2007/12/31

バックライト切れ

昨晩、愛機ThinkPad X23を使用中に、ブツッという音がして、画面の輝度が劇的に下がった。
よくよく画面に目を凝らすと、わずかに表示が出ているのが分かる。
すぐに液晶のバックライトが切れたことに気付いたが、対策が思い浮かばない。
その後、恐る恐る電源を入れてみると、なぜか復活していた。
中古で購入して3年足らずだが、その間ほとんど休みなく使用していたので、寿命かもしれない。
とりあえず昨日、中古のX20が\6980で売られていたのを見かけていたので、パーツ取りに購入しようと朝イチで行ってみたが、すでに売れてしまっていた。

そこで再発に備えて、調べたことをいくつか。
1.バックライト切れは冷陰極管のタマ切れか、インバータの故障によって起こる。
2.まず冷陰極管を交換し、それで駄目ならインバータの修理か交換になる。
3.マニュアルにはそこまでの分解手順は載っていない。
4.冷陰極管は1本1000円以下で販売されているが、インバータが故障した場合はLenovoから部品を購入するのがいい。

バックライトがだめになる直前の、液晶が赤くなるという現象は見られなかったので、もしかすると冷陰極管の経年劣化ではないかもしれない。
ヤフオクとかで上半身だけ手に入れて、パネルごと交換するのが安全かもしれない。

2007/12/27

Skype間通信

最近、PCの接続環境が変わり、LANの外部からのアクセスはVPNを通したもの以外は全て排除するようになった。
おかげでSlingBoxのストリーミングも見ることが出来ない。
が、Skypeは使える。
特にVPNなんぞ意識していないのに使える。
SkypeはいわゆるP2Pだから、各PC間同士の通信を通信網に広げるやり方だが、外部とやりとり出来る理由にはならない。
これは一体どういうことなのか。

そこで調べてみると、@ITにこんな記事を発見した。
これによるとSkypeの通信は完全なP2Pではなく、スーパーノードに内部からアクセスさせることで、ファイヤーウォールを超えているようだ。

ちなみにリンクについてだが、@ITは特に許可等は要らない。
トップページを推奨するとだけ書かれている。
ITMediaに関しては、ITMediaの名前を明記すればいいようだ。

2007/12/26

著作権考

全くの素人なのだが、MIAUのメーリングリストを読んだり、ITMediaの記事を読んだりして、情報を収集している。
最近、文化庁の委員会ではダウンロードの違法化を認める方向でまとまったようだ。
ソースはITMediaだとこちらとかこちら
まだ直接は法制化にはつながらないが、大多数のユーザーがパブリックコメントで反対しているにもかかわらず違法化を認めるということになると、政府としても法制化しようとしているのだろう。
権利者団体の見方だというわけだ。

この辺の議論にはたくさん疑問があるのだが、一番疑問なのは、何で今のシステムを守らなくてはいけないのか、という点だ。
テレビ業界やら音楽産業やらが衰退することを懸念する声があるようだが、何で衰退してはいけないのか。
新しい技術が出てくると、それまでの技術が淘汰されるのは自然な流れだ。
液晶ディスプレイは今や完全にCRTを淘汰したと言っていいだろうが、それは液晶の技術の進歩によるものだ。
専門に作るメーカーは撤退を余儀なくされただろうが、これによる損失を国家が補填してはくれなかっただろう。
テレビ産業やら出版産業、音楽産業も同様であるべきだ。
新しい技術によって淘汰されるのなら、それは仕方が無いのだ。
既得権益を守ろうとするのはいいが、法律でやるのはいただけない。
国民全体から見て、それでプラスなのか。

BBCはネットでの配信を始めている。
Radioheadは自分たちのアルバムを、消費者が価格を決めるというスタイルでネットで配信した。
新しい技術によって、自分たちのあり方を模索する動きが出てきている。
そっちのほうが建設的だと思う。

2007/12/17

calのオプション

calでカレンダーを参照できることはすでに述べた。
calのオプションはmanで確認できる。
使用頻度が高そうなのは、-yと-3だ。
-yは12か月分、-3はその月と前後1ヶ月のカレンダーが出る。
さらに引数を取ることが出来て、年と月が指定できる。
例えば、2007年1月の前後3ヶ月のカレンダーを見たいときは、

$ cal -3 1 2007

と打てばいい。
引数は月年の順番になる。
この年の引数は1から9999まで取ることが出来る。

2007/12/11

カレンダー

今日が何月何日の何曜日かは、設定にもよるが、PCを見れば一目瞭然だ。
画面内にあるバーに時間や日付が出ていたりする。
しかしそれとは別に、来週の金曜日は何日か、とか25日って何曜日だっけというような、カレンダーを見たくなるときがある。

これには実際のカレンダーが近くにあれば、それを見ればいいし、Sunbirdでもいいし、グループウェアでもいいのだが、もっと簡単な方法を載せておく。
LinuxとかCygwinのコンソールで、

$ cal

と打てばいい。
するとその月のカレンダーが曜日込みで表示される。

2007/12/06

誰でも割

auの料金プラン、「誰でも割」で「年割」よりかなり安くなることを発見したが、「誰でも割」には制限がついていたことを知った。
2年間使用し続けることというのがその条件で、契約は2年ごとに自動更新されていく。

これを破棄するには、9500円を支払う必要がある。
ただ、いずれにしても月1000円安くなり、そうなると10ヶ月で破棄手数料分は浮くので、実質1年も使えば最終的には安くなる。
これは当然だが、ナンバーポータビリティに対抗する、囲い込みだろう。
しかし「誰でも割」は誰でも受けられるわけで、これが6年目の「年割」より安くなるというのには、いささか疑問を感じる。

コース変更は端末から暗証番号を打ち込めば、非常に手軽に出来ることも分かった。
とりあえず「年割」を「誰でも割」に変更しておいた。
今月中に最適なコースに変更する予定。

2007/12/05

au料金プランに関して

携帯を持つようになってから、これまでのところ、ずっとauだ。
auが家から近かったし、学割が大きかったし、実家がKDDIだったのでそのつながりもあった。
しかし携帯各社の料金プランは非常に分かりづらい。
明細を見ても、基本料金と割引がごちゃごちゃと書かれているだけで、どこからその数字が出てきているのかがさっぱり分からない。

そんなこんなですっかりプランを放置していたが、このたびauのau料金クリニックというのを発見した。
自分の携帯からプランを調べ、割引のコースを確認して入力してみる。
すると現在の、プランSSで家族割、年割、ダブル定額という組み合わせは、安くないことが分かった。
年割というのが致命的で、これを誰でも割に切り替えると1000円以上安くなる。
入力した一月あたりの通話時間は結構いい加減だったのだが、それでも何通りか試してみると、違いがはっきりと分かる。
もう6年目だというので年割をそのまま使っていて、それがもっとも安くなると勝手に勘違いしていた。

それと当たり前だが、通話時間が長くなればなるほど、基本料金の高いプランが安くなる。
自分の状況だと、10min/週だとそのままのSS、20min/週だとプランS、30min/週だとプランMが最安だ。
それとダブル定額ではなくて、ダブル定額ライトのほうが、自分の使用に適していることも判明した。
もう一度携帯プランをじっくり見直したほうがいいようだ。

2007/12/04

Sunbird

Sunbirdというのは、Mozillaが出している、カレンダーアプリだ。
Googleカレンダーとかと同じく、スケジュール管理のためのソフト。
もちろんフリーで、Win版、Mac版、Linux版と出ているが、残念ながらいまのところ、日本語版が出ていない。
ただソフトが英語版であっても、簡単に日本語の予定が書き込めるので、そんなに大きな問題にはならない。
TaskとEventを分けたり出来るのはいいし、Repeatにチェックを入れることで、毎週の予定等も簡単に設定可能だ。
カレンダーとして、基本的な機能は抑えている。
Linux版を使ってみたが、解凍すれば使えるのでインストールの手間も無い。
それとローカルで使うというのがいい。
日常的に外に出る人は、オンラインのアプリでないのは選択肢に入らないと思うが、逆にオフィスワーカにとっては、いちいちログインする手間が省けるのは非常に楽だと思う。

ただどうしても気になる点が2つ。
日をまたいでの予定がうまく記入できないのが1つ目。
例えば金曜の20:00から月曜の9:00までサーバがストップするとして、これを登録すると、土曜日の欄にも20:00という表記が出てしまう。
これは良くない。
本来毎日のRepeatでこうなるように実装すべきだ。
この表記だと土曜日は終日ストップしているという風に受け取れない。
視覚的に分かりやすくするには、帯状の表示だろう。

2つ目は開始時刻と終了時刻の2つを必ず記入しないといけないところ。
どっちかを記入すれば、残りを空欄にして記入できてほしいが、そうならない。
締め切り等、1つだけの時間を書き込みたいときは結構ある。

後は要望だが、予定登録の色を個別に変更可能にするか、あるいはアイコンとかを表示するようにして欲しい。
そうすることで異なった種類の予定、例えばサッカー日本代表戦と会議の予定が一目で区別できる。
あるいはその予定が仮なのか、本決定なのかも区別しやすい。
いちいちそのためにCalenderを作るのは非常に面倒だ。
これはGoogleカレンダーのときもそう思った。