2013/11/04

ロード乗り3ヶ月目突入

自転車を購入して約2ヶ月が経過、その間に自宅の周りを総計で200kmちょっと走った。
ロード乗りとしては全然少ないけど、雨が降らない週末限定、片道25kmほどなのでこの程度。
それでも色々なことが分かってきた。

僕が購入したDomaneシリーズの特徴はサドルの下、シートポストがしなるようにできている、という点にある。
このお陰で路面の振動が吸収されるらしい。
石畳のレースを勝つために開発されたものだそうだ。
でも普段乗っている時にはしなりは自分では実感できないし、Domaneの乗り心地が非常にいいとも特に思わない。
とりあえずお尻が痛くて仕方ないということにはなっていない。
ドロップハンドルにはなかなか慣れなくて、まだ立ち漕ぎがうまく出来ないし、下ハンは握るとまだ不安定な感じがある。
平均速度は結構出るという印象で、道路状況や信号に左右される部分が大きいけど、頑張ると平地でも短い間なら最高40km/h程度まで出る。
しかし最高速は思ったほどでもなくて、50km/hに届かない。

最初におすすめされた、CannondaleのCaad 10は後から調べた所、非常に良い評価を受けているモデルだった。
低価格のカーボンと比べると同価格帯のアルミのがよく走るのは知られている話で、Caad 10はアルミの中でも最高評価の1台。
マイナスポイントはBBが弱いのと、フレームがへたりやすい、そうだ。

Domane 4.3には前に2枚、後ろに10枚、合わせて20段のギアがある。
前が50-34T、後ろが12-13-14-15-17-19-21-24-27-30T。
前は数字が大きいほど重く、後ろは小さいほど重い。

ペダルと前のギアは同じペースで回るので、前のギアが1回転するとチェーンは前のギアの歯数分、50コマとか34コマ進む。
後ろのスプロケットは後ろのホイールとくっついているから、例えばチェーンで50コマ進むと、12Tなら4回転とちょっと、30Tなら1回転半とちょっと、それぞれ進む。
要はペダル1回転で後ろのホイールが何回転するか、というのが前後のギアの比で決まるわけで、ペダル1回転あたり進む量が大きいと使う力は大きくなるから、すなわち重いギアということになる。
ちなみに12-30Tはかなりワイドよりで、初心者向け。
前でも後ろでも重たいギアほど外側になるので、Domane 4.3の場合、前だと50T、後ろは12Tが一番外にある。
前を50Tのままで後ろを30Tにしたり、前を34Tのまま後ろを12Tにしたりするような場合、チェーンはかなり斜めになるが、これはよろしくないと購入時に聞いた。
Domane 4.3のギア比は以下のとおり。
フロントが50のアウターの時は、4.17--3.85--3.57--3.33--2.94--2.63--2.38--2.08--1.85--1.67。
フロントが34のインナーの時は、2.83--2.62--2.43--2.27--2.00--1.79--1.62--1.42--1.26--1.13。
ギア比のオーバーラップ部分では、ギアの歯の数が多いほうがいいのか少ないほうがいいのか、この点は諸説あるものの、数字だけ見ればどっちでも同じはず。
ワイド寄りのスプロケットのおかげで坂で軽いギアを選べる分、体感上はともかく定性的にはギア比の飛びが大きく、重複も大きい。

Domane 4.3のコンポーネントは105だけれど、どこのパーツにも105が使われているわけではなく、105以外のパーツも混在している。
クランクはR565、リアのスプロケットはTiagra(CS-4600)なので、前後のギアはどちらもシマノではあるけれども、グレードは105じゃない。
むしろ105なのは、シフターとブレーキ、前後のディレーラーだけ。
それとDomaneのチェーンが何を使っていたのか不明だけど、僕はチェーンが外れたときの修理に失敗して壊してしまったので、105のチェーン(CN-5701)を入れた。
10s対応のチェーンだったら何でも良かったのだけど、何故か105のチェーンのが、Tiagraのチェーンより安くて最安だった。

ハンドル、ステム、サドル、シートポスト、ホイール、タイヤはボントレガーという、トレック傘下の会社のパーツが使われている。
BBは規格が乱立していて、ここも自社規格。
クイックリリースもボントレガー製なので、ミノウラのディスプレイスタンドDS-30BLTが嵌まらないことに、買ってから気づいた。
タイヤには700x25Cというサイズのタイヤがついている。
一般にロード用は700x23cが一番多いようで、700が直径、25とか23は幅を意味しているので、Domaneはロードとして少し幅広のタイヤを履いている。
クロスバイクはもう少し幅が広くて、28cなどが一般的。

データ取得用のロガーにはRuntasticを使っているけれど、いまいちiPhoneのGPS精度がよろしくなさそう。
なので最高速度やルートのログの細部、獲得標高などはあまり信用出来ない。
これはiPhoneの限界からくるので、どのアプリを使っても変わらなそう。
今以上を求めるならば、ちゃんとしたものを買わなくてはならない。
なので、上記の速度は体感速度が正しくて、アプリが間違っている可能性もある。

とりあえず、追加でディスプレイスタンドと六角レンチは買った。
対して値の張るものでもないし、六角は他の使い道もありそうだったので。
ただ、必要な物はまだまだたくさんある。
ヘルメット、ウェア、グローブ、自賠責保険、携帯ポンプ、ボトル、ボトルケージ、タイヤレバー、交換用のチューブ、etcetc。
ペダルも今のままのフラットペダルだと力のロスが大きいみたいだけど、必要そうなものから少しずつ。

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