2012/04/28

T400s熱対策

このところT400sでYouTubeとかを見ていると、底面の温度がやたら熱くなることが気になっていた。
最近になってとうとうシャットダウンが起こるようになって、Core TempでCPUの温度をモニターしてみた。
するとアイドル時で約50度、動画を見ているとすぐに70度を超え、そこからもジリジリと温度が上がっていって、90度後半に達していたことが分かった。
それまでは音そのものが小さくて気づかなかったが、ファンの排気口に耳を近づけると回転の音に変なノイズが混じっていた。
ファンに埃が付着して、思ったようにファンが回らず、排熱がうまく行っていないのが原因と思われた。

そこで職場に自分のPCを持って行って、内部の掃除をすることにした。
T400sのファンは向かって左手の奥の角に配置されていて、KBDを外すとファンのモーター部分が上から見える。
開けてみると、細かいホコリがファンにびっしりとくっついていた。
ここにコンプレッサーを使って空気を吹きこんで、付着した埃を落とす。
あまり強烈にやってしまうと、ファンを壊してしまうので、はじめは遠目からやってみて、少しずつ近づける。
細いドライバーを突っ込んでファンを固定したり自由に動かしたりしながら空気を吹き込み、埃が出なくなったところで掃除終了。

Core Tempで見ると、一気に温度が下がっていた。
アイドル時で15度以上下がって35度ほど、YouTubeを見ても最高で55度前後に収まるようになった。
付着した埃を落とした時には、埃自体はそれほどの量ではないと思えたが、ファンにとっては大きな量だったようだ。
これで今年の夏を乗り切れる。