2014/04/08

Edge 500のバッテリー表示

先週末、自転車に乗っていたら、Edge 500がバッテリーが無くなりなりそう、という警告を表示した。
家を出る前には50%以上残っていたはずで、経験的に40kmで10-15%ほどの消費ペースだったから、僕はまだ100km以上残っているはずだと踏んでいた。
どれかのボタンを押せば表示を消せると出ていたので、その表示を消してしばらく走っていてふと見ると、Edge 500が落ちていた。
再度電源を入れてみると、電池残量は3%という表示され、またすぐに落ちてしまった。
そうなってみて、どうやら本当にバッテリーが空になっている、ということを理解した。
これまでEdge 500の充電をフルに使いきったことは初めてだった。
また家に帰って充電した際、99%までの充電のペースとそこから残り1%の上昇のスピードがかなり違う、ということにも気づいた。

これらのバッテリーの振る舞いから、電池の実際の残量と表示にはズレがあるのではないか、という仮説が浮かんだ。
つまり実際には20%とかなのに50%と表示されている、というような具合だ。
チャージングの際に、実際の充電のスピードより残量表示が増えるスピードが早いと仮定すると、上記の挙動が説明できる。
この場合、データを吸い出す際に同時にちょっと充電するのを繰り返すと、残量表示は回復するのに実は大して充電はされていない状態になるはずだ。
こうなると残り容量表示からの推測したよりも早く電池がダメになったかのように見える。
そして99%からCharging Completeの最後の1%も、99%の表示になった時点で本当はまだ99%には達していないので、なかなか完了しない。

今回は一回目にフル充電してから、100%から0%になるまでに充放電のサイクルを7回行っていて、8回目の放電中に0%になった。
放電8回分のトータル時間はガーミンコネクトのログから16.4時間。
いいよねっとによるとEdge 500の連続使用時間は約18時間、ガーミンのページでは約15時間。
チャージしながら使っても18時間はもたなかったので、ガーミンの数字を信じることにすると、1回のデータ吸出しの際にチャージされた量は約20分(連続使用時間の約2.2%)になる。
100%のチャージには4-6時間かかるそうなので、2.2%をチャージ時間に換算すると5.3-8分という計算になって、これがデータ吸出しのためにPCに繋がれている時間ということになる。
そんなに間違っていない、と判断して良さそうだ。
ちと面倒だが、Edge 500は実際の電力量を計算しながら使っていくことにする。

それとバッテリーと関係ないが、Edge 500の温度計はちょっとおかしい。
常に実際より高い気温をログしていて、オフセットを持ってしまっている。