2010/02/28

VMware ServerとVMware Player

Windows 7上のROOT(5.26.00)でFFTを使おうとしたところ、これが上手く動かない。
Tutorialディレクトリ以下の\fftにFFT.Cというのがあるが、実行するとlibFFTW.dllの読み込みに失敗する。
PATHを設定してもうまくいかないので、Linux環境を用意することを決断した。
Linux用に出来るマシンは無いので、LinuxはVMwareでWindows上で動かすこととした。

まずVMware Serverを落としてみた。
ダウンロードにはアカウントを作る必要がある。
インストールはブラウザ経由で行い、ついでゲストOSの設定を行う。
ここまでは上手く行くのだが、64bitのWindows 7だからかConsoleが出せず、ゲストOSのインストールが上手くいかない。

仕方がないので、VMware Playerにターゲットを変更した。
アカウントはVMware Serverのときに作ったのが使える。
VMware Player 3.0は64bitのOSにも対応している。
VMware Serverと同様の設定だが、こちらはブラウザを起動する必要もなく、日本語なので簡単だ。
昔はVMware Playerには入っていなかった、VMware Toolsも自動的にDLしてくれる。

ゲストOSにはScientific Linux(32bit)を選択した。
Red Hat Enterprise Linuxのクローンだということと、Fermi Labが管理していて信頼性が高いことが理由。
全てデフォルトでインストールしたが、デフォルトだとgccやEmacsが入らなくて驚いた。
Scientificな用途にそれでいいのか疑問だ。
ゲストOSの設定も基本的にはデフォルトだが、ネットワークはNAT接続とした。
VMware ToolsはVM(V)->VMware Toolsをインストールするを選ぶと、ゲストOSの/media以下にLinux版がダウンロードされていた。
これを解凍し、インストールすればいい。

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