2007/05/10

Microsoft Update無限ループ

ThinkPad X23のWindows2000では自動更新の設定をONにしているので、毎月のパッチは手動更新を忘れていても、勝手に落としてきてくれる。
これらのパッチは自動ではインストールしないようにしていて、パッチを落としてくると、ツールバーの右下にそれを知らせる表示が出る。
これをインストールするのだが、今月は何度インストールしても、その流れが終わらない。
怪訝に思って調べてみると、KB832894というIE6関係のパッチが何度も適用されつづけていた。
以前、ThinkPadを購入したときにも似たような症状に悩まされた記憶があったのだが、すっかり忘れていたので、改めて調べた。

が、同一の事例が調べた範囲では見付からなかった。
KB832894というのは2004年の日付になっており、問題が報告されてはいたが、その後対処されていた。
報告された問題も今回の無限ループとは関係なかった。
もう少し調べると、832483というパッチで今回の無限ループと同じ症例を発見した。
そこではMDACのバージョンが問題だということだった。

MDACというのはMicrosoft Data Access Componentsというのの略で、そのバージョンはレジストリエディタで確認可能だ。
「ファイル名を指定して実行」からregeditと打ち込めば、レジストリエディタが起動する。
そのなかのHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\DataAccessを選択する。
そのFullInstallVerのバージョンがMDACのバージョンだ。

これが最新ではなかったので、最新のMDACをダウンロードしてインストールし、改めてパッチを適用した。
MDACのインストールを完了するには再起動が必要だったので、最後に再起動してやったら、Updateのループから抜け出すことが出来た。

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