2010/12/22

WebカメラとMessenger

Windows Live MessengerではWebカメラを使った映像通話が可能だ。
もちろんSkypeでも同じことが出来る。
しかし自分の環境で、Messengerを使って映像通話を開始しようとすると、エラーが起こって受信できなかった。
そこで検索してみたところ、原因が判明。

こちらにその原因が書かれていた。
VMwareやVirtualBoxといった仮想化ソフトウェアをインストールしていると起こる。
どうも接続の問題のようだ。
ちなみにこの問題はSkypeでは起こらない。
仮想化ソフトウェアをアンインストールせずに使うには、次のようにすればいい。

まずネットワーク接続を開く。
中にはWLAN等の接続に混じって、仮想化ソフトウェア用の接続が2つ用意されている。
VMware Playerを使っている自分の環境だと、VMware Network Adapter VMnet8というものと、VMware Network Adapter VMnet1というものがそれに該当する。
こいつらを右クリックから無効化してやって、Messengerを立ち上げなおす。
これでOK。

Microsoftはこんなバグをいつまでも放置していないで、さっさと直してくれるといいのだが。

2010/12/06

光華商場

Nokia 2730c用のMicro SDが欲しかったので、故宮博物院からの帰り、光華商場にて調達。
光華商場の付近は何度か通っていたが、これまでタイミングが合わなかった。
Kingston製で180元、日本円にして490円ほど、SDカード変換アダプタ付。
本当は東芝のが欲しかったが、ぐるっと回っても8GBのSD HC対応のものしかなかった。
2730cがサポートしているのは、2GBまでだったので対象外。
他の選択肢としてはTransendとSanDiskがあった。
なおSanDiskは変換アダプタなし。

この光華商場というところは、Novaと同じように、それぞれ独立の小さな小売店が同じビルの中に沢山入っている。
Novaよりも1フロア単位の店の数も種類も多く、ビル自体の階数も多い。
オシロスコープだけの店、バッテリだけを扱っている店、プリンタのインクを詰め替えている店、日本のドラマやら映画のDVDを売っている店などなど。
したがって価格も店ごとに異なっている。
各階に入っている店も傾向がある。
ビルの外にはテントが設営されていて、いろいろなイベントが行われていた。

2010/11/15

Nokia 2730 Classic

台北で携帯を購入した。
機種はNokia 2730 Classic
3000台湾ドルだったので、日本円に換算すると8200円ほど。
成田空港での無茶なレートを考えても10000円に満たない。
価格は日本円で12000円くらいだと思っていたので、想定以上に安かったが、れっきとした新品。
店員が実際に目の前で開けて見せてくれた。

事前の調査で、この機種が3G+Quadの最安の1つであるということは調べていた。
そこで売っている機種の中にこれが含まれていることを確認した上で、3Gで安い機種を3つ出してもらった。
その中に2730も入っていた。
それぞれの価格を聞いてみると、やはり2730が最安だった。

3G+Quad+SIMフリーなので、世界中どこでも使用可能。
それに重さもバッテリー込みで90gを超えないうえに、ストレートタイプで厚さ15mm以下。
他にもMP3 Playerとか録音機能、カメラと色々ついているようだ。
とりあえず設定を英語に変更し、アドレス帳を携帯本体に記録するようにセットした。

買ったのはNova。
八徳路で見つからなかったのでNovaに行ったが、携帯のほかにデジカメとかヘッドフォンなどの店もあり、より幅広い品物を扱っている印象。
なお八徳路の名誉のために書いておくと、実は少し離れたところに光華商場というところがあって、そちらがメインだそうだ。

SIMは遠傳(FarEasTone)で調達。
台北駅前の新光三越の裏にある、遠傳無限城 館前店で購入した。
ここはいわゆる直営店のようだ。
日本同様、入ってすぐに番号札を取って、自分の番まで待つ。
今回は40分ほど待った。
注意しないといけないのが、番号を呼ばれてすぐに行かないと、番号を飛ばされてしまう、という点。

購入時に写真付きのIDが2つ必要だと言われたが、パスポートしか持っていないと言ったら、それでも売ってくれた。
パスポート以外のIDは、日本のIDでもいいそうだ。
それと入国スタンプのコピーも取る。
今、台北で花博がやっているので、そのキャンペーンで700NTDのカードを350NTDで買えた。

Activateは非常に簡単。
SIMを本体に差し込めばいいだけ。
しばらくするとSMSでActivationが完了したという通知が来る。

2010/11/06

台北電脳街

台北科技大学のすぐそばの八徳路一段に電脳街がある。
PCやその関連パーツを扱う店が道の両側に軒を連ねている。
秋葉原に似た雰囲気だが、道の両側だけで奥行きはあまりない。
それが数百メートル続いている。
日本のドスパラも店を出していた。

扱っている品は店ごとに違うのだが、全体でみると、デスクトップPC、ノートPC、周辺機器がほとんど。
Acerのお膝元だからか、Acerが強いという印象を受けた。
一方、ThinkPadはあまり数を置いていない。
それから記録メディア、ゲーム、DVD、ソフト関連。
また目についたのが、携帯電話のデコレーションサービス。
iPadも対象に含まれている。

今回は携帯電話がお目当てだったが、携帯電話を扱う店は1店だけしか見つからなかった。
中国で買ったGSM携帯とは別に、3G対応携帯を探しているが、残念ながら空振り。
それと中国と異なり、台北ではプリペイドのSIMカードがかなり手に入りづらいようだ。
中国は本当に至る所でSIMカードもチャージカードも売っていたが、台北では限られた場所でしか買えない。
空港以外だと、台北駅の三越のそばで手に入るようだ。

2010/10/31

台湾ネット事情

台北のネットワークは上海のそれと比べると大分いい。
上海の方は松江という、かなりはずれのほうが比較対象であることは割り引いて考える必要はあるものの、はっきりそれと分かる差がある。

ただ速度は安定しないようだ。
調子のいい時は、Youtubeがストレスなく見られるが、結構な頻度で調子が悪くなる。
Skype Outで日本にかけてみたが、通話中には問題は起こらなかった。
電話代は約3.2円/分。

またSlingBoxからの映像についても問題なく視聴可能だ。
Maxで900Kbpsくらい出るので、ほとんどの番組をストレスなく見ることができる。
調子が悪くなると200Kbpsくらいまで下がるが、切れてしまうことはない。

2010/09/26

FRU

ThinkPadの交換可能な全てのパーツにはFRUという番号が振られている。
この番号はHardware Maintenance Manualという、全てのThinkPadに用意されている文書にリストで載っている。
リストを眺めると分かるが、全く同じ名前のパーツに別の番号が振られている。
HDDとかLCDパネル、キーボードなどで見られる。
これは2chとかを見ると書いてあるが、Supplierの違いから来ている。
そういった対応表を見てみると、自分のマシンのキーボードがどこ製なのかを知ることができる。
各所に載っている対応表はLenovoが公式に発表したものではないので、そこをどう評価するかはもちろん人それぞれ。

ところでこのFRU、それぞれのThinkPadで何が使われているのか知る方法が、分解する以外にもある。
ここにLenovoがそのためのページを用意している。
リンク先のページでマシンタイプとS/Nを入れると、そのマシンで使われているパーツのFRUリスト一覧が出てくる。
自前のT400sでもリスト一覧を出せた。
LenovoがどうしてFRUの調べ方を公開しているのかは不明。

それとX23で試してみると、リストの一覧が出せなかった。
X23の頃は保守マニュアルという文書に同様にFRUが載っていたが、IBM時代のマシンはカバーされていないのかもしれない。

2010/06/26

Googleリーダー

rssリーダーとして、これまでFirefoxのプラグインのSageを使っていた。
これは非常に使いやすいrssリーダーだったのだが、いくつか欠点もあった。

まずUpdateが遅いこと。
Firefoxがメジャーアップデートされると、常に何日間か使用できなくなる。
かといって、Firefoxのアップデートがセキュリティの項目を含んでいたりすると、アップデートしないわけにもいかない。
Sageには派生版もいくつかあるようで、その中にはそうでないものもあるのかもしれない。
2つ目の欠点は読み込みがやや遅いこと。
これは使っていたPCが遅いためかもしれない。
3つ目は当たり前なのだが、読んだ履歴がPC間をまたげないこと。
これはブラウザのプラグインなので致し方ないところだ。

この3つの欠点を一気に解消するのが、Googleリーダーだ。
オンラインのrssリーダーなら何でもいいのかもしれないが、Googleのアカウントをすでに持っているし、それ以外のサービスを選択する理由も特になかった。
しばらくSageと併用してみたのだが、読み込みの早さと環境依存しない点が便利で、完全にGoogleリーダーに乗り換えてしまった。

これでGMail、Googleカレンダー、Blogger、Googleアナリティクスに続き、5つ目のGoogleサービスの利用だ。
あまりにもpowered by googleに染まっていくのもどうかと思っているが、同じようなサービスを利用するなら、Googleのほうがまだマシだという気もする。

2010/06/07

中国ネット事情

中国のネットワークではGoogleのキャッシュが見られないというのは有名な話。
さらにYoutubeなどの動画サイトも見られない。
が、なぜかニコニコ動画は見られる。
もちろん2chも見られるし、だからこそサーバへの攻撃も出来る。

これ以外にも見られないサイトはいくつかある。
まずはFC2 Blog。
2chのまとめサイトや18禁のサイトがあるからか。
割とよく見るBlogが多い。
それとBloggerも駄目。
理由は不明だが、このサイトも見られないし、もちろん更新など思いもよらない。
Twitterも駄目だそうだが、アカウントを持っていないので試していない。

SlingBoxの映像は問題なく届く。
しかしネットワークが遅く、はっきり言って視聴に耐えない。
これはニコ動も同じ。
日本のサイトは全般的に遅く、現地の百度がやたら早い。
2chは米国のためか、専ブラのためか、そんなにストレスはない。

Skypeは通話はしなかったが、チャット自体は問題なし。
Skype Outも国内の携帯にかかることは確認できた。

X23ヒンジ破損

X23のLCDベゼルの左下が不自然に盛り上がっていることに気づいた。
そこでLCDベゼルを外してみた。

LCDベゼルはLCDの下の3箇所の隠しネジを外し、下側にスライドさせると外せる。
ネジは保守マニュアルによればM2.6ということで、現行のThinkPadでは使われていない。
現行モデルはヒンジの固定ネジでもM2.5なので、ずいぶんしっかりしたネジを使用しているという印象だ。

LCDベゼルを外してみると、左側のヒンジが裂けていた。
ハウジングは当然金属製だが、これが裂けて広がったことで、ベゼルが押し上げられていた。
ヒンジ内部には複数の金属プレートが、回転軸に垂直に取り付けられており、これによってトルクを生み出しているようだ。
この内部のプレートがハウジングにあたる部分に角があり、このため開閉によってハウジングに疲労破壊を起こさせるのだと推測される。
トルク抜けはこの構造と関連していそうだ。
右は無事だが、同じ構造だと思われるので、こちらもやがて破損することになるだろう。
2chではヒンジが裂けた、という話は良く出ていたが、見えているプラスチックのカバーが裂けてくるのかと思ったら、金属が内部で裂けるとは思わなかった。

いずれにしてもヒンジを交換する以外に手立てはないが、簡単に手に入るものでもないので、とりあえず見える範囲でぼろぼろのハウジングをラジオペンチで除去してみた。
2chによればこの後右のヒンジが裂け、最終的には自立しなくなるそうな。
いよいよX23の引退とT400sへの完全移行間近か。

2010/05/29

Nokia 1209

上海で使うための携帯Nokia 1209を現地で買った。
299元(約4000円)也。
売っていた中では最も安いものだった。

2Gと呼ばれる第2世代では、日本は世界的なデファクトスタンダードのGSMを採用していない。
使う周波数帯が4つあるので、そのどれを使っているかは地域による。
GSM携帯はこれらの周波数をいくつカバーしているかで、種類が分かれる。
Nokia 1209はDual Bandと呼ばれるもので、カバーしている周波数は2 Band。
このほか、Tri Band、Quad Band、3G+Quadなどがある。
Dualだと日本と韓国を除いたアジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア。
駄目なのは北米、ハワイ、南米。
Quadだと日本と韓国を除く、全世界をカバーする。

このQuadは周波数的には世界をカバーできているのだが、ではどこでも使えるかというと、必ずしもそうでもない。
日本でもそうだが、一般に携帯にはSIMカードを挿して使う。
SIMカードは各国の携帯電話会社が販売する。
携帯電話側にこのSIMカードの制限をかけている場合がある。
SIMカードの販売元によって、持っている携帯電話に使えたり、使えなかったりする。
どんなSIMカードでも使える携帯をSIMフリーと言い、つまり日本と韓国以外でストレス無く携帯を使おうと思ったら、QuadかつSIMフリーである必要がある。
このSIMカードの制限は世界的に非常に一般的に行われており、SIMフリーの端末を販売している地域は限られている。

購入したNokia 1209がSIMフリーかどうかは不明だが、持っていたSIMカードが使えることを確認して買った。
日本の携帯と違い、メールもネットも出来ないが、電話とショートメールは使える。
カメラ等も無いが、その代わり起動とシャットダウンが非常に早い。
そして非常に小さく非常に軽い。
W33SAが150gなのに対して、Nokia 1209は80gを切っているので、非常に軽く感じる。
レスポンスがよく軽いので満足している。
表示は中国語と英語のみだが、機能も多くないため、設定はあまり難しくない。
驚いたのはSIMを入れないと、ほとんどの機能がONにならないこと。
最初にSIMを入れないと、満足に設定が出来ない。

2010/05/06

X18-M

北森瓦版でX18-Mが取り上げられている。
最近ではしばらく情報が出て来ていなかったし、当初のロードマップからずいぶん遅れていたのでキャンセルされたのかと思っていたが、今のところまだIntelのロードマップにX18-Mは残っているようだ。
最大容量は300GBになるし、TRIMにも対応するし、恐らくさらに高速になるし、でも現行のPostvilleは1.8"は市場で見ないしで、X18-Mの行方には注目していた。
1.8"は今後伸びていく気配が無いのだが、T400sは1.8"なので、もし300GBのX18-Mが出たら買っておいたほうがいいかもしれない。
いずれにせよ続報が待たれるところ。

2010/05/05

SlingPlayer on Windows 7 (x64)

Slingbox視聴用のアプリをWindows 7に入れてみた。
最新版は2.0だが、これにはSlingbox側のFWをアップデートする必要がある。
最新版だと60分のバッファがついたことで、見逃した番組を1時間遡って視聴することが可能になっていたり、H.264のストリーミングを受けられるようになっているようだが、手元にSlingboxがないのでリスクを考えて断念した。

Ver.1の最終版はここにある。
あるいはXP等でDLしておいたインストーラを動かしても問題ない。
Windows 7 64bitへのインストールはWindows XPとまったく同じ。
動作自体も問題なかった。

2010/04/07

周波数の再編方針

総務省が出した周波数の再編方針を受けて、auがサービス終了のお知らせを出した。
これによれば、周波数の割り当てが2012年7月24日までに変更になる。
もちろん全ての機種が使えなくなるわけではなく、対象となる機種はこちら
何時から使えなくなるかは今後追加で知らせが来るようだ。
8月8日に新規の受付を終了するようなので、使えなくなるのはその後だろう。
対象の機種からの機種変更に伴う手数料2100円は無料になる。

今現在使用している携帯は4年前に買ったW33SA。
しっかりと対象機種に入っている。
一方、SIMロックフリーの話も出てきている。
地デジを思わせる移行がどのように進むか、もう少し推移を見守る予定。

2010/03/01

Acronis True Image Home 2009

最近になって使い始めたT61のHDDから異音が聞こえるのが気になっていた。
HDDの容量も120GBと十分とは言えないサイズなので、別のHDDに環境を移行することにした。
用意したのは500GBのHGST製。

しかしイチからセットアップするのは非常に大変なので、現在のHDDのクローンを作って入れ替えることにした。
ハード的に移行する方法とソフト的に移行する方法があるが、今回は投資の要らないソフトを選択。
これが出来るのがAcronis True Image Home 2009
落としてきてインストールすればいい。
ライセンスキーは入れないでも、試用版として30日間は使用可能だ。
移行だけならそれで十分。

操作からクローン作成モードを選択する。
さらにソースディスク(コピー元)とターゲットディスク(コピー先)を指定する。
実行すると再起動するように促され、再起動後にクローン作成が開始される。
30GBくらいの領域を使用していたが、移行作業は1時間半程度。
終了すると、シャットダウンするように促される。
もう一度、電源をONにするとWindowsからTrue Imageが起動し、Completedと出た。

コピー先のHDDと交換すると、同じように1度True ImageのCompletedが出た後、Windowsが立ち上がる。
このコピーされたディスクはこれまでのコピー元となんら変わりなく使用できた。

2010/02/28

ROOTでFFTWを使う

導入したScientific Linuxには、デフォルトだとgccもEmacsも入っていない。
まずはこれらを入れる。
それ以外にもROOTのインストールには、libXft、libXpm、libXextが必要。

$ su
# yum install gcc*
# yum install emacs*
# yum install libXft*
# yum install libXpm*
# yum install libXext*

これでROOTに必要なコンパイラとライブラリが揃う。
次にFFTWをここから、ROOTをここからダウンロードする。
これらは適当に解凍しておく。
以下のようにしてFFTWをROOTより先にインストールする。

$ cd fftw-3.2.2
$ ./configure
$ su
# make
# make install

これでFFTWがインストールされる。
デフォルトの設定で、/usr/local/lib以下にlibfftw3.aとlibfftw3.laが入る。
.bashrcには以下の1行を追加する。

export FFTW3=/home/chonan/fftw-3.2.2

指定している場所は実際には環境によって異なる。
次にROOTのほうのコンパイルを行う。

$ cd root
$ ./configure --enable-fftw3 --with-fftw3-incdir=/usr/local/include --with-fftw3-libdir=/usr/local/lib
$ su
# make
# make -j 2

最後はCPUのCore数を指定している。
.bashrcに追加するのは、以下の3行。

export ROOTSYS=/home/chonan/root
export PATH=$PATH:$ROOTSYS/bin
export LD_LIBRARY_PATH=/home/chonan/root/lib:$LD_LIBRARY_PATH

最後に.bashrcを読み込む。
これでOKのはずだと思っていたら、以下のようなエラーが出て、FFT.Cがうまく動いてくれない。

dlopen error: /home/chonan/root/lib/libFFTW.so: cannot restore segment prot after reloc: Permission denied
Load Error: Failed to load Dynamic link library /home/chonan/root/lib/libFFTW.so
Error in <TVirtualFFT::FFT>: handler not found
(class TH1*)0x0
*** Interpreter error recovered ***

ここを参考に、以下のように打つ。

$ su
# chcon -c -v -R -u system_u -r object_r -t textrel_shlib_t /home/chonan/root/lib/libFFTW.so

これでcontextが変更できる。
contextについてはこちら

context of /home/chonan/root/lib/libFFTW.so changed to system_u:object_r:textrel_shlib_t

これでFFT.Cが走るようになる。

VMware ServerとVMware Player

Windows 7上のROOT(5.26.00)でFFTを使おうとしたところ、これが上手く動かない。
Tutorialディレクトリ以下の\fftにFFT.Cというのがあるが、実行するとlibFFTW.dllの読み込みに失敗する。
PATHを設定してもうまくいかないので、Linux環境を用意することを決断した。
Linux用に出来るマシンは無いので、LinuxはVMwareでWindows上で動かすこととした。

まずVMware Serverを落としてみた。
ダウンロードにはアカウントを作る必要がある。
インストールはブラウザ経由で行い、ついでゲストOSの設定を行う。
ここまでは上手く行くのだが、64bitのWindows 7だからかConsoleが出せず、ゲストOSのインストールが上手くいかない。

仕方がないので、VMware Playerにターゲットを変更した。
アカウントはVMware Serverのときに作ったのが使える。
VMware Player 3.0は64bitのOSにも対応している。
VMware Serverと同様の設定だが、こちらはブラウザを起動する必要もなく、日本語なので簡単だ。
昔はVMware Playerには入っていなかった、VMware Toolsも自動的にDLしてくれる。

ゲストOSにはScientific Linux(32bit)を選択した。
Red Hat Enterprise Linuxのクローンだということと、Fermi Labが管理していて信頼性が高いことが理由。
全てデフォルトでインストールしたが、デフォルトだとgccやEmacsが入らなくて驚いた。
Scientificな用途にそれでいいのか疑問だ。
ゲストOSの設定も基本的にはデフォルトだが、ネットワークはNAT接続とした。
VMware ToolsはVM(V)->VMware Toolsをインストールするを選ぶと、ゲストOSの/media以下にLinux版がダウンロードされていた。
これを解凍し、インストールすればいい。

2010/02/12

64bit OSあれこれ

T400sのWindows 7 64bit版を使ってみて、いくつか発見があった。
まず1番驚いたのが、AdobeのFlashが64bitのブラウザに対応していない(2010/02/12 00:00時点)ということ。
従ってIEではYouTube他の動画サイトで動画を見ることが出来ない。

次の驚きは、32bitのアプリでも64bit上で動作するものがあるということ。
アプリによっては、バイナリが64bitと32bit用で分けて用意されていることがあり、32bit版は64bitのOS上では動かないかと思いきや、そんなことはない。
従ってYouTubeを利用するには、32bitのブラウザをインストールし、そこにFlashのプラグインを入れればいい。

このようにアプリが32bitなのか、64bitなのかを常に意識しておく必要がある。
たとえばffdshowを利用する場合、64bitアプリ用と32bitアプリ用のどちらか、あるいは両方をインストールしておく必要がある。
上記のFlashにしても、今後64bit版が出たとして、IEで使う場合は64bit版を、他のブラウザ用に32bit版をそれぞれ用意しておく、ということになる。
ちなみにCygwin(1.7.1)とRoot(5.26)は64bit版OSにインストール可能で問題なく動作した。

2010/01/31

T400s到着

注文していたT400sだが、1/25(月)の午前中に届いた。
平日の午前中なので当然不在、1/30(土)の午前中に再配達と相成った。
構成は以下の通り。

インテル Core 2 Duo SP9600 プロセッサー (2.53GHz FSB=1066MHz L2=6MB)
Windows 7 Professional 64bit 正規版
14.1型液晶 WXGA+ LEDバックライト
Intel GMA 4500MHD
DDR3 4GB PC3-8500
英語キーボード
ウルトラナビ(トラックポイント+タッチパッド)指紋センサー付き
内蔵カメラ・モジュール
64GB ソリッドステートドライブ
DVDスーパーマルチ, ウルトラベイ・スリム
5 in 1 メディア・カード・リーダー
6 セル Li-Ion バッテリー
90W AC アダプター(標準添付)
内蔵Bluetooth
Intel WiMAX/WiFi Link 5150
Microsoft Office Personal 2007, Microsoft Office PowerPoint 2007 日本語版

とりあえずIntel SSDに換装するために、リカバリディスクを作る。
Windows 7を積んだマシンのリカバリーディスクの作成手順はここにある。
ThinkVantage tools->出荷時状態のリカバリー・ディスクと選択し、BootメディアとDataメディアを作る。
メディアを作る光学ドライブがオフになっているとドライブが選択できないので、ドライブを開閉させてONにしておく。
BootメディアはDVD1枚、DataメディアはDVD3枚になった。

リカバリディスクを作っておいて、SSDを換装する。
入っていたのはToshiba製の64GB。
換装するIntelのSSDにはドライブ挿抜用のシートが付いていないので、これにScotchのPV-1という両面テープを用いて、が入っていた帯電防止用の袋を切って作ったフィルムを貼り付けた。
普通のHDDとかが入っている袋と同じものだ。
使った両面テープは金属にも付くが、厚みが1.14mmもある。
買ったSSDは厚みが8mmタイプのため、ほとんどぴったり収まり、テープが入るスペースはほとんどないため、蓋の下の5mmほどのスペースを利用した。
換装後、作っておいたリカバリメディアを用いて、無事リカバリまで完了。

2010/01/23

Micro SATA SATA変換基板

IntelのSSD、X18-MはMicro SATAという規格なので、そのままだとSATAの規格のコネクタに挿すことはできない。
ところがMicro SATAという規格はあまり流行っていないためか、SATA用の周辺機器に比べて数が圧倒的に少ない。
Micro SATAをSATAに変換する基板かケーブルがあると、手持ちの裸族のお立ち台が使えるので探していた。
見つけた中で最も安いのがAREA製の
Amazonで700円。

これでX18-Mを実際につないで確認したり出来るようになった。
X23に繋いでみると、ディスクの管理でちゃんと149GBが未フォーマットの領域として見えた。
一方で肝心のT400sだが、1/20にようやく出荷メールが来た。
出荷のステータスによれば、すでに配達完了になっているが、まだ手元には届いていない。
すでに日本には着いているようなので、もうすぐだ。

2010/01/16

T400sのステータス

Lenovoの直販サイトでT400sを注文したのが、昨年末12/12。
ところが1ヶ月経っても何の音沙汰も無い。

注文のステータスはここから確認できる。
注文状況はここに書かれている流れの通り。
ステータスは1ヶ月以上前から"生産指示済"になっていて、出荷予定日は空欄になっている。
今後の見通しや、遅れている理由等の説明、出荷しました等のメールが一切来ないので、業を煮やして問い合わせをしてみた。
問い合わせはこちらの注文後の納期問い合わせのためのメールアドレス宛。
返信によれば、パーツの不足で出荷が遅れていて、出荷は1月末を目指しているとのこと。
このような件は検索してみると沢山出てくるので、自分だけではないようだ。
むしろすぐに発送されたという話があまり出てこない。
在庫管理ぐらいきちんとして欲しい。

それと今回初めて直販サイトを使ったが、これがかなり使いづらい。
1つ構成を変えるたびに読み込むので、表示が切り替わるのにタイムラグが発生し、イライラする。
さらに最初に選択できるモデルがいくつかあるが、この時点で割引率が決まるらしく、違うモデルで同じ構成にしてみても価格が同じにならない。
具体的には下位にオプションをつけて、上位の構成にしようとすると、下位のほうが高くなる。
それも万単位で額が異なる。
モデルごとに納期も書かれているのだが、不足していると思われるパーツのところに別に納期が書かれていたりする。
ちなみに自分の注文時には4週間以上と書かれていたものは無かったので、その後不足が出たのだろう。
つまり書かれている納期はその時点での在庫のみを反映したもので、注文数と在庫から出た数字ではないということなのだろう。

法人の客が中心なのだろうが、もう少し何とかしたほうがいいと思う。

2010/01/09

SSD到着

Amazon.comで買ったSSDが届いた。
Electronica Directで$709.99、日本円に直すと67477円。
これにShippingの費用が4689円($49.34)が乗っかって合計72166円($759.33)。
プラス輸入でかかる関税が1800円、着払い。

日本時間12/27に発注したところ、1/1に発送のメールが来た。
1/12着予定となっていたが、昨日到着。
不在だったので、再配達で本日着。
発送はUPS、Amazon.comからもElectronica DirectからもTracking IDが送られてきていたので、ステータスは常に確認できていた。

買ったのはX18-M、型番はSSDSA1MH160G101。
Intelの第1世代MLC、容量は160GB。
ファームウェアのバージョンは8820と記載されている。
最初のファームウェアが045C8820なので、これのことだろう。

開けてみて意外だった点が2つ。
1つ目はサイズ。
1.8インチのSSDは5mm厚だと思っていたのだが、届いたのは8mm厚。
IntelのSpecシートを見ると5mm厚の他にも8mm厚の図面が載っている。
ちなみに重さは実測で48.5g。
2つ目は黒く塗装されていなかったこと。
型番としては第1世代のはずなのだが、8mm厚だったからか。

こいつはThinkPad T400s用に調達したもの。
いずれにしてもT400sに搭載できれば文句はない。
1.8インチのHDDとほぼ同じ形状なので、問題はないだろう。
肝心のT400sは12/12に発注したのだが、4週間後の今になっても発送メールさえ来ていない。