めた設定ファイルが呼ばれるので、次からは特に指定する必要は無い。