2013/12/31

Garmin Edge 500

Wiggleから購入した。
リンク先はUKだけど、Wiggleには日本語対応のサイトもある。
価格は日本円にして27,330円。
安いサイコンを買って後から高いほうが欲しくなるくらいなら、納得できるものを最初から買うことにした。
でも少しでも安いほうがいいので、日本語版の500Jはやめて、UKからと台湾からを比較。
Wiggle以外では、Amazonとか台湾のPChome OnlineとかHandtecをチェックした。
そして結局、送料込みだと送料をゼロに出来るWiggleが安いという結論に達した。

取り付けとか設定、使い方に関しては、検索すればたくさん出てくる。
日本語に訳したマニュアルを公開されている方もいらっしゃる。
Domane 4.3はチェーンステーにDuoTrapという専用センサー埋め込みのための穴が開けられている。
が、センサーはEdge 500の付属品があって、DuoTrapセンサーは持っていないので、付属品をそのまま使った。
速度センサー部分が腕になっていて、ネジを緩めると角度が調整でき、そうすることでセンサーとスポークの磁石の距離が調整できる。
Domaneではセンサーの腕を真横に伸ばすと、センサーがスポークの内側に入るので、腕部分は上げておくか下げておく必要がある。
Webで上に持ち上げて固定していて、運転時にセンサーをスポークに巻き込んだという事故の報告を複数読んだので、下向きに付けることにした。
ケイデンス用磁石は付属品ではなく、ダイソーの4個100円を採用。
二六製作所というところのが評判いいみたいだけど、ダイソーのはとにかく安い。
ロードのペダルのネジはφ9/16"で約14.3mm径なので、φ1/2"~13mmのダイソーの磁石がほぼぴったりはまる。
ペダルのネジのところに磁力だけでくっつけておけばそれで十分だ。
Domaneでは、磁石を2つ重ねる必要があった。

Edge 500の表示項目は選択できるが、必須なのは速度、時刻、走行時間、ケイデンス、心拍、距離、斜度。
それとカロリー、標高、気温があると便利そうだ。

Edge500には簡易的なナビ機能もある。
ただEdge500自身は単なるGPSで、地図データを持っていないので、地図はどこかから持ってこないといけない。
Webサービスのガーミンコネクトを使うか、ルートラボで作った地図を読み込むことでその地図を作れる。
ルートラボは、アカウントがあると地図の管理が便利そうだけど、アカウント無しでも地図を作ることは簡単にできる。
ただTCX形式でのエクスポートはサポートしていないので、まずGPX形式でエクスポートし、それをTCX形式に変更するという二段階になる。

データの管理には、ガーミントレーニングセンターというローカル用のソフトと、Webのガーミンコネクトの2つがあるが、複数台のデバイスでアクセスするならガーミンコネクトを使うほうがいい。
まだたくさんのアクティビティをインプットできていないけど、僕はデータが大好きなので、モチベーションに繋がりそうだ。
ガーミンコネクトからは他の人の公開しているデータを見ることもできる。
ガーミン・シャープの一部の選手は、自分のレースデータの一部を公開していて、その中にはツール・ド・フランスのデータもある。
例えばヘシェダルがラルプ・デュエズをどのくらいで登っているのかわかる。
あるいはアンドリュー・タランスキーはアルプスの超級グランドン峠と超級マドレーヌ峠を含む、ツール第19ステージのデータをケイデンスも含めて公開している。
そういうのを見ていると、自転車レースというのがどんなに過酷なものか分かる。

小ネタ2つ

仕事で使う小ネタのメモ。

仕事で使うデータは、エクセルにしておくことが望ましい。
だけど元々のデータによっては、単なるコピペで思ったようにできないことがある。
よくあるのが、スペースで区切られたデータが1列に並んでいて、これをそれぞれのセルに振り分けたいような場合。
こういう時はコピペした後でエクセルで手直しをしていたけど、データの列が長くなったり種類が増えると、とてもそんなことをしてはいられなくなる。
あるいはプログラムを書いて下のデータから必要なデータ列を1列だけ書き出して、それをコピペするという方法をとっていた。
が、エクセル側にいい方法が用意されている。
データというところに、「区切り位置」という機能がある。
一度コピペしたあとで、それをどこで区切ってセルに分けるか、選択できる。
カンマ区切りでもスペースでも、ハイフンでも何でも対応可。
ちなみにエクセルで図を作る場合、1つのデータ列として扱えるのは32000行まで。

2つのデータの相違をはっきりさせるとき、図を作ってそれを重ねてみてチェックするような場合がある。
こういうときはGIMPが便利。
まずGIMPを起動し、コピペで画像をGIMPに持ってくる。
そしてレイヤーのウィンドウで不透明度のスライダーを動かして、不透明度を適当に設定する。
最後にそれをpng画像で保存すればいい。
パワポで重ねたい場合、その画像をドラッグアンドドロップして持ってくる。

2013/11/04

ロード乗り3ヶ月目突入

自転車を購入して約2ヶ月が経過、その間に自宅の周りを総計で200kmちょっと走った。
ロード乗りとしては全然少ないけど、雨が降らない週末限定、片道25kmほどなのでこの程度。
それでも色々なことが分かってきた。

僕が購入したDomaneシリーズの特徴はサドルの下、シートポストがしなるようにできている、という点にある。
このお陰で路面の振動が吸収されるらしい。
石畳のレースを勝つために開発されたものだそうだ。
でも普段乗っている時にはしなりは自分では実感できないし、Domaneの乗り心地が非常にいいとも特に思わない。
とりあえずお尻が痛くて仕方ないということにはなっていない。
ドロップハンドルにはなかなか慣れなくて、まだ立ち漕ぎがうまく出来ないし、下ハンは握るとまだ不安定な感じがある。
平均速度は結構出るという印象で、道路状況や信号に左右される部分が大きいけど、頑張ると平地でも短い間なら最高40km/h程度まで出る。
しかし最高速は思ったほどでもなくて、50km/hに届かない。

最初におすすめされた、CannondaleのCaad 10は後から調べた所、非常に良い評価を受けているモデルだった。
低価格のカーボンと比べると同価格帯のアルミのがよく走るのは知られている話で、Caad 10はアルミの中でも最高評価の1台。
マイナスポイントはBBが弱いのと、フレームがへたりやすい、そうだ。

Domane 4.3には前に2枚、後ろに10枚、合わせて20段のギアがある。
前が50-34T、後ろが12-13-14-15-17-19-21-24-27-30T。
前は数字が大きいほど重く、後ろは小さいほど重い。

ペダルと前のギアは同じペースで回るので、前のギアが1回転するとチェーンは前のギアの歯数分、50コマとか34コマ進む。
後ろのスプロケットは後ろのホイールとくっついているから、例えばチェーンで50コマ進むと、12Tなら4回転とちょっと、30Tなら1回転半とちょっと、それぞれ進む。
要はペダル1回転で後ろのホイールが何回転するか、というのが前後のギアの比で決まるわけで、ペダル1回転あたり進む量が大きいと使う力は大きくなるから、すなわち重いギアということになる。
ちなみに12-30Tはかなりワイドよりで、初心者向け。
前でも後ろでも重たいギアほど外側になるので、Domane 4.3の場合、前だと50T、後ろは12Tが一番外にある。
前を50Tのままで後ろを30Tにしたり、前を34Tのまま後ろを12Tにしたりするような場合、チェーンはかなり斜めになるが、これはよろしくないと購入時に聞いた。
Domane 4.3のギア比は以下のとおり。
フロントが50のアウターの時は、4.17--3.85--3.57--3.33--2.94--2.63--2.38--2.08--1.85--1.67。
フロントが34のインナーの時は、2.83--2.62--2.43--2.27--2.00--1.79--1.62--1.42--1.26--1.13。
ギア比のオーバーラップ部分では、ギアの歯の数が多いほうがいいのか少ないほうがいいのか、この点は諸説あるものの、数字だけ見ればどっちでも同じはず。
ワイド寄りのスプロケットのおかげで坂で軽いギアを選べる分、体感上はともかく定性的にはギア比の飛びが大きく、重複も大きい。

Domane 4.3のコンポーネントは105だけれど、どこのパーツにも105が使われているわけではなく、105以外のパーツも混在している。
クランクはR565、リアのスプロケットはTiagra(CS-4600)なので、前後のギアはどちらもシマノではあるけれども、グレードは105じゃない。
むしろ105なのは、シフターとブレーキ、前後のディレーラーだけ。
それとDomaneのチェーンが何を使っていたのか不明だけど、僕はチェーンが外れたときの修理に失敗して壊してしまったので、105のチェーン(CN-5701)を入れた。
10s対応のチェーンだったら何でも良かったのだけど、何故か105のチェーンのが、Tiagraのチェーンより安くて最安だった。

ハンドル、ステム、サドル、シートポスト、ホイール、タイヤはボントレガーという、トレック傘下の会社のパーツが使われている。
BBは規格が乱立していて、ここも自社規格。
クイックリリースもボントレガー製なので、ミノウラのディスプレイスタンドDS-30BLTが嵌まらないことに、買ってから気づいた。
タイヤには700x25Cというサイズのタイヤがついている。
一般にロード用は700x23cが一番多いようで、700が直径、25とか23は幅を意味しているので、Domaneはロードとして少し幅広のタイヤを履いている。
クロスバイクはもう少し幅が広くて、28cなどが一般的。

データ取得用のロガーにはRuntasticを使っているけれど、いまいちiPhoneのGPS精度がよろしくなさそう。
なので最高速度やルートのログの細部、獲得標高などはあまり信用出来ない。
これはiPhoneの限界からくるので、どのアプリを使っても変わらなそう。
今以上を求めるならば、ちゃんとしたものを買わなくてはならない。
なので、上記の速度は体感速度が正しくて、アプリが間違っている可能性もある。

とりあえず、追加でディスプレイスタンドと六角レンチは買った。
対して値の張るものでもないし、六角は他の使い道もありそうだったので。
ただ、必要な物はまだまだたくさんある。
ヘルメット、ウェア、グローブ、自賠責保険、携帯ポンプ、ボトル、ボトルケージ、タイヤレバー、交換用のチューブ、etcetc。
ペダルも今のままのフラットペダルだと力のロスが大きいみたいだけど、必要そうなものから少しずつ。

2013/09/09

サイコンアプリ

ロードバイクを買ったものの、必要そうなヘルメットやらグローブやらは何も持っていない。
そんなんでも普通の格好で早速15kmほど走ってみて、まずサイコンが欲しくなった。
ロードだと今まで行かないような場所に行くので、道がわからない。
そこで頻繁にiPhoneのマップで確認することになるのだが、そのたびにいちいち立ち止まってポケットからiPhoneを出さないといけない。
このような事態を避けるために、スマホ用のマウントが販売されている。

並行して専用のサイコンも調べてみた。
すると数千円程度の非常にお安いものから、高いものは3万以上までと様々。
値段は機能次第で、時速を表示するような基本的なものから、ホイールにくっつけたセンサーからケイデンスを求めたり、心拍数をモニター出来たり、GPSを積んでいたりするものがある。
その中で鉄板はGermin Edge 500という奴のようだ。
20,000円以上とお高いが、必要な機能は全て網羅されている。

といっても自分にはそんなに高いのは要らないかもしれないので、何かiPhoneのアプリでサイコンがないかと思ったら、いくつかあった。
iPhoneにはGPSが内蔵されているので、それを用いて記録を取ったり速度を求めたりしている。
その中で良さそうだと思って使い始めたのが、Runtastic Road Bike GPS サイクルコンピュータ
有料のPro版と無料版とあるが、自分は今のところ、無料版を使っている。
時間、距離、平均速度、最高速度、消費カロリー、アップダウンなどが記録される。
これはruntasticの自分のアカウントにどんどん保存されていくので、後からログを見ることが出来る。

ただ出勤時に海のそばを通るのだが、その際の標高が-20mになっているので、標高の数値はどうも信用出来なさそう。
故にカロリーも参考値にしかならないと思われる。
これらはGPSのせいかもしれない。
逆に距離や時間、そこから求まる速度は正確のように感じた。

結局、道がわからない時にiPhoneを見ないといけない問題はまだ解決されていない。
それにはiPhoneマウントがあればいいのか、それともGPSを買うのか、様子を見ながら考えていく予定。

2013/08/26

素人がロードバイクを買う

ずっと興味を持っていたロードバイクをついに購入した。
TrekのDomane 4.3

興味を持っていたものの、ド素人。
まずお店でいろいろな自転車を見て回るも、何が価格を決めているのか、さっぱりわからない。
メーカーごとの違いもよくわからない。
だから何を買っていいものやら、さっぱり。
そこでお店の方に聞いてみた。

価格を決めているのは、フレームの材質とコンポーネントだそうだ。
大きくは、アルミ合金製のフレームとカーボン製があるようだ。
調べてみるとクロモリとかもある模様。
コンポーネントではShimanoがメジャーで、グレードが5段階あり、その価格差が反映されるということらしい。
ギアの数とかがグレードによって違うと聞いた。

後は予算と用途。
20万円くらいで、Shimanoだと上から3番目のグレードの自転車が多かった印象。
低価格の自転車はアルミフレームが多く、カーボンは高めの自転車。
用途は街乗りなのか、ロングライドか、レース用かなどで、同じメーカーでもシリーズが違う。

今回はとにかく壊れにくく、かつパーツが入手しやすいということを重視した。
それとロングライドがメインの用途になる予定であることを伝えた。
予算はいろいろ見て回って、20万円を目安に。
最初のお店のオススメは、Cannondale CAAD 10 5 105
Cannondaleはアルミフレームに定評のあるメーカーで、説明を受けてみて、購入する気になったのだけど、お店にはサイズの合うモデルが無かった。

そこで感覚をつかむために、お店がサイズの同じマシンを探してくれて、それがDomane 4.3。
フレームは56cmのもので、カーボン製。
Trekはカーボンがお得意だそうだ。
Madoneというのがレース用、Domaneはそのアナグラムで、ロングライドよりのバランス。
こちらもお店的にオススメということで、急遽こちらをお買い上げ。

買うとなると、次に採寸。
肩幅、左右の手の長さ、身長と股下を測定し、それらをもとに計算された寸法に自転車を調整してもらう。
なんとなく合わせるのではなく、メーカーが調整表を作っている。

最後に必要なものを購入する。
この手の自転車にはペダルが付属していないので、まずはペダル。
靴に食い込ませるためのネジがむき出しになっているものが多く、足に当たるとかなり痛そうな製品が多い。
それから前後のライトと、金属のプレートを連結したタイプの、切断が不可能な鍵と、専用の空気入れ。
ロードバイクは空気入れの先っぽの形状が通常の自転車とは形状が異なる上、空気圧が高いので専用製品が必要。
空気入れのみ持ち帰りにして、後は納車を待つのみ。

2013/03/09

DDNS

自宅に導入したTS-412にネットワークログインできなくなったので調べてみた。
QMobileでみてみると、ウェブサーバが止まっているというエラーメッセージが出ていたが、よくよく調べると、自分で取ったドメイン名が無効になっていた。
DHSのサイトで確認したところ、30日間の間に支払がなかったので、無効になったとの由。
DHSは無料だと思い込んでいたが、無料なのは最初の30日間のみで、その後は5ドル/年。
支払はPayPalなどで出来る。

大した金額ではないのでそのまま使ってみても良かったが、他にも候補があるので、今度こそ無料のDNSを探してみた。
QNAPで選べる中で明確にFreeと書かれているのは、DyNSNo-IPの2つ。
このうちサイトがわかり易かったNo-IP Freeを選んだ。
トップページのPersonalを選び、その中でNo-IP FreeでSign upする。
取れるドメイン名の数やその自由度が限られるが(アカウント名.no-ip.org)、自分の使い方にはそれで十分。
ちなみにDHSと違い、設定の際に自動的に自分の現在のIPとそのままひもづけられる。
もちろんこれは後から変更可能。

2013/03/03

QNAP TS-412 設定その3

TS-412へEmacsを導入する方法を見つけた。

[~]# ipkg install emacs22

これでTS-412にEmacs(22.3.1)がインストールされる。
特にバージョン指定しなくてはいけないという報告は見つからなかったが、Emacsを入れたときに22が入ったという報告があったので、バージョン指定をしてみたら入った。
リモートで入って立ち上げてみると、-nwオプションで立ち上げた時のように別ウィンドウでは立ち上がらず、ターミナル内で立ち上がった。
なおemacs23やemacs24と打っても入らないし、ipkgでUpdateしても最新の24.2は入らない。

2013/02/25

QNAP TS-412 設定その2

足りないネジの候補として、OwltechのHDD用ネジOWL-NEJI04を購入してみた。
HDDのトレーに取り付けてみると、付属のネジよりも皿ネジの部分が長くて1mmほど飛び出してしまう。
残念ながらこの1mmが物理的に干渉し取り付けられない。
ということで代わりのネジについては引き続き調査。

それからTS-412をLinuxのサーバーとしてみると、色々と不足しているものが見えてきた。
gccもEmacsもshutdownも入っていない。
moreは入っているがlessは入っていない。
入れようにもコンパイラがないのだが、その代わりにQPKG Centerがある。
デフォルトで入っているのはMusic StationとPhoto Station。
この中にOptware IPKGがあるので、これをインストールすると、ipkgというコマンドが使えるようになる。
これはyumとかapt-getと同じように使える。

[~]# ipkg install gcc
[~]# ipkg install make
[~]# ipkg install less

これでgccとmake、lessはインストールできた。
Emacsはうまく行かないが、一旦棚上げしてフォーラムで情報収集予定。
QPKGアドオンは自作することも出来るようなので、誰かが作っていてもよさそうだという気がする。
今のところはまずgccとmakeをインストールして、とりあえず良しとした。

2013/02/12

QNAP TS-412設定 その1

このエントリーを書く前にうっかりBlogの設定を変更してしまった。
背景の色やらなにやらが変わってしまい、これがすぐに元に戻せなかったので、面倒になりそのまま固定。

TS-412を導入して2週間が経ち、色々と分かってきた。
まずNASそれ自体の動作音はあまり気にならないレベル。
HDD4台分の音という印象で、本体にはファンが付いているのだが、その回転音はHDDの音に比べると無視出来る感じ。
うるさいHDDを買って来ればうるさいし、静かなHDDなら静か。

まず取り掛かったのが、ネットワーク越しにアクセスするための設定。
これを設定すると、外出先からも自宅のNASにつなげるようになる。
iPhoneでもQmobileというアプリでそれが可能になる。
Android版もある。

やり方はここに書かれている。
ちなみにほとんどのことはOnline説明書に書かれている。
自宅のネットワークは固定IPではないので、DDNSを利用しないといけない。
候補その1はhttp://www.dyndns.comで、フォーラムの過去記事を見ると、ここを利用している人もたくさんいるようだが、残念ながら最近になって有料になってしまった模様。
そこで、リンク先の例のとおりにhttp://www.dhs.orgでやってみた。
これで自分のIPに名前がマップされる。
TS-412側の設定はWebサーバを起動して、ローカルの固定IPを振っておく。

その後、ルーターの設定に移る。
このままだと、ネットワーク側からのパケットはルーターで止まってしまう。
なので、特定のポートへのアクセスをそのままNASに飛ばしてくれるようにする。
具体的にはポートフォーワーディングをすればいい。
NASにローカルのIPを振っておかないと、送り先が指定できなくなるので注意。
sshが使いたければ22番、FTPなら21番、Webサーバなら80番などなど。
一応、UPnPがOnになっていることも確認する。

これでネットワーク側から自宅のデータにアクセスできるようになる。
ただ重いデータのやり取りは3Gでは苦しい。
リモートログインしてみて分かったが、データは/share/MD0_DATA以下に置かれていた。
またTS-412はUSBコネクタを持っているが、ここに外付けのHDDを繋いだところ、/share/external以下にぶら下がっていた。

2013/01/28

QNAP TS-412導入

QNAPのTS-412を購入した。
HDDはHGSTのHDS5C3020ALA632(2TB)が4台。
QNAPのWebページでは製品との互換性(動作保証)が確認されているHDDを公開していて、このHDDはその1つ。
導入コストはTS-412が27977円、HDDが9980円x4。
コスト的には同じ容量で比較すると、SeagateやWD(といっても今はHGSTを買収済)のほうが安く済むが、これまでたくさんのHDDやFW、耐衝撃性を見てきた結論として、HGSTの信頼性を取った。

QNAPは台湾のメーカーで、主にNASで有名。
好きな容量のHDDで使用可能、Raid-10またはRaid-6のサポートが可能な中で、最も安いのがこれ。
フォーラムも充実していて、ユーザーも増えているようなので、信頼出来ると判断した。

導入は非常に簡単。
いろいろなページに書いてあるので(例えばここ)、繰り返さない。
HDDの組み込みの際にネジが1本足りないことに気づいたが、4台目のHDDは暫定的にネジ3本で運用開始。
それとWebからファームウェアを落としてこようとしたが、結局見つからなかった。
ブラウザの管理インターフェイスからUpdateできるが、WebからUpdateするという方法もそのインターフェイスで提示しているので、これは不親切。
デフォルトアカウントはadminのみ、デフォルトPasswordもadmin。
Raidは本来、Raid-10を導入予定だったが、最初の画面でRaid-10が選べなかったので、Raid-6で設定開始。
HDDが8TBもあるとRaid-6の設定に時間がかかるようで、設定の進行状況は24時間たってもせいぜい70%ほど。

使用してみて分かってくることは追々。