PDFを作ったり、編集したりするソフトといえば、Adobe Acrobatだが、Standardでさえ30000円以上する。
Adobe Acrobat 7の頃、Elementというのが出来て、PDF化とちょっとした編集が出来て10000円以下、というのがあったが、それ以降消滅してしまった。
ちなみにTeXはdvipdfmxでPDF化出来るし、Open OfficeとかStar suiteとかは直接PDFにエクスポートできるが、編集できない。
自分が求める機能は、PDF作成、結合+分割、ページの回転。
作ったファイルに広告が入ったりするものや、日本語フォントで文字化けしたりするのは論外。
純正品はお高いので、フリーでPDF化するツールを探すと、これが結構いっぱいある。
しかしたったこれだけの条件に、適合するソフトは、自分の調べた範囲では1つもなかった。
圧倒的に多いのが、プリンタとして動いて、PDFを作成するだけのソフト。
あるいは結合するだけ、分割するだけ、回転するだけのソフトがそれぞれある。
広告が入ってしまうのも結構ある。
色々と調べた挙句、自分にはPDF reDirectがベストだという結論に達した。
PDF reDirectは作成と結合が出来るソフトで、広告無しの日本語OK。
メニュー等の日本語化は出来ないようだ。
PDF reDirectはここから落としてくる。
インストールは言語を選択可能だが、日本語はないので英語。
実行すると、途中でWindowsでは認証されていないプリンタドライバを入れる許可を求めてくる。
これを許可しないで、もたもたと注意書きを読んでいたら、インストールに失敗した。
気を取り直し、再実行して、ドライバにもOKを押すと、インストール完了。
作成は印刷でプリンタにPDF reDirect v2を選べばよいだけ。
もっさりとだが、勝手にPDF reDirectのUIが立ち上がる。
画質、カラー、ページの回転、保存場所、ファイル名を指定できる。
日本語や全角数字もファイル名にしてOKで、暗号化も出来る。
保存場所はFoldersの中の好きなフォルダを選べばよい。
結合はPDF reDirectを立ち上げる必要がある。
プログラムから立ち上げ、Foldersで結合したいファイルの場所に行くと、Filesというところに勝手にPDFが読み込まれる。
これをドラッグ&ドロップでMerge Listに入れて、上と同様に画質やら何やらを指定し、Saveを押す。
これだけのことがフリーで出来るのは、自分が知る限りPDF reDirectだけだ。
デフォルトでFoldersが毎回デスクトップに戻ることと、結合するファイル名がもとのファイル名になっていること、いちいちプレビューを読み込もうとすることの3点が気になるが、おおむね満足。
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