2010/09/26

FRU

ThinkPadの交換可能な全てのパーツにはFRUという番号が振られている。
この番号はHardware Maintenance Manualという、全てのThinkPadに用意されている文書にリストで載っている。
リストを眺めると分かるが、全く同じ名前のパーツに別の番号が振られている。
HDDとかLCDパネル、キーボードなどで見られる。
これは2chとかを見ると書いてあるが、Supplierの違いから来ている。
そういった対応表を見てみると、自分のマシンのキーボードがどこ製なのかを知ることができる。
各所に載っている対応表はLenovoが公式に発表したものではないので、そこをどう評価するかはもちろん人それぞれ。

ところでこのFRU、それぞれのThinkPadで何が使われているのか知る方法が、分解する以外にもある。
ここにLenovoがそのためのページを用意している。
リンク先のページでマシンタイプとS/Nを入れると、そのマシンで使われているパーツのFRUリスト一覧が出てくる。
自前のT400sでもリスト一覧を出せた。
LenovoがどうしてFRUの調べ方を公開しているのかは不明。

それとX23で試してみると、リストの一覧が出せなかった。
X23の頃は保守マニュアルという文書に同様にFRUが載っていたが、IBM時代のマシンはカバーされていないのかもしれない。