2012/09/02

1.8" SSD (micro SATA)

1.8"のSSDは業界のスタンダードにはならなかったが、細々と続いているようだ。
メインマシンのT400sに入れている、160GBのX18-Mが手狭になってきたので、乗り換えの候補を調べたところ、2つ候補が上がってきた。

1つ目の候補はKingstonのSSDNow V+180 SVP180S2/256GB
Kingstonはメモリとかでよく名前の出てくる(実は特に理由なく台湾のだと思いこんでいたが)USのメーカーで、有志の調査によれば、このSSDの中身は東芝のHG3だそうだ。
東芝製SSDはコントローラーがきちんと作られていて、速度低下が少ないという特徴がある。
T400sに最初に入っていたのも東芝製64GBだった。
容量は256GB、読み込みが230MB/s、書き込みが180MB/s。
最近のSSDと比べると見劣りする速度だが、それでも十分に早い。
Trimも有効になっている。
実売最安価格は40000円前後。

2つ目の候補はIntelのSSD 320
X18-Mには2世代あったが、その後継となるSSD。
てっきりIntelは1.8"をやめたのだと思い込んでいたが、そうではないのかもしれない。
東芝に比べると速度低下しやすいという評価だが、X18-Mを使っている限りにおいてはさほど気になっていない。
容量は300GB、読み込みが270MB/s、書き込みが205MB/s。
こちらも当然Trim有効。
実売は45000-50000円程。

他にも聞いたことのない会社の候補はあったが、EMIやESDなどがまともにケアされていなかったりすると怖いので対象外。
MicronのRealSSD c400には512GBがラインナップされているが、販売の実態が見当たらなかった。

2012/08/19

機種変

2012/07/22をもってそれまで使用していた携帯W33SAが使えなくなった。
この直前、7月16日に携帯をiPhone 4S(32GB/White)に変更した。
自分にとって初のApple製品。
AppleならWhiteという印象があったのと、自分の音楽の容量を考えた。
iPhone 5が9月にも、という話は出ていたのでWWDCまでは待ってみたが、そこで時間切れ。

機種変自体しなくてはならなかったので、事前の検討はしていた。
いわゆるガラケーと呼ばれる普通の携帯は機種自体安いし(DMにはキャッシュバック云々と書かれていた)、衝撃にも強いし、おそらくOSが賞味期限切れになる心配もないし、ランニングコストもベスト。
スマートフォンだと、Android系かiPhoneのどちらかになるが、ほとんどで耐衝撃性に難があり、ランニングコストはガラケーの(自分の使い方だと)2-3倍。
上記のような検討の結果、次もガラケーでいいやと思っていたが、スマホを使うという経験が自分にとって重要だと思い直した。

使ってみて1ヶ月の感想。
まずバッテリーが全く持たない。
6年使ったW33SAより、新品のiPhone 4Sのほうが持たない。
だいたい2日半で空っぽになる。
この間、一切通話はせず、GMailアプリが動いているだけ。
iOSは安定している印象。
アドレス帳移行のAU謹製アプリを落とした時に、ちょっとおかしくなったが、再起動したら元に戻った。
サイズはW33SAより薄いので、持ち歩きやすくなった。
それとカメラがかなり良くなっていて、仕事で使う写真でも問題ないレベル。
追加したアプリはSkypeやGMail、MSNくらいで、他は追々。

2012/04/28

T400s熱対策

このところT400sでYouTubeとかを見ていると、底面の温度がやたら熱くなることが気になっていた。
最近になってとうとうシャットダウンが起こるようになって、Core TempでCPUの温度をモニターしてみた。
するとアイドル時で約50度、動画を見ているとすぐに70度を超え、そこからもジリジリと温度が上がっていって、90度後半に達していたことが分かった。
それまでは音そのものが小さくて気づかなかったが、ファンの排気口に耳を近づけると回転の音に変なノイズが混じっていた。
ファンに埃が付着して、思ったようにファンが回らず、排熱がうまく行っていないのが原因と思われた。

そこで職場に自分のPCを持って行って、内部の掃除をすることにした。
T400sのファンは向かって左手の奥の角に配置されていて、KBDを外すとファンのモーター部分が上から見える。
開けてみると、細かいホコリがファンにびっしりとくっついていた。
ここにコンプレッサーを使って空気を吹きこんで、付着した埃を落とす。
あまり強烈にやってしまうと、ファンを壊してしまうので、はじめは遠目からやってみて、少しずつ近づける。
細いドライバーを突っ込んでファンを固定したり自由に動かしたりしながら空気を吹き込み、埃が出なくなったところで掃除終了。

Core Tempで見ると、一気に温度が下がっていた。
アイドル時で15度以上下がって35度ほど、YouTubeを見ても最高で55度前後に収まるようになった。
付着した埃を落とした時には、埃自体はそれほどの量ではないと思えたが、ファンにとっては大きな量だったようだ。
これで今年の夏を乗り切れる。

2012/01/02

USキーボード設定と中国語入力

ThinkPadはCTOの注文時になぜかUSキーボードを選択できる。
どういう需要なのか不明だが、USキーボードのほうがいいと思う人は一定数いるようだ。

自分もT400sを買った時、USキーボードにしてみた。
これは単純に、自分の仕事の都合上、ThinkPadのUSキーボードがたくさん手に入るから。
ところが理由は不明だが、USキーボードで注文しても、デフォルトの設定が日本語キーボードになっている。
そこで買ってすぐ、USキーボードの設定に変更した。
以下はすべてWindows 7(64bit)。

変更の方法はこちらに書いてあるまま。
デバイスマネージャーからドライバーの更新を選び、PS/2 101/102キーボードを選んで再起動すればいい。
日本語と英語の切り替えは、Altキーと`キーの同時押し。

これに中国語の入力を加えるには以下のとおりにすればいい。
まずコントロールパネルを開き、「時計、言語、および地域」の中の「地域と言語」を選択する。
次に「キーボードと言語」タブから「キーボードの変更(C)...」を選択。
最後に「全般」タブの「追加(D)...」から好きな言語にチェックを入れるとOK。
入れたかったのは大陸の中国語だったので、このときは簡体字中国語のPinyin New Experienceをチョイス。
切り替えはGUIで行う。
この設定だと、入力はPinyinで、スペースを押すと変換候補が出てくる。