Windows版のROOTのtutorialがあることを最近知った。
ROOTをインストールした直下のディレクトリに\tutorialsというところがある。
ここでROOTを立ち上げると、通常の起動のメッセージの下に、
"Welcome to the ROOT tutorials"
と出て、demo.Cを動かしてみるように促すメッセージが出る。
「Dis45ユーザーのためのROOT入門」の最初に出てくる、benchmark.Cもここにある。
起動してみると、ベンチマークが動き出し、ウニウニと各種のグラフやらヒストグラムやらの作成、フィットなどが行われる。
見ていて楽しいが、最後に出力されるベンチマークの結果はいまいちよく分からない。
ちなみに\tutorials以下の\graphicsにearth.Cというのがある。
earth.datを読み込んで世界地図を描画してくれるのだが、Windows版の5.20では上手く動かず。
これは5.22では正常に動くことを確認できた。
2009/07/31
Ntuple
ROOTで計算させた結果を描画するとき、これまではいちいちヒストグラムを用意していた。
しかしinteractiveにカットや条件を変更し、その結果が見たいときとかには、いちいちそんなことはしていられない。
そこでNtupleを使う。
TNtuple *n1 = new TNtuple("n1", "", "x:y:z:w");
とかすると、n1というNtupleが4つの変数で作られる。
さらにこれらの変数に、For文とかWhile分とかで、
n1->Fill(x, y, z, w);
とかで値を詰めるだけでOK。
あとは、
n1->Draw("x:y", "w>0");
とかすると、wがゼロより大の値をとるときのxとyの分布図を出せる。
これで作ったヒストグラムも、当然通常のヒストグラムとして扱える。
また.ls();とか打つと、n1というNtupleが出来ているのがわかる。
たとえばマクロを書いて、n1というNtupleを作ったとして、マクロを実行した後もn1は消えないでいる。
そこで上の条件を変えて描画させたりも出来る。
出来ているNtupleについての情報は、
n1->Print();
とか打つと見ることが出来る。
しかしinteractiveにカットや条件を変更し、その結果が見たいときとかには、いちいちそんなことはしていられない。
そこでNtupleを使う。
TNtuple *n1 = new TNtuple("n1", "", "x:y:z:w");
とかすると、n1というNtupleが4つの変数で作られる。
さらにこれらの変数に、For文とかWhile分とかで、
n1->Fill(x, y, z, w);
とかで値を詰めるだけでOK。
あとは、
n1->Draw("x:y", "w>0");
とかすると、wがゼロより大の値をとるときのxとyの分布図を出せる。
これで作ったヒストグラムも、当然通常のヒストグラムとして扱える。
また.ls();とか打つと、n1というNtupleが出来ているのがわかる。
たとえばマクロを書いて、n1というNtupleを作ったとして、マクロを実行した後もn1は消えないでいる。
そこで上の条件を変えて描画させたりも出来る。
出来ているNtupleについての情報は、
n1->Print();
とか打つと見ることが出来る。
2009/07/27
Ophcrackその2
Ophcrackがうまく動かない理由は、0.9.aというやたらと昔のバージョンを落としていたからだった。
最新のXp用の2.3.0を落としたら、あっさりと解析できた。
ツールもブート後に自動で起動するようになっている。
シェルの場所はhomeディレクトリになっていて、0.9.aとは異なっていた。
またHDDのマウントの仕方も0.9.aから少し変わっていて、/mnt/sda1/以下にハードディスクの中身全てがマウントされていた。
最新のXp用の2.3.0を落としたら、あっさりと解析できた。
ツールもブート後に自動で起動するようになっている。
シェルの場所はhomeディレクトリになっていて、0.9.aとは異なっていた。
またHDDのマウントの仕方も0.9.aから少し変わっていて、/mnt/sda1/以下にハードディスクの中身全てがマウントされていた。
2009/07/26
Ophcrack
ふとしたことからWindowsのシステムのAdministratorパスワードを調べる必要が発生した。
そこで調べて出てきたのが、Ophcrackというツール。
これはUbuntuをベースとしたLinuxのLive CD。
イメージファイルを落としてきて焼いて、そのメディアから起動するとOSが起動する。
デスクトップにツールを起動するアイコンが表示されている。
起動ドライブのWindowsディレクトリはマウントされている。
デスクトップのツールを動かしてみると、画面が一瞬出た後、すぐに消えた。
しかたがないので、このツールが入っているところを探すと、/usr/local/bin以下にシェルの形で入っていた。
そんなに長いシェルでもなく、そんなに難しいことをしている感じはしなかった。
これを手動で動かし、その出力を見たところ、/mnt/windows/WINNT/system32というファイルが見つからず、スクリプトがエラーを吐いて止まっていた。
実際のsystem32は/mnt/windows/WINDOWS/system32にある。
このくらいきちんと見つけて欲しい。
仕方がないので、どこかにスクリプトをコピーして、編集しようとしたら、viはあるもののEmacsが入っていない。
仕方がないので、viで編集しようとしていたら、たまたまひょんなことからパスワードが分かった。
ということでパスワードクラックは必要なくなってしまった。
Webで見るとかなりあっさりとパスを破るようなので、古いバージョンか何かを落としてしまっていたのかもしれない。
15文字以上や記号等が入ると、解析が苦しくなるようだが、追加のファイルを落としてくれば、解析は不可能ではないようだ。
そこで調べて出てきたのが、Ophcrackというツール。
これはUbuntuをベースとしたLinuxのLive CD。
イメージファイルを落としてきて焼いて、そのメディアから起動するとOSが起動する。
デスクトップにツールを起動するアイコンが表示されている。
起動ドライブのWindowsディレクトリはマウントされている。
デスクトップのツールを動かしてみると、画面が一瞬出た後、すぐに消えた。
しかたがないので、このツールが入っているところを探すと、/usr/local/bin以下にシェルの形で入っていた。
そんなに長いシェルでもなく、そんなに難しいことをしている感じはしなかった。
これを手動で動かし、その出力を見たところ、/mnt/windows/WINNT/system32というファイルが見つからず、スクリプトがエラーを吐いて止まっていた。
実際のsystem32は/mnt/windows/WINDOWS/system32にある。
このくらいきちんと見つけて欲しい。
仕方がないので、どこかにスクリプトをコピーして、編集しようとしたら、viはあるもののEmacsが入っていない。
仕方がないので、viで編集しようとしていたら、たまたまひょんなことからパスワードが分かった。
ということでパスワードクラックは必要なくなってしまった。
Webで見るとかなりあっさりとパスを破るようなので、古いバージョンか何かを落としてしまっていたのかもしれない。
15文字以上や記号等が入ると、解析が苦しくなるようだが、追加のファイルを落としてくれば、解析は不可能ではないようだ。
Microsoft Natural Wireless Laser Mouse 6000
マイクロソフトの無線マウスを購入した。
Microsoft Natural Wireless Laser Mouse 6000という奴で、Amazonで5712円。
形状が独特で、最初に量販店で見て以来、かなり長いこと気になっていた一品。
各社のマウスでエルゴノミクスな、人間工学的なデザインが導入されているが、その中でもこれは一際変な形をしている。
左右のクリックボタンがかなり傾いて配置されており、マウス自体の背が高い。
マウスを握る感覚が、モノを握り締めるような感覚で、上から手を置くという感じと少し違う。
手の傾きは45度くらいのイメージ。
これが非常に気持ちがよくてしっくりくる。
ただやや底面積が小さく、また背も高いので、不安定に感じることもある。
単3電池2本を搭載すると重さがあるので、倒れたりするようなことはない。
ワイヤレスマウスを始めて導入したが、非常に使いやすく、感度も問題なしだ。
サイドにボタンが2つついているが、こいつらは使わないのでよく分からない。
気になったのは2点。
まずはセンタークリックが固くて、押しづらい点。
センタークリックはあまり使わないからまあよいのだが、ときどき使うときに気になる。
それとUSBを抜き差しすると、そのうち挿し込んでもシステムから認識されなくなってしまう点。
付属のソフトを入れないで、Windowsのドライバで動かしているせいかもしれないが、こちらは何とかならないものか。
Microsoft Natural Wireless Laser Mouse 6000という奴で、Amazonで5712円。
形状が独特で、最初に量販店で見て以来、かなり長いこと気になっていた一品。
各社のマウスでエルゴノミクスな、人間工学的なデザインが導入されているが、その中でもこれは一際変な形をしている。
左右のクリックボタンがかなり傾いて配置されており、マウス自体の背が高い。
マウスを握る感覚が、モノを握り締めるような感覚で、上から手を置くという感じと少し違う。
手の傾きは45度くらいのイメージ。
これが非常に気持ちがよくてしっくりくる。
ただやや底面積が小さく、また背も高いので、不安定に感じることもある。
単3電池2本を搭載すると重さがあるので、倒れたりするようなことはない。
ワイヤレスマウスを始めて導入したが、非常に使いやすく、感度も問題なしだ。
サイドにボタンが2つついているが、こいつらは使わないのでよく分からない。
気になったのは2点。
まずはセンタークリックが固くて、押しづらい点。
センタークリックはあまり使わないからまあよいのだが、ときどき使うときに気になる。
それとUSBを抜き差しすると、そのうち挿し込んでもシステムから認識されなくなってしまう点。
付属のソフトを入れないで、Windowsのドライバで動かしているせいかもしれないが、こちらは何とかならないものか。
2009/07/09
DVD-ROMドライブ
X23のウルトラベースに使えるDVD-ROMドライブを2つ手に入れた。
1つは東芝のSD-C2201。
こいつはフロントベゼルの形状が合わなかったので、ついていたベゼルは剥がしてしまった。
DVD2.4倍速、CD20倍速でファームウェアのバージョンは1113。
入っているファームウェアによってはリージョンフリーもありえたのだが、こいつは駄目だった。
Nero InfoToolを使うと確認できる。
このツールを適当なところに落とし、解凍すると使える。
また「アクセサリ」>「システムツール」>「システム情報」でコンポーネントからドライブを見ても、ファームウェアを確認できる。
2つ目は東芝のSD-C2512。
ベゼルはウルトラベース用のものがついていて、ぴったり嵌まる。
DVD8倍速、CD24倍速で、DVD-RAMも読めるようだ。
こいつはファームウェアによらず、リージョンフリー化できないドライブだ。
2202よりも2512のほうが早いし、RAMも読めるようだし、ベゼルもついているしで2202の出番は無さそうだ。
X23でDVDを読めるようになったが、XPのWindows Media PlayerではDVDを再生できない。
新たにソフトを入れる必要があるので、VLC Media Player Portableを入れた。
このソフトは軽い上に、展開するだけで使えて、iso形式のイメージファイルも読める。
これでHDDに貯めているisoイメージも読めるようになった。
1つは東芝のSD-C2201。
こいつはフロントベゼルの形状が合わなかったので、ついていたベゼルは剥がしてしまった。
DVD2.4倍速、CD20倍速でファームウェアのバージョンは1113。
入っているファームウェアによってはリージョンフリーもありえたのだが、こいつは駄目だった。
Nero InfoToolを使うと確認できる。
このツールを適当なところに落とし、解凍すると使える。
また「アクセサリ」>「システムツール」>「システム情報」でコンポーネントからドライブを見ても、ファームウェアを確認できる。
2つ目は東芝のSD-C2512。
ベゼルはウルトラベース用のものがついていて、ぴったり嵌まる。
DVD8倍速、CD24倍速で、DVD-RAMも読めるようだ。
こいつはファームウェアによらず、リージョンフリー化できないドライブだ。
2202よりも2512のほうが早いし、RAMも読めるようだし、ベゼルもついているしで2202の出番は無さそうだ。
X23でDVDを読めるようになったが、XPのWindows Media PlayerではDVDを再生できない。
新たにソフトを入れる必要があるので、VLC Media Player Portableを入れた。
このソフトは軽い上に、展開するだけで使えて、iso形式のイメージファイルも読める。
これでHDDに貯めているisoイメージも読めるようになった。
2009/07/04
ThinkPad X21
ひょんなことから、割と程度のいいX21を手に入れた。
そこでX23の痛んでいるパーツをX21から取ってきて、X23をリニューアルしようと思いついた。
X23で交換したいパーツとしては、キーボード、LCDベゼルの折れた左のラッチ、左右のヒンジ。
特にキーボードは、左Shiftの爪の1つが取れていて外れ易かったり、左クリックボタンの爪が折れていたり、クリックボタンの下のゴムがボロボロだったりする。
それとドッキングのODDがCD-ROMなのと、LCDの上のUSB端子カバーが欠品なのを何とかしたい。
が、X21のキーボードを外してみて、愕然とした。
X23とは取り付けが違うのだ。
保守マニュアルを見ても、X20とX21が共通、X22とX23が共通になっている。
X21は4つのネジで取り付けられているのだが、X23は3つだ。
逆なら3箇所のネジ位置が合っていればいいのだが、このままでは外したキーボードを生かせない。
仮に4箇所のうち3箇所のネジ位置が合っていても、残り1つのネジ穴のボスを切らないといけない。
そこまで頑張る気がしなかったので、キーボードを換装する案は頓挫。
仕方なく左Shiftと左クリックボタンのみをX21から外し、X23と取替え。
それとLCD上のUSB端子カバーをいただく。
ラッチとヒンジは交換するためにはかなり分解しないといけないので、これも見送ることにした。
使用中のドッキングに入っていたODDはCRN-8241U(LG製)。
これをCD-RWに差し替えてドッキングしたところ、あっさりと認識した。
認識したCD-RWの型番はUJDA310(MATSHITA)。
これでイメージをCD-Rに焼いたり出来るようになった。
そこでX23の痛んでいるパーツをX21から取ってきて、X23をリニューアルしようと思いついた。
X23で交換したいパーツとしては、キーボード、LCDベゼルの折れた左のラッチ、左右のヒンジ。
特にキーボードは、左Shiftの爪の1つが取れていて外れ易かったり、左クリックボタンの爪が折れていたり、クリックボタンの下のゴムがボロボロだったりする。
それとドッキングのODDがCD-ROMなのと、LCDの上のUSB端子カバーが欠品なのを何とかしたい。
が、X21のキーボードを外してみて、愕然とした。
X23とは取り付けが違うのだ。
保守マニュアルを見ても、X20とX21が共通、X22とX23が共通になっている。
X21は4つのネジで取り付けられているのだが、X23は3つだ。
逆なら3箇所のネジ位置が合っていればいいのだが、このままでは外したキーボードを生かせない。
仮に4箇所のうち3箇所のネジ位置が合っていても、残り1つのネジ穴のボスを切らないといけない。
そこまで頑張る気がしなかったので、キーボードを換装する案は頓挫。
仕方なく左Shiftと左クリックボタンのみをX21から外し、X23と取替え。
それとLCD上のUSB端子カバーをいただく。
ラッチとヒンジは交換するためにはかなり分解しないといけないので、これも見送ることにした。
使用中のドッキングに入っていたODDはCRN-8241U(LG製)。
これをCD-RWに差し替えてドッキングしたところ、あっさりと認識した。
認識したCD-RWの型番はUJDA310(MATSHITA)。
これでイメージをCD-Rに焼いたり出来るようになった。
2009/07/03
Firefox 3.5
Firefoxが3.5になったので、早速アップデートしてみた。
「ソフトウェアの更新を確認(O)...」からアップデートできる。
早くなったとの触れ込みだが、特に早くなったという印象は今のところない。
タブの横に、新しいタブを出すボタンがついたが、これが非常に鬱陶しい。
IEに最初実装されたときにも鬱陶しく感じたが、Firefoxに輸入されてしまった。
それとタブが1つになると、1つになったタブから、タブ自身を消去するための×ボタンが消えてしまう。
これはありがた迷惑な仕様だと思う。
それと予想通り、いくつかのアドオンが着いてきていない。
自分の使っているのだと、All-in-One GesturesとSageが未対応だ。
Aii-in-One Gesturesはノートでは使わないからいいが、Sageが未対応なのはかなり困る。
RSSリーダが使えなくなると、あちこちの更新をいちいち手動で確認しなくてはならない。
どこまで読んだかも分からなくなってしまいそうなので、なんとか早く対応して欲しい。
「ソフトウェアの更新を確認(O)...」からアップデートできる。
早くなったとの触れ込みだが、特に早くなったという印象は今のところない。
タブの横に、新しいタブを出すボタンがついたが、これが非常に鬱陶しい。
IEに最初実装されたときにも鬱陶しく感じたが、Firefoxに輸入されてしまった。
それとタブが1つになると、1つになったタブから、タブ自身を消去するための×ボタンが消えてしまう。
これはありがた迷惑な仕様だと思う。
それと予想通り、いくつかのアドオンが着いてきていない。
自分の使っているのだと、All-in-One GesturesとSageが未対応だ。
Aii-in-One Gesturesはノートでは使わないからいいが、Sageが未対応なのはかなり困る。
RSSリーダが使えなくなると、あちこちの更新をいちいち手動で確認しなくてはならない。
どこまで読んだかも分からなくなってしまいそうなので、なんとか早く対応して欲しい。
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