2014/02/09

iPhone(au)連絡先をiCloudに同期する

これまで色々な方法で、連絡先のiCloud同期を試みて、全部失敗してきた。
設定のiCloudの項目の中で連絡先をONにしてもダメ、PC側のiCloudの設定でメールにチェックを入れてもダメ、メールと連絡先のデフォルトアカウントをiCloudにしてもダメ、iCloudのメールアドレスを取得してもダメだった。
これがどうしてか、全然わからなかったのだが、連絡先の中のグループという項目を見ていて、ようやく理由が分かった。

自分の場合、グループに2つの項目があって、1つはEメール(EZWEB.NE.JP)のContactsというもの、もう1つはiCloudの全てというものだ。
調べたところ、連絡先の中身が入っているのは前者のほうで、後者には自分のiCloudのアカウントの情報が1つ入っているのみだった。
どうやら、このauのコンタクトリストはiCloudの同期の対象に入らないようだ。
このリストはiPhoneのアプリのアドレス移行というソフトを使って、昔の携帯から持ってきた。

このリストをどうにかしてiCloudに持ってくればいい。
最も簡単そうなのは、連絡先をvCard形式でエクスポートして、それをiCloudでインポートするというやり方。
しかしiPhoneには標準でvCardにエクスポートできる機能は実装されていない。
ちなみにiCloudに入っている情報はiCloudからエクスポートできる。

ではEZWEBの連絡先を移行するにはどうすればいいのかというと、考えられる方法は3つある。
その1は最もシンプルで、iCloudに直接、手で入力してしまう方法。
その2はvCardファイルを自分で直接作って、iCloudにインポートする方法。
その3はアプリでvCardを作る方法。

その1は単純だが数が多いと非常に大変だ。
その2はcsvファイルをvCardに変更するために、何かソフトをインストールしないといけなくなる。
その3は多分、こんなので出来るはずだが、同じようにソフトをインストールしないといけない。
僕はソフトをインストールするのがあまりスキでないし、連絡先も100件に満たないので、その1で行くことにした。

iCloudに直に打ち込むと、Wifi接続環境ではすぐに変更が反映され始める。
といっても、仮にiCloud側で名前を間違えても上書きされるわけではなく、別の名前として連絡先に登場する。
同じ名前をiCloudに入れた場合は重複して表示されることはない。
メールアドレスや番号を打ち間違えても、併記されるだけ。
ということで、多少手間はかかったが、ようやくiCloudで同期出来るようになった。