2007/04/25

レアゲーム

タクティクスオウガというゲームのファンだ。
もう10年以上も昔のタイトルで、はじめはSFC用のソフトとして発売された。
これが好評を博し、その後PSとSSにも移植されている。
ちなみに自分はPS版の廉価版を所持しており、いまだにプレイしたりする。

このゲーム、民族紛争をテーマにしており、分かりやすい正義というものが定義できない、というところが秀逸だ。
システム回りもよく練りこまれている。
ゲーム機の進歩は日進月歩であるから、次々と新しいタイトルやハードが生まれてきているが、自分は浅学にしてこれを越えるゲームを知らない。

このゲームを何気なくAmazonで調べてみて驚いた。
SFC版とSS版はそれこそ二束三文で売られているのだが、PS版は元の販売価格を超える値段がつけられている。
もう数が少なく、それでいて根強いファンがいて、なおかつ現行のハードでも動く、というのがその理由のようだ。

こういう何度もプレス可能なCD-ROMのゲームでも、稀少品として価値を持ち始めるということは驚くべきことだと思う。
製作元も今はなく、再販のメドも無いので、今後さらに価値が上がっていくかもしれない。

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