2014/03/13

iTunesとiTMSとアートワーク

僕はMP3やiTMから入手した音楽をiTunesで管理している。
iTunesでの管理するにあたり、アルバムのアートワークを登録しておくと、視認性がとてもいい。
アートワークはiTMSに該当する商品がある場合、オートでDLすることが出来る。
オートでDLされてくるアートワークは600x600(物によって正方形でないものもあり、必ずしもぴったりではないこともある)。
もちろんiTMSに該当の商品がない場合、オートでDLしてくることは出来ない。

しかしオートでDLしようとすると面倒なのが、iTMSのラインナップが変更になることがある、という点。
iTMS側でそれまで販売していたアルバムがなくなってしまったり、過去のアルバムを新しいもので置き換えたりする場合がある。
そうすると例えばPCを移行したときに再DLしたくなっても、そのときにはもう出来ないなんてことが起こる。
またiTMSは国ごとのアカウントなので、例えば自分のAppleアカウントがJP用のものであり、かつUSのiTMSだけに欲しいアルバムがラインナップされていた場合、USのiTMSからアートワークを落としてくることは出来ない。
JPに居ながらにしてUSのアカウントを作ることはできるけども、嘘の住所が必要になり、あまり気乗りする方法ではない。
それからUSとJPでCDのアートワークが異なっていることが往々にしてあるので、海外のiTMSからアートワークが落とせるようにしたいと思っていた。

1つの解の候補は、何も考えず、Amazonのアートワークをもらってくることだ。
Amazonだとco.jpでも.comのほうにもブラウザでアクセスできるし、アートワークのサイズも1500x1500があったりする。
ただAmazonのアートワークにはちゃんとしたものもあれば、もっと低い解像度のものを無理矢理に1500x1500にリサイズしたものもある。
より小さな500x500、300x300、150x150の画像や、スキャンしたようなレベルの、割りとクオリティの低いものも見られる。
これらが許せれば、Amazonは最もシンプルな解になるが、僕としてはこれはちと気に入らない。

前置きが長くなったが、じゃあ僕は今どうしているかというと、iTMSとAmazonを使い分けている。
iTunesを使わずに手動でDLし、落としてきたアートワークをiTunesを使って、MP3に埋め込んでいる。
これはどうやるのかというと、まず欲しいアルバムをGoogleで検索する。
このとき検索ワードに加えて、site:itunes.apple.comというのを後ろにくっつける。
こうすることで、Googleは指定したサイト内、この場合だとitues.apple.comに限って検索を行ってくれる。
仮にUSにしかない場合、URLの中のjpをusと書き換えることで、そのままUSのページに行けたりする。
そうやってブラウザでiTMSの欲しいアルバムに辿り着いたら、そのページの小さなアートワークだけを別のタブで開く。
このアートワークは170x170という小さなサイズだが、URLの中の170x170を600x600に変更すると大きな画像が開ける。
他に1200x1200というサイズもある。
これを開いて右クリックしてコピーし、アルバムのプロパティからアートワークのところにそれをはりつける。
1200x1200だと埋め込まれる画像が大きいので、ファイルの容量は1MB以上大きくなる。

それから過去にDLしたアートワークを、古いPCなどで持っている場合。
まず曲のプロパティを開くと、DLされたアートワークにアクセスできる。
そこで右クリックからクリップボードにコピーしておき、DLしたアートワークを削除した後、再度プロパティから貼り付ける。
こうすると、ファイル自体にiTMSから落としてきたアートワークを埋め込める。
埋め込んだ後は、別PCに移動しても問題なくアートワークは表示される。